夜頻繁に起きるようになった生後5ヶ月赤ちゃん💦対応の仕方
公開日:2025/1/29
最終更新日:2025/9/1

夜頻繁に起きるようになった生後5ヶ月赤ちゃん💦原因と対策まとめ
生後5ヶ月の頃になると、夜に頻繁に起きるようになり、「夜中に何度も起こされてまとまって眠れない」「泣き止まず対応がわからない」「寝不足でつらい」と感じるママも多いもの。この記事では、発育の様子から考えられる原因と、家庭でできる対策、受診の目安までわかりやすくまとめます。
生後5ヶ月の赤ちゃんが夜中に頻繁に起きる主な原因
発達とメンタルリープによる睡眠サイクルの変化
生後5ヶ月頃は、睡眠のリズムが大人に近づく過程で浅い眠りに移行しやすく、目覚めが増えることがあります。いわゆるメンタルリープ(脳の飛躍的な成長)により、感覚・認知の発達が活発化する時期とも重なります。
- 4回目のメンタルリープ(生後4〜5ヶ月)については、解説記事「4回目のメンタルリープ(生後4、5ヶ月)の変化と期間を含めて徹底解説」
- メンタルリープの基礎は「メンタルリープとは?赤ちゃんの成長と上手な付き合い方」
授乳(母乳・ミルク)との関係
夜間にこまめに飲む習慣がついていると、目が覚めやすくなることがあります。少しずつ間隔をあけたり、就寝前の授乳量・タイミングを見直すと、まとまって眠れるヒントになることも。
寝返り・日中の刺激や活動量の増加
寝返りが始まる時期。日中の運動量や新しい体験が増えると、興奮して寝つきが不安定になることがあります。
生活環境(室温・寝具・季節の変化)
室温や布団の変化、季節の移ろいなどの小さな環境要因が眠りを浅くすることも。目安として20〜22℃前後・明るさは控えめで静かな環境を心がけましょう。
夜中に頻繁に起きるのは病気?受診した方が良い症状とは
多くは成長の一環ですが、以下の症状がある場合は小児科の受診を検討しましょう。
- 発熱・ぐったりしている
- 水分や母乳・ミルクの摂取が明らかに少ない
- 嘔吐や下痢を繰り返す、尿が少ない
- 呼吸が苦しそう、いつもと様子が違う
参考:こどもの救急:赤ちゃんが泣き止まないとき(受診目安チェックリスト付き)
「夜泣き」との違いは?生後5ヶ月の夜中起きとの見分け方
夜中起きは環境や授乳間隔、発達変化に反応して起きることが多い一方、一般に言われる夜泣きは明確な理由が見当たらず、抱っこや授乳でも落ち着きにくい持続的な泣き方を指すことがあります。いずれも成長の過程で多くの子に見られるため、過度に自分を責めず、できる工夫から取り入れていきましょう。
参考:厚生労働省:赤ちゃんが泣き止まない
生後5ヶ月の夜中起きはいつまで続く?終わりの目安
個人差はありますが、生活リズムや寝る前の流れ(ルーティン)が整ってくる6〜7ヶ月以降に落ち着くケースも。月齢や発達によって波があるため、「少し良くなったらまた戻る」などの揺り戻しも珍しくありません。焦らず、できることを一つずつ積み重ねていきましょう。
生後5ヶ月の夜中起きに試したい解決策
睡眠環境を整える(室温・照明・寝具)
- 室温の目安は20〜22℃、薄手で動きやすい寝具を選ぶ
- 入眠前は照明を落とし、テレビや強い音を避ける
- 寝返りが増えてきたら、スリーパー等で布団のはだけ対策
寝る前のルーティンをつくる
毎日同じ手順(お風呂→着替え→部屋を暗く→寝かせてトントン等)で安心感を。
参考:「生後5ヶ月の赤ちゃんにおすすめの1日のルーティンとは?」
授乳タイミングの工夫(夜間授乳を徐々に減らす)
毎回の夜間授乳で目覚めとセットになっている場合は、少しずつ間隔をあけたり、就寝前の授乳の量・時間帯を見直してみましょう。
抱っこ以外の対応法(トントン・声かけ・スリーパー)
すぐに抱き上げず、まずはトントンややさしい声かけで落ち着けるかを試してみる。少ない刺激で再入眠できることもあります。
日中の活動を充実させる(外気浴・遊び・適度な運動)
日中の活動と日光は体内時計を整える助けになります。
関連読み物:「生後4ヶ月の激しいぐずり・夜泣きでボロボロな子育てを幸せな思い出に変えた体験談」
もうすぐハーフバースデーの準備にも◎
生後5ヶ月は、がんばりがグッと大きい時期。6ヶ月の「ハーフバースデー」という節目を、可愛い写真で残すご家庭も増えています。
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実際のママ体験談|夜中に起きる生後5ヶ月への対応例
医師に相談して大丈夫だとわかった
5ヶ月に入って2時間おきに起きる日が続き、心配で小児科に相談。「この時期は発達の影響でよくある」と言われ、気持ちがラクになりました。
授乳間隔の調整+スリーパーで改善
就寝前の授乳を見直し、夜間は少しずつ間隔を延ばしたら、まとまって眠れる日が増えました。布団のはだけはスリーパーで解決。
泣き止まず抱っこで乗り切った日も
どうしても泣き止まない日は1時間以上の抱っこでヘトヘトに。同じ月齢のママの声を読んで「自分だけじゃない」と救われました。
「夜起き=成長の証」と捉え直せた
寝返りや声出しが増えて、夜起きも成長の証と前向きに。振り返ると、頑張った日々も大切な思い出です。
まとめ:夜中に頻繁に起きるのは成長の証。ママも安心して対応を
生後5ヶ月の夜中起きは、メンタルリープや睡眠サイクルの変化、日中の刺激など複合的な要因で起きやすいもの。受診目安を押さえつつ、環境調整・ルーティン・授乳タイミング・日中活動の見直しから少しずつ取り入れていきましょう。焦らず、できることを一つずつで大丈夫です。
※医療情報は一般的な解説です。お子さまの状態に不安がある場合は小児科でご相談ください。参考:こどもの救急:赤ちゃんが泣き止まないとき(受診目安チェックリスト付き)
よくある質問(FAQ)
生後5ヶ月の夜中起きはいつまで続きますか?
個人差はありますが、生活リズムや寝る前のルーティンが整う6〜7ヶ月以降に落ち着くケースが多いです。発達の波で一時的に戻ることもあるため、焦らず少しずつ整えていきましょう。
受診した方がよい症状の目安は?
発熱・ぐったりしている・母乳やミルクの摂取が極端に少ない・嘔吐や下痢を繰り返す・尿が少ない・呼吸が苦しそう・いつもと様子が違う、などは受診を検討しましょう。参考:こどもの救急:赤ちゃんが泣き止まないとき(受診目安チェックリスト付き)
“夜泣き”と同じですか?違いはありますか?
夜中起きは環境や授乳間隔、発達変化に反応した目覚めが多い一方、夜泣きは明確な理由が見当たらず、抱っこや授乳でも落ち着きにくい持続的な泣き方を指すことがあります。どちらも成長過程で見られます。
家庭でできる具体的な対策は?
- 室温20〜22℃・暗めの照明・静かな環境に整える
- 毎晩同じ手順の入眠ルーティンを固定する
- 就寝前の授乳量・タイミングを見直す/夜間授乳の間隔を徐々に延ばす
- すぐ抱き上げずトントン・声かけで再入眠を促す
- 日中の外気浴・遊びで活動量と体内時計を整える
寝返りを始めてから起きやすくなりました。どうすれば?
寝返り期は興奮しやすく眠りが浅くなりがちです。安全な寝具選び(スリーパー等で布団のはだけ対策)、就寝前の刺激を減らす、日中に十分な運動と外気浴を取り入れる、といった調整が有効です。
授乳(母乳・ミルク)は夜中起きと関係しますか?
毎回の夜間授乳が目覚めと結びついている場合、少しずつ間隔をあけたり、就寝前の授乳の量・時間を見直すと、まとまって眠れる習慣づけにつながることがあります。
頑張っている今を前向きな思い出に残すには?
6ヶ月のハーフバースデーは節目の記念に最適。写真やベビーアートで今だけの姿を残すと、夜中起きの大変な時期も前向きに捉えやすくなります。▶︎ ハーフバースデーの撮影会