新生児が急にギャン泣きするのはなぜ?寝ない理由と対応策
公開日:2025/3/14
最終更新日:2025/8/26

新生児が急にギャン泣きするのはなぜ?寝ない理由と対応策
生後3週目の赤ちゃんが突然激しく泣き出し、なかなか寝付かない――初めての育児でこのような状況に直面し、不安や戸惑いを感じているママも多いのではないでしょうか。実は、この時期の赤ちゃんの泣きや寝ぐずりには、成長過程における特有の理由があります。本記事ではその理由と、対応の仕方を先輩ママの体験談を交えながら解説します。
初めての育児は不安も多いですが、その分ひとつひとつの成長が大きな喜びになります。「泣いてばかりの新生児期を乗り越えた思い出を、6ヶ月の記念に残したい」と考えるママには、ハーフバースデー撮影会も人気です。
新生児が寝ない・泣き止まないのは普通?生後3週目の原因と対策まとめ
新生児が生後3週目で寝ない・泣き続ける原因とは?
「魔の三週目」とは?
生後3週目になると、赤ちゃんは成長の一環として急に泣くことが増えることがあります。これは「魔の三週目」とも呼ばれ、多くのママが経験する現象です。赤ちゃんの脳や神経系が急成長する時期であり、刺激に敏感になったり、不快感を強く感じたりすることが増えるため、急に泣き続けることがあります。
赤ちゃんが泣く主な理由
- 空腹:母乳やミルクが足りていない場合に泣きます。頻回授乳を意識しましょう。
- オムツの不快感:濡れたり汚れたりすると気持ち悪くなって泣くことがあります。
- 眠気:うまく眠れないと、眠たいのに泣くことがあります。
- 環境の変化:暑すぎる、寒すぎる、音がうるさいなど、周囲の状況が影響することも。
コリック(黄昏泣き)について
コリックとは、特に夕方から夜にかけて理由もなく長時間泣き続ける現象のことを指します。医学的には明確な原因が特定されていませんが、胃腸の未熟さや感覚過敏などが関係しているとされています。
詳しくは、海外の医療機関による解説も参考になります:Mayo Clinic|Infant Colic
先輩ママの体験談
「毎晩決まって夕方になるとギャン泣きしていたので、何をしてもダメで困っていました。でも、部屋を暗くしてホワイトノイズを流しながら抱っこすると、少しずつ落ち着くことが増えました。」(20代ママ)
医師に相談・受診を検討すべき症状は?
赤ちゃんが泣き続けても多くは成長過程の一部ですが、以下のような場合は小児科の受診を検討しましょう。
- 38℃以上の発熱がある
- 授乳してもほとんど飲まない
- 呼吸が苦しそう・顔色が悪い
- 嘔吐や下痢が続く
- 泣き方がいつもと明らかに違う
詳しくは日本小児科学会|こどもの救急や、厚生労働省 子どもの健康情報もご覧ください。
先輩ママの体験談
「泣き方が普段と違って顔色も悪かったので、念のため夜間救急に行きました。結果は問題なしで“成長過程のひとつ”と説明されて安心しました。迷ったら受診していいんだと実感しました。」(20代ママ)
新生児がなかなか寝ないときの理由と効果的な寝かしつけ方法
新生児の睡眠サイクルの理解
新生児は大人のような規則的な睡眠リズムがまだ整っていません。浅い眠りが多く、睡眠サイクルも短いため、ちょっとした刺激で目が覚めてしまいます。夜に何度も起きるのは自然なことなので、無理に長く寝かせようとしなくても大丈夫です。
先輩ママの体験談
「夜中に1時間おきに泣いて授乳を繰り返す日が続き、寝不足でフラフラになってしまいました。夜間は夫にオムツ替えを頼み、授乳だけ私が担当するようにしたら、少しだけ眠れる時間が増えて気持ちが楽になりました。」(30代ママ)
寝かしつけの具体的な方法
- おくるみを使う:赤ちゃんが安心するため、適度に包んであげると効果的。
- 授乳やおむつ替えのタイミングを調整:寝る前に満足できるように調整。
- ホワイトノイズの活用:心音や雨音などの単調な音が赤ちゃんの眠りを助けます。
先輩ママの体験談
「抱っこしても寝なかったので、おくるみを使ってみたらすんなり寝てくれるようになりました!寝かしつけの時間が短縮されて、夜の負担が軽くなりました。」(20代ママ)
環境を整えるポイント
- 室温を適切に保つ(20~22℃が目安)
- 暗めの照明にする
- 静かな空間を作る(テレビの音を小さくするなど)
▶️新生児でねんねトレーニング(ネントレ)に興味がある方は「新生児のネントレはいつから?魔の3週目のギャン泣きを軽減する方法」をご覧ください。
ママのメンタルヘルスと家事・育児の両立
産後のメンタルケアの重要性
育児の疲れや睡眠不足が続くと、産後うつのリスクが高まります。以下のような兆候がある場合は、無理せず周囲に相談しましょう。
- 強い不安感や涙もろさ
- 食欲の低下
- 絶望感が続く
家事と育児を両立するための工夫
- 時短家電を活用する(食洗機、ロボット掃除機など)
- 夫や家族にサポートを頼む
- 完璧を目指さず、「できる範囲でOK」と考える
先輩ママの体験談
「毎日家事も完璧にこなそうとしていたけど、無理がありました。今は料理は冷凍食品を活用して、掃除はロボット掃除機におまかせ。パートナーと協力して乗り越えています!」(20代ママ)
先輩ママの体験談
「私が泣き声に疲れて泣いてしまったとき、夫が“今日は俺が抱っこしてみるよ”と言って交代してくれました。夫婦で協力することで気持ちも落ち着き、“一緒に育てている”という安心感が生まれました。」(20代ママ)
▶️生後2ヶ月で辛くて大変だった子育てを変えた体験を紹介「夫の帰り遅く実家が遠い、辛すぎる生後2ヶ月の子育てを変えた体験」
周囲のサポートを得る方法
- 地域の育児支援センターを活用する
- SNSで同じ悩みを持つママとつながる
- 一時保育を利用する
まとめ:新生児が寝ない・泣き続けるときの安心ポイント
生後3週目の赤ちゃんが急に泣いたり、なかなか寝なかったりするのは、多くのママが経験することです。「魔の三週目」とも呼ばれ、赤ちゃんの成長過程の一部として起こるものなので、過度に心配する必要はありません。
泣く原因を理解し、適切な対策を取ることで、少しずつ落ち着くことが増えていきます。また、ママ自身のメンタルケアも重要です。無理せず、周囲のサポートを活用しながら育児を楽しんでいきましょう。
先輩ママの体験談
「新生児期は“全然寝ない!”と泣きそうになる毎日でしたが、半年経った今は笑顔も増えて夜も少しずつまとまって眠るようになりました。振り返るとあの時期も大切な思い出で、ハーフバースデー撮影会に写真を残せて本当に良かったです。」(30代ママ)
ママ自身のリラックスのためにも、子供と日中の過ごし方に変化をつけたい時には子育てサロンへのお出かけもおすすめです。
子育てサロン Mother Nature’s Son(マザネ)は、生後2ヶ月から月齢ごとにぴったりのイベントを開催しています。
- 新生児期におすすめは「ベビーマッサージ」
- 季節に合わせた「ひなまつりの手形足形アート」
- 手形足形をかわいく残せる「フラワーアート」
最近は、生後6ヶ月をハーフバースデーとしてお祝いするご家庭も増えています。赤ちゃんの成長をかわいく残せるハーフバースデー撮影会は、泣き続けた新生児期を乗り越えた喜びを写真に刻む大切なイベントです。