妊婦・子育て中ママ向け記事

子育て期の全ての問題は、夫婦円満で解決する
〜理論と実践〜

はじめまして、マザネです

私たちは、東京都品川区で親子サロンを運営し、親子イベントを、近隣のママ講師の皆さんと一緒に開催しております。
妊娠中から、3歳くらいまでのお子さんを育てている最中のママさん・パパさん、そして赤ちゃんのためになりたいと思っています。

そんな、私たちのビジョンは
『安心して笑顔で暮らせる夫婦円満な家庭を増やす』
ために日々活動しています。

今回の記事は、
特にパパになる方(プレパパ)
また、パパ育休、パパ育業に興味ある方
産後に子育てを夫婦で一緒にやりたいと思っている妊婦さん、産後ママさん、パパさん
産後クライシスでお困りのパパさん、ママさん

のために書いております。

近年の研究結果に基づきながら、確証の取れるものをベースにしながら説明しており、
少し堅苦しいところもあるかもしれませんが、
本当によくなって欲しいという思いで書いておりますので、
少しずつでも良いので、全て読んでいただけると嬉しいと思っております。

さて、
『安心して笑顔で暮らせる夫婦円満な家庭を増やす』
と掲げました。

夫婦円満な家庭は、

・夫婦の会話が多いこと
・何でも協力しあうこと
(育児、家事、収入、家族の将来性や、個々のキャリアなど全て)

という状態でいられることと定義しています。

そして、夫婦円満がもたらすものは、

・ママやパパが安心して子育て、暮らしを営める
・子どもが心身ともに健やかに育つ家庭環境をもてる
・周囲に助けを求めやすい社交性をもてる
・トラブルや変化に強い家族でいられる
・パパもママも自身の自己実現を追いかけやすい状態でいられる

を得ることができると、信じております。

なぜ、夫婦円満でいられないのか?

複数ありますが、
今回は、
・妻側は、妊娠により感じる不安を夫が察してくれないことが原因の1つ
・夫側は”わからなくて手伝い用がなくて”という本音
・夫側と妻側で夫婦円満だと思う条件が違う
の観点に絞ってご説明していきます。

妻側は、妊娠により感じる不安を夫が察してくれないことが原因の1つ

夫婦関係の変化の兆候は、妊娠してから起こるようです。

プレママとなった妻は、体調の変化だけでなく、不安など心の変化も大きく、

例えば、

「眠りが途切れがちでよく眠れない」
「涙が出やすく、すぐに泣いてしまう」
「本当はなんでもないのに、必要以上に心配をする」
「恥ずかしくて顔がすぐに赤くなる」

のような、不安と、

妊娠期特有の不安として、

「お産の時体力があるか」
「産後の育児は、自分でできるか」
「妊娠で体を動かせない」
「産後、母乳が出るか」
「普段の食事や薬が子に影響しないか」
「産後、体型が崩れないか」
「栄養の偏りが胎児に影響しないか」
「赤ちゃんの性別は」
「陣痛が激しくなる気がする」
「今の住居で赤ちゃんを育てられるか」
「夫は赤ちゃんの世話をしてくれない」

などを感じたりするそうです。
(参考文献:妊婦の不安に関する研究 新案夕香理 富山医科薬科大学看護学会誌 第2 号 1999) 

その他、妊娠中の不安に関する研究も多数報告されています。
私の把握した限りを、掲載しておきます。

(参考文献:妊産婦の妊娠中期からの不安の変化とその要因 平成8年厚生省心身障害研究)

夫側は”わからなくて手伝い用がなくて”という本音

妻が、妊娠期だけでもこれほど多くの不安を抱えながら日々過ごしていることは、妻が話してくれなければ夫側は分かりようがありません。
そう言って、夫側が本気にならなければ、夫婦の関係性は冷え込む一方です。
夫婦関係が最も冷え込むのが、第一子が2歳になる頃だという研究結果があります。
近年は「産後クライシス」という流行語ができるほどです。
(参考文献:親になることにともなう夫婦関係の変化 . 発達心理学研究,16(1),15-25. 2005)
(参考文献:産後クライシス 内田明香、坪井健人 ポプラ社 2013

人は、不安になると解決策を求め、情報収集をしたり、あれこれ考え対策を取ろうとします。
妻が妊娠期に多くの情報を集めたり、産後の子育てのイメージを膨らませようと取り組んでいくでしょう。
ところが、夫側は、不安などの気持ちを感じるのは稀ではないでしょうか?
近年は、「イクメン」や「夫の育児参加」と耳にする機会も増えたので、改善はされてきているでしょうが、それでも自分ごとに捉えきれず、何も調べず、子育て期のイメージも膨らませることなく過ごす方も多数いらっしゃると思います。

ある研究で、第一子のお子さんを授かった妻が、夫に期待することについて調査されています。
その結果、

「育児をイメージして真似をしてくれた」
「両親学級に参加してくれた」
「育児用品を一緒に選んでくれた」

などを夫がやってくれることが、妻から「良い夫」と感じ満足してもらえることがわかっています。
これを読まれた方で、やってなかった!と思われた方は、
ぜひ少しでも妻と「知識量」「子育てシミュレーション」などに取り組んでいただきたいと思います。

(参考文献:中島久美子,行田智子:妊婦が認知する夫の 行為満足度尺度の作成.母性衛生,50(1) 49-56,2009.
(参考文献:橘智恵,中村絵里子,中島夕美,石田貞代,萩原結花:夫の育児家事行動の特徴と子ども への愛着,夫婦関係満足度との関連.母性衛 生,49(1):65-73,2008. )

両親学級などでは、育児技術の最低限で
・沐浴の仕方
・抱っこの仕方
・おむつ交換

などを学べますが、それ以外にも知っておいた方が良いことは多数あります。

特にハードルが高い項目は、

・妻とのコミュニケーションがだんだん難しくなること。
 それは、妻が母親モードになった場合は、「〜するもの」「〜してね」などの形で伝えてくれることが多くなるので、その背景にどんな思いや、出来事があってそれを決めたのか?を妻が心地よい形で聞く工夫も必要(結論だけ受け止め動くと、妻の意図と違う行動になってしまうことや、指示内容以外のことを動けない状態に陥りやすくなり、子育てへの責任感が低いと妻に評価されてしまう可能性もあるため)

・妻の子育てイメージに合わせること(妻の子育てへの価値観の理解も重要)
・妻が家事をする上でのこだわりを理解し、それを重んじて、家事に参加すること
・あやし方、遊び方、寝かしつけなど実際に子供に関わって習得する必要のあること
・育児の1日の生活スケジュールを妻と一緒にイメージを膨らませること
・子どもは大人の思う通りにできないことを前提に考えることの難しさ

などがあります。(項目は、研究結果に、私自身の体験をもとに挙げてみました。)

夫側と妻側で夫婦円満だと思う条件が違う

夫婦間コミュニケーションと夫婦円満についての研究があります。

その結果、
子育て期は、
妻は「会話時間」「自己開示すること」ができていて、夫とのコミュニケーションが保障されていることが、夫婦円満だと感じやすい。

ところが、
夫は子育て期は「会話時間」は影響するが、実は妻とのコミュニケーションと夫婦円満さにあまり影響がないという報告があります。

そのため、妻は話をしたいし、会話を重視し話そうとするのだが、夫側が重要視しておらず軽く流されたり会話しないケースになってしまうというすれ違いが起きてしまうようです。

妊娠期の子どもが産まれていない夫婦2人の時から、子どもがいる家族3人以上の中での夫婦の関係性にシフトする練習をぜひ取り組んでいただきたいと思います。

(参考文献:夫婦のコミュニケーションが関係満足度に及ぼす影響 ―自己開示を中心に― 文京学院大学人間学部研究紀要 Vol.9, No.1, pp.1 ~ 15, 2007.12)

夫婦円満さはどれほどの影響をもたらすのだろうか?

さて、ここで夫婦円満の重要度についてをご説明していきたいと思います。
実は、夫婦円満がもたらす効果は、とても幅広いのです。

夫婦円満な家庭ほど、子育て支援サービスを利用している!!

一つ参考になる研究があります。
それは、子育て支援の利用実態についての調査なのですが、結果の中に夫婦関係の影響どを示唆するものがありました。

研究の報告自体は、

「子育て支援を利用者 は育児ストレスがあるから子育て支援を利用しているわけではないという結果から、経済的に困難がなく、就業していない専業主婦で、夫との関係に満足している女性、すなわち相対的に 恵まれた社会的状況にある女性であること、さらに子育てに関する不安からよりも、開かれた場での子育てや自分自身のリフレッシュを求めて、子育て支援を利用していること」

でした。

それ以上に驚きなのは、

夫婦円満なことが、
妻にとっては、

「私は幸せと感じている」
「努力が報われている」
「役に立てている」
「子育て自己効力感」

などが高く、総じて幸せな状態であると言えることです。

さらに、夫婦円満な方が、子育て支援サービスを利用するケースが多いということは、

「周囲に助けを借りやすい状態」
「家庭外とのつながりを作れる状態」

という好奇心や興味など湧きやすい、心の余裕を持て、社交的な状態にあるとも言える。

(参考文献:誰がどのように子育て支援を利用してきたのか―我が国の子育て支援における課題― 佐賀大学教育学部研究論文集 Vol.1 no.1 1‒9 (2016))

つまり、
夫婦円満は、周囲に助けを求めやすい社交性をもてる効果があります。

子育てに前向きで余裕があると、子供を愛することに集中しやすいのでは?

そして、妻が子育てに前向きで、心の余裕と、旦那や子育て支援サービスなどの外部の力を借りられれば時間や労力の負担も減らせるため、「我が子を愛することに集中しやすい」のではないだろうか?
それが、母親から子への愛着が強く、子どもにとっては、健康的な愛着を育める最高の環境ができると言える。

近年、「愛着障害」というキーワードも話題になっています。
愛着障害を抱えると、対人関係でトラブルを起こしやすいという報告もあります。
また、ひどいケースでは、自分の命を自ら断つことも。

愛着は一生その傾向を抱えながら生きることになるので、

健康的な愛着を持てるということは、子どもにとってとても大きな財産を親から託してもらえることと等しい!

と私は考えます。

つまり、
夫婦円満は、子どもにとって心身ともに健康に育てる環境を作り上げる効果をもたらします。

夫婦円満だと、妻の経済的不安は少ない!!

思わぬ関係性があります。
それが、夫婦円満と、経済的不安の関係性です!

先ほど紹介した「子育て支援サービス利用実態」の結果にもあるのですが、
夫婦円満な女性は、経済的困難さを感じにくいと言われます。

男性の多くは、経済的不安は原因となる収入の低さや支出の多さなど、「結果重視」で不安を解決しようと試みることが多いでしょう。
人によっては、諦めるという場合もあるかもしれませんが。

ところが、女性は違うそうです。

女性は、現状を夫婦で話し合いながら、立ち向かって行けるのか?が最も重要だそうです。

「夫婦で話し合いながら一緒に進められるか?」が重要で、
経済的不安だけでなく、
育児不安
将来不安
などなど、あらゆるものも同じ感じ方になるそうです。

男性からすると、驚きの事実なのですが、
女性としては、「結果」を出せと男性に問いかけているのではなく、
「この現状を、話し合って一緒によくして行けるのか?そういう関係性でいられるの?」
という問いかけをされていることです。

だから、妻から
「子ども生まれたら、家計が心配」
と話を持ちかけられたら、
瞬時に「収入増やさないと!」「もっと良い稼ぎをしろ!って言ってるのか?」と捉えるのではなく、
「妻の感じている不安を一緒に話し合って、具体的にしながら、一緒に解決策も話し合いで決めよう」と捉えてください。

私は、妻と話し合いもせず、収入を増やすために!と躍起になった結果、
夫婦関係が最悪になった自身の体験談があるので、より一層確信しています。

つまり、
夫婦円満は、家庭内の不安を減らし、安心して暮らす効果をもたらします。

家庭がトラブルに強い(レジリエンスが高い)チームになる!?

妊娠、出産、子供の月齢ごとに変化する暮らしは、目まぐるしく変化し続ける激しさがあります。

子どもは、親の言うことをほとんど聞きません 苦笑
あまり厳しくしすぎると、帰って子どもが安心して暮らせる環境を作れませんし。

また、子どもは月齢ごとに事故リスクが変化しますし、
保育園に通い始めると、病気になるリスクはすごく多くなります。
うちも、子どもが保育園から持ち帰った風邪で、家族みんなが順番に風邪をひいて・・・なんてよくあります。

そんな状況の中でも、
仕事
家事
育児

などは、毎日のことで対応し続ける必要があります。

この変化の激しい状況だからこそ、
夫婦のコミュニケーションをとり続けていくことで、
あらゆるトラブルも、夫婦で一緒に対応しやすいです。
逆境にも強い、レジリエンスの高い家庭といえます。

「レジリエンス」とは、
心理学用語で、ストレスや問題などが起こった時に、正常な状態に戻っていこうとする力のこと。
他、「耐久力」や「復元力」「再起力」などの意味で用いられる。

つまり、
夫婦関係は、トラブルや変化に強い家族でいられる効果をもたらします。

夫婦円満だから、夫も妻もそれぞれ自分の自己実現を追いかけられる

初めての子育てを、仕事も家事もその他のこともやりながら対応するのはすごくハードです。

ですが、
夫婦コミュニケーションをうまくとり、連携し合って一緒に対応していくのであれば、

時には、
「ママのひとり時間」
「パパのひとり時間」

を作れたり、
将来に向けた資格取得の勉強時間
を取れたり、
パパもママも自分自身の人生の目標に向かって進める余裕も捻出できるようになります。

慌ただしい子育て期であれ、やっぱり「自分のための時間」はすごく重要です!
夫婦円満だからこそ、健全に自己実現に向かいやすいです。

つまり、
パパもママも自身の自己実現を追いかけやすい状態でいられる効果をもたらします。

夫婦円満がもたらす効果のまとめ

夫婦円満がもたらすものは、

・ママやパパが安心して子育て、暮らしを営める
・子どもが心身ともに健やかに育つ家庭環境をもてる
・周囲に助けを求めやすい社交性をもてる
・トラブルや変化に強い家族でいられる
・パパもママも自身の自己実現を追いかけやすい状態でいられる

を得ることができる!

妊娠期は夫婦関係や、夫婦間コミュニケーションをバージョンアップさせる時期

それでは、どうしたら、
円満夫婦のコミュニケーションを身につけ、実践できるのでしょうか?

今回は、妊娠中から取り組めることを中心に書いていきます。

夫としてできること

妊娠期のコミュニケーションのゴールは、「夫婦で話し合いながら一緒に取り組める関係を体験すること」です。
プロセスは、妻の心の変化を知りながら、共同作業で出産準備、子育てシミュレーションを取り組むのがベストです。

夫として「心構え」と「関わり方」の2つについて詳しくお伝えしていきます。

向き合う上での心構え・前提

妊娠してからの妻は、多くの不安を抱えます。この不安は時期ごとに変化していきます。
さらに出産&子育てを迎えるための準備も膨大です。

人は、不安を感じれば、なんとかしようと意欲を持てますが、
夫側は、不安を感じるケースは稀なので、妊娠しても何も変わらない日常を続けがちです。
この意識の差が決定的に多くの問題を生む原因だと知っておきましょう。
夫は実力に関係なく、自分ごとになりきれないことが原因なので、自信を失う必要もありません。

ですが、妊娠期の十月十日の間に、妻は、

・自身の体への不安とその対策
・胎児の発育不安とその対策
・出産&産後に自分が対応できるか不安でその対策
・出産&産後で行政サービスなど援助を受けられるものはあるのか?の不安と対策
・自身の職場復帰の時期と保育園へ入園できるかどうかの不安と対策

など、挙げたらきりがないほど、膨大な調べ物や検討の時間をとっていきますので、
夫側が、何もしなかったら、産後に全く役に立たない「ダメなパパ」と評価されてしまいます。
そして、産後2年目に「産後クライシス」が訪れ、場合によっては、離婚という結末になります。

そのため、自ら積極的に、妻の調べていることを同じように調べ、検討することで、
せめて、妻と出産&子育てに対する知識量や子育てイメージを同じ認識・同じ想定度合いにしておくのがベストです。

多くの場合は、妻は自分で調べ検討して準備していきますので、夫に協力を求めることは稀です。
ですから、自分で積極的に妻へ準備や子育てイメージを持ちたいとアプローチしていく必要があります。

また、多くの女性は、母親という役割を自覚し始めてから、
物事の捉え方、感じ方などが大きく変化し、性格が変わったようになる
ようです。

研究結果によれば、

「夫の過ちに対して厳しくなる」
「夫に頑固になってしまう」
「夫婦喧嘩になったら感情的になってしまう」

という傾向がより一層強まるそうです。

(参考文献:親になることにともなう夫婦関係の変化. 発達心理学研究,16(1),15-25. 小野寺敦子(2005))

そのため、
「妻の大事にしていることや、妻の負担が少なく取り組める形について、正しく理解し、それに可能な限り合わせること」
という配慮を持つことで、多忙な子育て期にも妻に心の余裕を持ってもらいやすくなると知っておいた方が良いと思います。

ただ、子どもへの教育とか、夫側にとっての「こうしたい」という内容については、
まずは夫と妻の双方が対等な立場で話し合えるよう対話を続けるのが良いと思います。

対等さ、公平さは非常に重要な観点です。
研究報告で、夫婦の家事分担は、7割近くの女性が、「自分の家事分担の割合が多く不公平だ」と捉え、ストレスを感じているそうです。それが、さまざまなところへ悪影響を及ぼしてしまいます。

(参考文献:初妊婦夫婦の育児経験の実態と夫の育児への期待と希望  笹木 葉子 2013) 

夫が妻にどう関わると良いのか?

関わりは、夫の方から妻に投げかける会話をベースとして、

・妻の不安ごと、調べたい興味関心ごとを聞いて、自分が調べる
・妻が検討していることを聞きながら、一緒に検討する
・妻との会話を通して、妻が大事にしていきたいことを理解できるように確認する
・妻の家事をしている時のこだわりどころを見ながら、自分がやる時も真似てやっていこうと思う
・子育て必需品の購入など、積極的に自分も取り組み、その際に購入品の使い方も覚えていく

を心がけていくことで、夫婦で一緒に出産&子育ての準備を取り組む関係性づくりが大きく進展できます。

また、妻は自分の不安や、気がかりなこと、結果こうしていこうと思っていることを話せる機会が、
夫婦円満でうまくいっていると感じられるため、
会話は妻にどんどんと話してもらえるように、興味関心を向けて、聞いていきましょう。

普段から、挨拶や、目を合わせて話す、笑顔などがあるとより一層捗ります。
関係が拗れてからは、些細なこともすごくやりにくくなってしまうので、
問題が起きる前から、子供がいる状態での夫婦のコミュニケーション、夫婦で家庭を送ることを身につけていくのがベストです。

妻としてできること

妊娠してから、出産や子育てに備えて、準備を始めるのですが、
無意識にと思いますが、私が調べ、検討して、準備しないとと、
自分だけで完結させがちな取り組みが多いのではないでしょうか?

最も、夫が自ら「察して動けよ」という声もありますが。
夫婦関係に限らず、人間関係は全て、「話すから伝わる」ことがほとんどです。

子育てを、夫婦で一緒に取り組むために、
妊娠中から、夫を巻き込みながら、出産や子育ての準備を一緒にやり、
子育て中の暮らしのイメージを一緒に立てるなど、
「夫婦で一緒に話し合って取り組むのが当たり前」
という家庭内の常識を作った方が安全です。

夫が何がわからないかわからないという状態かもしれませんので、
ここでは、夫が興味関心を高め率先して、出産準備や子育て、家事に参加してもらうための
考え方や関わり方について、ご説明していきます。

夫と一緒に取り組む上での考え方・心構え

なぜ夫は率先して子育てに参加しないのか?

それは、やはり、
「自分ごとになりにくいから」
が原因と考えられます。

やる気がないのではなく、自覚しにくく、やる気を持っていく発想やきっかけを持ちにくい。
夫は自分の体は痛くもないし、自分の責任で子供の命に影響を与えるというには、感覚が遠すぎます。

少しずつ、夫が父親としての自覚を持ち行動するために、
最初にすべきことは、
「出産や子育てを、夫婦で一緒に準備し取り組むもの」
という体験を、夫にしてもらうことが入りやすいと思います。

いつもは自分で気になったら、さっと調べて解決してしまうことも、
夫に相談して、一緒に調べて検討してもらう。
こういうところからも、一緒に取り組む体験を積み重ねていけます。

お子さんがいない状態の夫婦は、共同作業で家庭を営むという体験にはまだ浅い連携度合いで、
お子さんが生まれてから、一気に短期間で、負荷の高い状態の中で、共同作業の濃い連携を必要とします。

人間誰でもいきなりは無理ですから、
浅い連携の仕方から、徐々に濃い連携の仕方に移行していくプロセスを、
夫婦で一緒に体験していくのが、「妊娠期の夫婦コミュニケーションの目的」と設定する

と良いと思います。

さらに、加えれば、
私の家事の上でのこだわりを、夫に同じように真似てもらうための工夫もした方が良いでしょう。

赤ちゃんが産まれると、それだけで、心も身体も限界状態で暮らすことになります。
そんな中で、家事の些細な一つの気になるところが、心のストレスとなり、
そのストレスが溜まると、イライラが止まらなくなります。
そんな状態では、子育てを楽しむなんて、無理です。
そして、赤ちゃんが生まれてから、夫に家事のこだわりを覚えてもらうのでは遅すぎます。
妊娠中から、夫に覚えて真似てもらうか、夫と一緒に納得のいく折り合いのつく家事の仕方を見出すのがベターです。

夫と一緒に取り組む当たり前を作るためにできること

では、具体的にどんなことを夫と一緒にやっていけば良いのでしょうか?

それは、

・子育て用品を一緒に検討する上で、まず最初に調べる手伝いをしてもらう
 (例えば、おむつ、ベビーカー、抱っこ紐、哺乳瓶など・・・)
・子育て支援サービスの利用や、どんなサービスがあるか調べるのを手伝ってもらい、その上で一緒に話し合って決めていく
 (例えば、一時保育、保育園、親子サロンなど・・・)
・子育て中の一日のスケジュールイメージを一緒に持つために、どんな暮らしになりそうかを調べてもらい、その上で話し合う
 (一日のスケジュールイメージは、こちらの無料冊子内に、生後から1歳くらいまでを載せていますのでご利用ください。)

妊娠から楽しめるイベント紹介冊子 無料プレゼント!!

などです。

そして、それを夫に話しかける方法ですが、

「おむつについて調べて」
って伝えると、旦那側には、調べる上で何を知りたいのか、なぜ俺がやらなければ?などなど、疑問が湧いてすんなり動いてくれませんので。

「おむつって、いろんなメーカーのがあって、調べるの苦戦してて。
さらに、赤ちゃんの年齢ごとに使うおむつも変わるみたいで・・・。
どのおむつを使うのが、一緒に子育てする上で一番良いのか?を考えるの手伝ってもらうのできるかなぁ?」

って、夫に相談持ち掛けたら、多くの男性は、
「よしきた!」
となると思います。
もし、
「そんなのどれでも良いじゃないか。」
と回答が来た場合は、
夫側が、「子育ては妻がやるもので、夫は稼ぐもの」という前提がとても強い方だと思います。
二人だけでの会話で、夫の参画を促すのがすごく工夫が必要なので、
私たちマザネのような子育てサロンや、専門家などに相談を持ちかけて、一緒に解決していく方が負担が少なくて済みます。

おむつの例で話しましたが、重要なのは、結論だけを伝えるのでなく、
「困り事や不安があるので、協力してもらいたい」
という旨を伝えながら、夫が自分の出番を自覚する機会を作ることが重要です。

まずは、簡単な調べ物あたりから協力してもらって、
徐々に、本題の

「赤ちゃんと過ごす一日のスケジュールのイメージ」
「子育て、家事を誰が何を担当していくのか?」
「子育て中も、パパもひとり時間をとり、ママもひとり時間を取れる連携の仕方」

などを擦り合わせていくのが良いです。

男性側は、多くの場合は、「経済的不安は、自分の年収を上げることで解決!」と早合点しがちですので、
妻から、何度も、
 「家計が厳しい状態であっても、私はあなたと一緒にこうやって話し合いながら、過ごせるなら、お金の心配は少なく感じてくるの」
という投げかけをはっきりとしても良いでしょう。

そのやり取りを重ねる中で、
夫婦関係を自分の出す結果だけで、円満な夫婦かどうか?を判断しようとする物差しを捨て、
どんな状況下にあっても、夫婦で一緒に話し合いながら問題に向き合っていける状態自体が夫婦円満だ!という物差しを手にすることができます。

この関係性は、何も子育てのことだけでなく、
子供が育った後の、老後の家計、親の介護問題、各々のキャリアの実現などなど、
様々な問題を夫婦で一緒に解決していくための最良の状態ですので、
一生をかけて活かせる夫婦で作り上げる資産と呼んでも良いと思います。

やりとりの中で、すぐにうまくいくことばかりでないと思います。
困った時には、お気軽にすぐご相談ください。

いつから取り組みますか?

夫婦円満で過ごせることがいかに多くの良い効果をもたらすかを見てきましたが、
皆さんは、夫婦で一緒に取り組む関係を本格的にするのは、いつから取り組みますか?

・妊娠期から取り組む方
・産後から取り組む方
・産後に夫婦関係がギクシャクし始めてから取り組む方
・産後クライシスに陥ってから取り組む方

さまざまなご事情があると思いますので、どれがベストと私は言い切れませんが。
最も良いのは、妊娠期から取り組むことだと思います。
これは、私自身の反省の意味を込めての一意見です。

おわりに

核家族で、パパママの親御さんの力を借りにくい地域で育てるケースが増えてきた現代で、
第一子の子どもが生まれてからが、
本当の意味での夫婦の連携が問われることになります。
ですが、多くの場合は、夫側が自分事化しずらく、
また妻が不安になる事もわからなければ、妻が不安を感じていることすら気付かぬまま過ごすケースが多いのではないでしょうか?

何を隠そう、私自身もそうでした。妻にはたくさんの負担を背負わせてしまいました。
この反省を活かし、1人でも多くのパパさん、ママさんが同じ苦しみを味わって欲しくないという思いで、本記事を書きました。

説明不足や、認識違いなどもあるかもしれませんが、
その前提にある、1人でも楽しく幸せな子育て期を過ごすパパさんママさんが増えることを願っているという気持ちを感じ取っていただければ幸いです。

また、品川区、京急本線「立会川駅」近くに私たちのお店がありますので、
お気軽にぜひ一度お立ち寄りください。

心より、みなさまの暮らしを応援しております。

Mother Nature’s Son
さわだひろあき

妊娠、産休に入ってから、ママも”わたし時間”を目一杯楽しむのが新常識!

初めての妊娠、出産。わからないことだらけ。
何かと不安になりがちだったり。

ですが、お腹の中の赤ちゃんは、ママが幸せになってほしいと心から願っていると私たちは思っています。

また、医学的にも、ママが心配や不安などのストレスを抱えてしまっていると、ストレスホルモンの影響でお腹の赤ちゃんにも良くない影響があるという研究結果もあります。

そして、産休に入ってからは、一時的にママご自身の”わたし時間”を自由に取れると〜っても貴重な時期だと思いませんか?
お腹の赤ちゃんにも、人生は楽しく幸せに過ごしていけるんだよ!というのを、大きく期待して生まれるのがより一層楽しみになるように、ママ自身が”わたし時間”を楽しみんでいきませんか?
ママの幸せは、お腹の赤ちゃんの幸せであり、ママと赤ちゃんの幸せがパパの幸せでもあります!!
家族の幸せのスタート地点は、ママの幸せから!ですから!!

産休中や産後親子で楽しめるおすすめイベント

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