離乳食・幼児食の進め方でわからない&困るを解決するベストな方法
離乳食は作るのが負担!遊び食べや偏食で大丈夫かな?と心配のママさんへ、近年の研究報告を踏まえ、離乳食や食事の進め方でのわからないことや困りごとを解決するベストアンサーを紹介します。
離乳食の目的と離乳食開始から完了までのステージ
最初に離乳食の目的や、子どもの月齢ごとのステージを紹介します。
離乳食の目的
授乳・離乳食のガイドによると3つのポイントが目的と言われています。
「母乳やミルクだけで足りない栄養を補うこと」
「母乳やミルクから食物をかみつぶして飲み込むことへの移行」
「自ら食事をとっていく自立した摂取行動へ移行」
離乳食&幼児食のステージ
それぞれのステージは、
離乳初期:生後5〜6ヶ月頃
離乳中期:生後7〜8ヶ月頃
離乳後期:生後9〜11ヶ月頃
離乳完了期:生後12〜18ヶ月頃
ただし、あくまで目安です。
子ども一人一人発育の様子を踏まえての判断が必要です。
安心して進めるには、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。
※参考文献:厚生労働省 2019年「授乳・離乳の支援ガイド」
離乳食の進め方などや食事の場面で困っていること
離乳食を用意したりする上でや食事の場面での困りごとの調査です。
これから離乳食を始めるママさんやパパさんに知っておいていただきたいです。
離乳食で困っていること
作るのが負担、大変 33.5%
もぐもぐ、かみかみが少ない 28.9%
食べる量が少ない 21.8%
食べものの種類が偏っている 21.2%
食べさせるのが負担、大変 17.8%
母乳やミルクと離乳食のバランスがわからない 17.1%
食べるのをいやがる 15.9%
母乳やミルクをよく飲み離乳食がなかなか進まない 12.6%
食べる量が多い 5.5%
作り方がわからない 5.3%
開始の時期がわからない 3.5%
食べ物をいつまでも口にためている 3.0%
相談する人がいない、もしくはわからない 1.0%
相談する場所がない、もしくはわからない 0.7%
その他 4.6%
特にない 25.9%
※参考文献:厚生労働省 2019年「授乳・離乳の支援ガイド」
食事で困っていること
遊び食い 45.4%
偏食する 34.0%
むら食い 29.2%
食べるのに時間がかかる 24.5%
よく噛まない 20.3%
ちらかし食い 17.7%
口から出す 15.1%
小食 14.9%
食べすぎる 8.2%
食欲がない 4.6%
早食い 4.5%
※参考文献:厚生労働省 「平成17年度乳幼児栄養調査」
追加で「食事で困っていることない」と回答した方が、昭和60年で23.0%だったのに対し、平成17年は13.1%と減少していました。
つまり、20年間で子供の食事に関して困っている人は増えているのです。
離乳食の1回食・2回食・3回食・完了食ごとの悩みの変化
- 1回食期では、
- 2回食期では、
- 3回食期では、
- 完了期では、
離乳食の開始時期や分量、固さや形状、味付けなど離乳食の調理形態や与え方など基本的な知識や技術の不足による悩みと、食べない、小食などの離乳食の食欲に関する悩みが特に多い。
1回食期同様の悩みに加え、栄養バランスや献立の偏り、アレ ルギー対応の悩みが挙がった。
1・2回食期と悩みの内容や順位が異なり、栄養バランスや献立の偏りが特に多かった。また、ムラ食いや噛まない、好き嫌いなど食べ方や食べ物の好みに関する悩みが挙がった。
遊び食べ、好き嫌い、むら食い食べすぎなどの食べ方や食べ物の好みが、特に多く挙がった。
※参考文献:1歳半健診受診者の母親を対象とした離乳食に関する実態調査 天野信子
お住まいの地域で離乳食についての困りごとを相談できる場所
最近はインターネットのブログやYoutubeなど動画コンテンツで離乳食についての困りごとを解消するため情報収集するケースも増えていると思いますが、
離乳食や食事の進め方については、困りごとの内容自体がお子さん一人一人でも違うため、ベストアンサーを得るには、専門家に直接相談しに行ける場所に足を運ぶのが一番良い方法です。
・病院など医療機関
・保健所(4ヶ月・7ヶ月健診など)
・児童館など
・親子サロン
・個人講師が開催の離乳食や幼児食の講座
今回は、その中でも
「親子サロン」「個人講師が開催の離乳食や幼児食の講座」
について詳しくご紹介します。
親子サロンで子育てのちょっとした悩みの解消や安心できるつながりを得ながら解決!
最近、全国各地で親子サロンがたくさん存在しています。
親子サロンは、
- 子育て中のママが赤ちゃんと一緒に安心して参加し、思いっきり楽しめる工夫をしていて
- 専門家であり、先輩ママでもある講師とのつながりが持て
- 他の参加者とのつながりも作れて
- 自分ではネットで調べるには限界あるし、ちょっとしたことだけどめちゃ重要な情報が聞ける
そんな場になっていることが多いです。
例えば、
「この地域でお出かけするのってどこが良い?」
「この地域の保育園が◯◯は□□をこだわってて、別の園では〜」みたいな情報
などなど知れて本当に良かった!って参加者から感想をいただくことが多いです。
子どもがいない時にイベント参加なさった経験のある人でも、想像できないほど嬉しいリフレッシュ体験ができたという方もいらっしゃいます!
離乳食や幼児食の認定資格講師が提供するイベントで解決!
最近は、離乳食幼児食に関する認定資格を提供する団体も数多く存在しています。
- 離乳食アドバイザー
- 一般社団法人日本幼児食協会
- 離乳食マイスター
- 日本離乳食・小児食育学会
- 日本インストラクター技術協会(JIA)のベビーフードインストラクター
- 乳幼児食指導士
- だしママ講師
- ベビーフードコンサルタント
- 食育栄養コンサルタント
まず大前提に、日本の離乳食と赤ちゃんの健康状態に関することですが、
発端は、1958年から日本政府が主導で「乳幼児の離乳時期の病気や死亡を減らすための取り組み」で、改善し続けられています。
その結果、赤ちゃんの死亡率は昭和30年で39.8%だったのが、平成21年では2.4%まで減少しています。
この数字は、世界でもトップクラスの低い数字です。
その上で、現代は離乳食や食事の際の困りごとの内容が多様化しています。
保健所などの対応で、多様化している困りごとの解決をカバーできてないところを補うように、さまざまな資格が提供されています。
離乳食・幼児食の講師のほとんどは
「自分の子育て体験で困った離乳食・幼児食の悩みを解決するお手伝いしたいという想い」
で資格をとって講座を開かれています。
そのため、講座は一方的に情報を伝える講義形式でなく、
参加者に悩みを聞きながら丁寧に解決していくスタイル
をとっていることも多いです。
最近はYoutubeなど動画コンテンツで情報を得られることも多いですが、
私の悩みに真っ直ぐ答えてもらえるのはリアル講座が一番オススメです。
ネットで簡単に情報を得られる時代ですが、リアルイベントに参加するからこそ、
- 私の悩みに最適な答えを専門家から聞ける
- 同じ月齢のママとのつながりがすごく楽しい
- 子育て・家事から一瞬でも解放される機会が本当に嬉しい
など、さまざまな嬉しいことを一気に味わえるので、ぜひ一度お近くの親子サロンや離乳食・幼児食の講座へ参加してみてください。
<参考文献>
離乳食、幼児食に関する研究 今村栄一 (1991) 平成3年度厚生省心身障害研究
平成22年版 子ども・若者白書 内閣府
離乳食・幼児食についてや食事の際の困りごとはマザネのイベントがおすすめ
東京都品川区のマザネでは、
離乳食や食事の際の困りごとなど気軽に話しやすい「離乳食お話会」や、「離乳食・幼児食講座」を用意しています。
離乳食・幼児食に関する認定講師であり先輩ママでもある方が主催のイベント・講座ですので、教えていただける内容も安心できます。
ご興味ある方は、ぜひ一度、イベント情報やマザネへお問い合わせください。
- お話を楽しみながら離乳食の困りごとを解決したい方は離乳食のお話し会
- 幼児食のレシピなどしっかり学びたい場合は幼児食移行期の献立づくり☆ポイント講座☆
- 開催イベントの情報をインスタでチェックしてみてください! コチラ
記事を担当した人
お読みいただき、ありがとうございました。
何を隠そう、私自身が妻にたくさんの負担を背負わせてしまい産後クライシスと呼ばれる状態に陥りました。
この反省を活かし、1人でも多くのパパさん、ママさんが同じ苦しみを味わって欲しくないという思いで、本記事を書きました。
説明不足や、認識違いなどもあるかもしれませんが、
その前提にある、1人でも楽しく幸せな子育て期を過ごすパパさんママさんが増えることを願っているという気持ちを感じ取っていただければ幸いです。
また、品川区、京急本線「立会川駅」近くに私たちのお店がありますので、
お気軽にぜひ一度お立ち寄りください。
みなさまの幸せな暮らしを、心より願っております。
Mother Nature’s Son さわだひろあき |
子育ては、ママも”わたし時間”を目一杯楽しむのが新常識!
初めての子育ては、わからないことだらけ。
何かと不安になりがちだったり。
ですが、赤ちゃんはママが幸せになってほしいと心から願っていると私たちは思っています。
そして、育休中は、一時的にママご自身の”わたし時間”を自由に取れると〜っても貴重な時期だと思いませんか?
我が子にも、人生は楽しく幸せに過ごしていけるんだよ!というのを、大きくなるのがより一層楽しみになるように、ママ自身が”わたし時間”を楽しみんでいきませんか?
ママの幸せは、赤ちゃんの幸せであり、ママと赤ちゃんの幸せがパパの幸せでもあります!!
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