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生後5ヶ月の記憶力は?育む関わり方・おもちゃ・絵本のおすすめ

生後5ヶ月の記憶力は?育む関わり方・おもちゃ・絵本のおすすめ

生後5ヶ月の赤ちゃんは、少しずつ記憶力が発達してきています。急激に発達が進む時期でもありますので、モンテッソーリ教育やシュタイナー教育の視点での関わり方や、おすすめおもちゃとその遊び方、おすすめ絵本について紹介します。

生後5ヶ月の赤ちゃんの記憶力はどの程度ですか?

赤ちゃんの時は、右脳を活発に使いながら暮らしていると言われています。
そして、生後5ヶ月になると、赤ちゃんの記憶力は急速に発達してきます。この頃は、

  • ママやパパの顔を覚えています
  • ママやパパの顔をしっかり覚え、見知らぬ人と区別することができるようになります。

  • 日常のルーティン
  • お風呂や授乳などの決まった流れを記憶し、次の行動を予測することができます。

  • 短期記憶
  • 「今からこのおもちゃがかくれんぼするよ〜」
    と見せながら、話しかけながらそのおもちゃを隠しても、子どもはそれが隠れていることを覚えていられます。
    少し前に見た動きを真似することもできますので、遊びのバリエーションはさらに広げられます。

  • 長期記憶
  • 数週間にも及ぶ長い期間覚えている力も発達してきています。
    そのため、ママやパパとそれ以外の方の顔の違いもわかるようになりますし、
    日常ルーティンも、さらにはよく聞く音楽なども覚えます。

    そのため、音楽に合わせながら一緒に楽しむベビーリトミックはこの時期からとっても発育に良いとされます。

生後5ヶ月の赤ちゃんの記憶力を伸ばすためにできること

モンテッソーリ教育の観点では?

モンテッソーリ教育では、赤ちゃんの自発的な探求心を大切にします。記憶力を伸ばすためにできることは、

  • 繰り返しの体験
  • 同じおもちゃで遊ぶ、毎日決まった時間に絵本を読むことで記憶を強化します。

  • 触覚を刺激する
  • さまざまな素材の布や木のおもちゃに触れることで、感覚的な記憶が発達します。

シュタイナー教育の観点では?

シュタイナー教育では、五感を大切にしながら記憶力を育てます。

  • リズムのある生活
  • 決まった時間に授乳や寝かしつけを行うことで、赤ちゃんの安心感が高まり、記憶が定着しやすくなります。

  • 自然素材のおもちゃ
  • 木や布などの自然素材のものを使い、感覚的な経験を増やすことで、記憶の力を強化します。

生後5ヶ月におすすめな知育おもちゃと遊ぶ時の関わり方

子どもは遊びの中で、さまざまなことを学び経験して、すくすくと育っていきます。
よく遊ぶことが、記憶力を伸ばすことにもつながっていくと言っても過言ではないと言えます。
基本的には、繰り返しの中で育っていくので、奇抜な遊び方などを考える必要まではないです。

欲を言えば、おもちゃを一人でたっぷり遊んでくれる「ひとり遊び」が上手だといいのですが、子供によって個人差があります。
少しでも、ひとり遊びをできるようになる関わり方の工夫もセットでお伝えします。

  • 布絵本
  • カラフルなイラストや仕掛けのある布絵本は、視覚と触覚を刺激しながら記憶力を育てます。

    子供が一人でめくったり触って遊べる、色々な素材や仕掛け(めくり、触り心地の違い、音など)があると良いです。

    <遊び方>

    1. 最初は一緒に
    2. 最初はママやパパが一緒に布絵本を読み聞かせたり、仕掛けを触って見せたりして、遊び方を教えてあげましょう。
      赤ちゃんが布絵本で遊んでいる時に、「これは〇〇だね」「面白いね」などと声をかけてあげると、赤ちゃんは喜びます。

    3. 自分で手を伸ばし、触り出したら、自由にさせる
    4. 赤ちゃんが自分で布絵本を触ったり、めくったり、舐めたりするのを自由にさせてあげましょう。

    5. 一人で遊び始めてからも声かけ
    6. 赤ちゃんに、「面白い感触だね」「そんな風にもなるんだ」と声掛けして、赤ちゃんを見守り、楽しさに共感します。

  • オーボール
  • 指でつかみやすく、触覚と視覚を同時に刺激するため、記憶力の発達に役立ちます。

    <遊び方>

    1. 最初は、興味を引く
    2. まずはママがオーボールを持って、赤ちゃんの目の前で揺らしたり、転がしたりして興味を引きましょう。
      「カシャカシャ鳴るね」「これは赤いボールだよ」など、言葉をかけながら遊ぶと、音と視覚の記憶を結びつけられます。

    3. 次に、触らせ、持たせてみる
    4. 赤ちゃんにオーボールを触らせ、感触や形を楽しませましょう。
      だんだんと、自分で自然に握れるように促してみましょう。
      カラカラ降って、音が鳴ることも教えて楽しんでみます。

      そうすると、だんだん自分で手に持ってカラカラ振ったりして、自分で遊べるようになっていきます。

  • 歯固めアイテム
  • 最近の歯固めアイテムはカラフルで、さまざまな素材の組み合わせもあるので、楽しめます。
    また、早い子では歯が少しずつ生え始めたり、その準備で歯茎が痒かったりして、歯固めアイテムが役立ちます。

    <遊び方>

    1. 最初は、興味を引く
    2. 最初は、歯固めを見せながら、「綺麗な色だね〜、面白いね〜」と声かけながら子供に見せていきます。

    3. 次に、触らせ、持たせてみる
    4. 歯固めアイテムを実際に触ってもらい、にぎにぎしたり、お口に咥えてはむはむしたりして、感触を楽しんでもらいます。
      もし、歯固めの一部に動物などのモチーフがある場合は、
      「うさぎさん、いるね〜」
      などと声かけながら接していくのも良いと思います。

      子どもの中で、色々と試して遊んでいくようになります。

    生後5ヶ月におすすめな絵本

    音に関する記憶力を伸ばしたい場合

    『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ著):さまざまな音の擬音語が楽しめ、音を記憶する力を養います。

    『いないいないばあ』(松谷みよ子著):繰り返しのリズムが記憶に残りやすく、赤ちゃんが楽しめる内容です。

    情緒に関して伸ばしたい場合

    『おつきさまこんばんは』(林明子著):夜の静かな時間に読むことで、安心感を育てながら記憶に残りやすくなります。

    『だるまさんシリーズ』(かがくいひろし著):ユーモラスな展開と親しみやすいリズムが、楽しい記憶として残ります。

    まとめ:できることの増えてきた生後5ヶ月期を楽しんでください

    生後5ヶ月の赤ちゃんの記憶力は、音や視覚、触覚を通じて発達します。
    繰り返しの体験や安心できる環境を整えながら、適切なおもちゃや絵本を活用することで、赤ちゃんの記憶力を効果的に育むことができます。
    毎日の関わりを大切にしながら、赤ちゃんの成長を楽しんで行ってください。

    また、最近は、生後6ヶ月をハーフバースデーとしてお祝いを楽しむ家族も増えています。
    大人気なのが、成長の記録をかわいく残せるハーフバースデーの撮影会!

                                           
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