生後1ヶ月目の日光浴は必要?実は新生児の75%がビタミンD不足の驚愕
生後1ヶ月の赤ちゃんのために、日光浴は健康的な成長を支える大切な習慣です。いつからどうしよう?どんな方法が良い?便利なアイテムも含めて、赤ちゃんとママにやさしい日光浴のコツを解説します。
生後1ヶ月目の赤ちゃんの日光浴の必要性
日光浴は、赤ちゃんの健康に欠かせないビタミンDの生成を促します。
ビタミンDは、骨の成長や免疫機能のサポートに必要です。
第27回日本外来小児科学会で順天堂大学小児科の中野聡氏らの発表によると、母乳栄養が中心の0~6カ月齢児では、50%がビタミンD欠乏状態、25%が不足状態であり、欠乏状態と合わせると75%がビタミンD不足の状態にあると報告されました。
子育てに無理のない範囲で、生後1ヶ月目の赤ちゃんと日光浴をすることで、ビタミンD不足を軽減・解消でき、健康的な発育を助けること言えそうです。
ビタミンD欠乏の状態が続くと、1歳半から2歳で “O脚”になることも研究でわかっているそうです。
その際も、日光浴などで、ビタミンD欠乏・不足を補っていくことが大切と言われています。
日光浴は生後いつから必要か
生後2週間目から外気浴を始めて、生後1ヶ月を過ぎた頃から、短時間のやさしい日光浴を行うのがおすすめとされます。
日光浴は、赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、生後すぐではなく、1ヶ月健診で医師の許可が出てから始めると安心です。
屋外日光を避けて、午前中や夕方の優しい日差しを活用しましょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんの日光浴はどのようにすると良いか
日光浴のコツは、赤ちゃんの肌に負担をかけないことです。
以下のポイントを守りましょう:
- 時間帯
- 場所
- 時間
- 服装
午前9時~10時、または夕方の涼しい時間を選びます。
日光ではなく、木や陰ベランダのような柔らかい日差しが入る場所で。
最初は2~3分程度からスタートし、徐々に5~10分にかけて進んでいきます。
顔や手足の一部が日光に当たる程度の服装が良いです。
生後2ヶ月目の赤ちゃんとの日光浴に便利なアイテム
日光浴でも役立つアイテムはこちらです。
- おくるみ
- ベビー用帽子
- バウンサーや敷物
- 日よけテント
日差しが強いときは赤ちゃんの肌を守ります。
生後2ヶ月の赤ちゃんの頭のサイズは、帽子のサイズでいうと32~40cm程度です。
様々な種類の帽子から選べるようになってますので、お好みに合わせてお選びください。
赤ちゃんを寝かせて安心して日光浴できるアイテム。
少し大きくなり、春や秋にご家族で休日にピクニックしたい時などに便利です。
生後1ヶ月目は外気浴、生後2ヶ月から日光浴を赤ちゃんと楽しみましょう
実は、ビタミン不足!という赤ちゃんが多いのが驚きですが、日光浴を取り入れるだけで、かなり改善できることもほっと一安心です。
お家の近くを少しだけ散歩という機会を、1日の中で取り入れるだけでも、ママにとってもとても大きなリフレッシュになります。
生後1ヶ月から生後3ヶ月くらいまでは本当に大変な時期が続くことも多いですので、無理をせず、子育てを楽しむ気持ちも大切にしながらお過ごしください。
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