[研究報告を解説]産後に夫婦関係が悪くなる原因を知って、良い夫婦関係を勝ち取る
子育て中に妻と夫婦喧嘩したくない💦何を知っておけば夫婦関係が良い状態でいられるのだろう?と感じている、プレパパさん・パパさんなど男性のために絶対に知っておいた方が良い基本的なことをお伝えします。
原因①:産後に妻が夫に期待することと
積極的に育児を行う前提で、沐浴、抱っこ、おむつ交換、赤ちゃんをあやしたり、遊んだり、寝かしつけたりすることだそうです。
また、家事も調査中7割のママが家事の量に不公平だと感じているようで、公平に感じられるように家事の量を話し合って決めていくと良いと考えられます。
家事の分量は、参考までに子どもが小学生の時の事例で
共働きの家事育児100タスク表(子ども小学生版)
を参考になさるとわかりやすいと思います。
妻からの期待に、応えられていないケースで、夫婦関係が悪くなっていく可能性が高くなります。
原因②:産後ママの身体は、本当に辛いんです
出産後の身体へのダメージは大きく、元に戻るまで、6〜8週間かかります。
この期間を「産褥期(さんじょくき)」と呼びます。
基本的には、安静と睡眠が必要な時期です。
- 産後1〜2週間
- 産後3〜4週間
- 産後5〜6週間
出産の疲れが心と身体に残っている状態です。
マタニティーブルーになるのは一般的で、症状として突然悲しくなったり、不安、集中力の低下、寝れなくなったりしますが、2週間ほどで治ります。
家事はできるようになりますが、カラダへの負担の大きい外出や立ち仕事は避けた方が良いです。
だいぶ体力が回復しているそうですが、産前の体力に戻ったと実感を持てるまでには、人によって長いと1年くらいかかることもあるそうです。
男性は出産は経験することができず、心と身体の辛さは想像もできません。
せめて、知識として知っておき、産後1年は特に妻のケアも配慮しながら、赤ちゃんのお世話もするのが良いと思います。
<参考文献>
女性のための健康ラボ Mint+ 母子ともに健やかに…産後のすごし方
産褥期 MSDマニュアル家庭版
原因③:男と女のコミュニケーションの違いが原因
男と女は、求めているものも、価値観も、感性も、その他いろいろと違っているそうです。
「根本的に違っていて、分かり合えない」
と語られるケースもよく耳にします。
妻との認識のずれが起きやすいのは、
- 「男は家でリラックスしようとし、女は家の中も仕事現場」
- 「男はモノタスク一点集中型、女はマルチタスク同時並行型」
- 「男は察しない、女は察しが良い・男は説明好き、女は説明しない」
- 「男は家の外で人前で話すのは好き、女は気を許した相手に話したい」
など他にも様々あります。
家庭内は、刻一刻と状況が変化しますし、家事はやることがたくさんです。
女性的なマルチタスク同時並行処理で、料理・洗濯・子どもを気遣い・・・というようにしてようやく物事を進めていけます。
一方男性は、そもそも家はリラックスする場とという発想を持ちやすく、さらに周囲への気遣い・注意観察力が乏しいので、妻から見たら、夫はなぜこの状況で気づかず動かないのか?とイライラさせてしまうことに・・・
私個人の経験ベースではありますが、
男であっても、マルチタスク同時処理的に、
料理しながら、子どもの様子も見るくらいの一度に2,3個くらいは同時にできるようになりました。
つまり、男も成長すれば、できるようになっていくと感じています。
ぜひ、あきらめずに挑戦して、身につけていただき、
妻にとって、家事育児に対しても「頼もしい夫」を勝ち取っていただきたいです。
参考にした研究論文
初妊婦夫婦の育児経験の実態と夫の育児への期待と希望 笹木葉子 (2013)
夫婦間での家事,育児の役割分担に関連する文献研究 漆野 裕子,木村 知子 (2019)
親になることにともなう夫婦関係の変化 . 発達心理学研究,16(1),15-25. 小野寺敦子(2005)
記事を担当した人
お読みいただき、ありがとうございました。
何を隠そう、私自身が妻にたくさんの負担を背負わせてしまい産後クライシスと呼ばれる状態に陥りました。
この反省を活かし、1人でも多くのパパさん、ママさんが同じ苦しみを味わって欲しくないという思いで、本記事を書きました。
説明不足や、認識違いなどもあるかもしれませんが、
その前提にある、1人でも楽しく幸せな子育て期を過ごすパパさんママさんが増えることを願っているという気持ちを感じ取っていただければ幸いです。
また、品川区、京急本線「立会川駅」近くに私たちのお店がありますので、
お気軽にぜひ一度お立ち寄りください。
みなさまの幸せな暮らしを、心より願っております。
Mother Nature’s Son さわだひろあき |
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産後は、長いと半年ほど、短くても1ヶ月間はご自宅で赤ちゃんと過ごす時間ばかりになります。
また、赤ちゃんを連れてから子育てサロンへ初参加するより、
余裕のあるマタニティ期から子育てサロンへ参加しておくのがオススメです!
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マタニティイベントも楽しく過ごせるものも多いですから、ぜひ見てみてください。
産後ママさんから、
「知ってたら、参加したのに」
というお声を聞きます。
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