0歳〜6歳の女の子&男の子と桃の節句をご家族みんなで楽しめる遊びアイデア
実は、桃の節句の始まりは、「春を寿し、無病息災を願う厄祓いをする日」だったそうですよ。
0歳から6歳のお子様で、女の子だけでなく、男の子も一緒に桃の節句を楽しみたい方のために、遊び方や、幼児クッキングの情報をお伝えします。
桃の節句の始まりは、中国の「上巳節」で春を祝い無病息災を願う厄払い
はじまりは中国で、3月最初の巳の日の行事が出発。
巳は、陰陽五行では「火」であり「生命力」と関係し、成長と活力を象徴するそうです。
つまり、巳の日は、「成長と、活力が高まる日」と考えられているそうです。
その後、魏晋南北朝時代(220年~589年)に、上巳節の日が3月3日に固定する流れになったそうです。
それが日本に伝わり、女の子のための日という意味合いが強まり「桃の節句」を「ひな祭り」として楽しむようになったそうですよ。
本来は、陰陽五行の考えから出発しているので、
女の子の日としての「ひな祭り」を楽しむのももちろんですが、
男の子のためにも活発で丈夫な子に育って欲しいと願い楽しむ一日にしてみるのはいかがでしょうか?
桃の節句の時季を楽しむお食事や遊びのアイデア
◎お料理・お食事
桃粥(ももがゆ)
古くは「桃粥(ももがゆ)」として、桃のエキスを加えたお粥で春の邪気払いと健康増進を願ったそうです。
白餅(しろもち)
3世紀から9世紀頃は、小麦や米粉で作られた白い餅を食べ、清らかな体を願ったそうです。
現代で言うと、白玉団子を食べると言うことですね。
よもぎ団子
邪気払いのために、よもぎを使った団子を食べる。
ひなあられ、金平糖、ちらし寿司
今では定番のこのお料理も、江戸時代以降で日本で定着したそうです。
◎遊び
定番のひな人形を飾って見て楽しむのはもちろんですが、それ以外にも楽しめるアイデアを紹介します。
0歳向け
桃の色にちなんで、ピンクのもので一緒に遊ぶのはいかがでしょう?
ピンクの風船を膨らませたものを見せたり、手でポンポンと上に上げるのを見せてあげる。
月齢が上がり8ヶ月頃になったら、子供も風船を触って一緒に遊べるようになりますので、一緒にポンポンと上に上げるのを楽しむのも面白いです。
1歳〜2歳向け
童歌「うれしいひなまつり」を一緒に歌いながら
3歳〜6歳向け
①お制作
ひな祭りにちなんだお製作を楽しむのはいかがでしょうか?
紙コップを使って、簡単にひな人形を作れる方法を、
保育士バンクさんが教えてくださっています。
年齢ごとのお制作の狙いも伝えてくださっていましたので、参考にして見てください。
3歳児:製作を通して、日本の伝統行事であるひな祭りに興味をもつ
4歳児:ひな祭りの由来や意味を知り、身近な素材を使って製作を楽しむ
5歳児:製作を通して、自分で工夫しながら作る意欲を高める
②子供と一緒にクッキング
ひな祭りの「お子様パフェ」
素材をカップに入れるだけなので、子供と一緒にクッキングから楽しめるレシピを見つけました!
菱餅の3色を演出するのに、
・キウイ(緑)
・ヨーグルト(白)
・いちご(赤)
を入れていけば、3色のパフェにできますね!
女の子だけでなく男の子も一緒に桃の節句にご家族一緒に楽む
元気に丈夫な身体に育って欲しいものですよね!
桃の節句で、お子様と一緒に楽しめる遊びやお料理で、願いを込めて、思い出となるひとときをお過ごしください。
