5回目のメンタルリープ(生後5,6ヶ月)の変化と期間を含めて徹底解説
初めての育児で、生後7ヶ月の赤ちゃんが突然ぐずり始めたり、夜泣きが増えたりすると、「どうして?」「自分だけ?」と不安や孤独を感じることがありますよね。実は、それは赤ちゃんの成長過程で訪れる「メンタルリープ」が原因かもしれません。本記事では、生後7ヶ月のメンタルリープの時期と特徴、赤ちゃんへの具体的な対処法、さらに先輩ママたちの体験談や、ママ自身の心のケア方法について詳しく解説します。これを読めば、赤ちゃんの変化に戸惑うことなく、安心して対応できるヒントが見つかるはずです。
生後5,6ヶ月のメンタルリープとは?その時期と特徴を解説
メンタルリープの開始時期と期間
第5回目のメンタルリープは、生後22週目から27週目に訪れます。期間は、最も多いのは4週間続く子ですが、1週間で終わる子もいれば、5週間続く子もいます。
この変化は、赤ちゃんの知覚や認知能力が大きく発達することが原因です。新しい世界の理解が進むことで、安心していた環境が突然違ったものに感じられるため、不安を感じやすくなります。
メンタルリープについてより詳しく解説した記事は「メンタルリープとは?赤ちゃんの成長と上手な付き合い方を徹底解説!」
メンタルリープの全種類については「0歳から1歳のメンタルリープはいつからいつまで?全10回の時期と対策総まとめ」をご覧ください。
この時期に見られる赤ちゃんの主な変化
5回目のメンタルリープでは、「物事の間にある関係性」に気づき始めます。
「空間認識の発達」
・落ちたおもちゃはどこに行ったかな?
・おもちゃを持って、反対の手に持ちかえる
・遠くのものと、近いものの距離の概念がわかる
これによって、好奇心が強まって、ハイハイやつかまり立ちなどの挑戦につながっていきます。
「音や動きへの反応」
・音の出所を探すように周りを見渡す
・自分が音を出せることを楽しむ
「比較や選択の芽生え」
・2つのおもちゃから好みの方を選ぶ
・ママの顔と他人の顔の違いに気づくなど、似たものの違いがわかる
「感情と社会性の芽生え」
・ママやパパがいないと不安になる
・社会的な笑顔ができるようになる
日常で見られる子供の様子の変化
5回目のメンタルリープでは、以下のような行動の変化が見られます。
- ぐずりが増える:いつもより抱っこを求めることが増えたり、不機嫌な時間が長くなる。この時期は、赤ちゃんが環境の変化や新しい知覚を処理しきれず、不安定になりやすい傾向があります。
- 夜泣きがひどくなる:深夜に何度も目を覚ましたり、なかなか寝つけなかったりする。これは、脳の発達によって夢を見やすくなったり、日中の刺激が増えたことが影響している可能性があります。また、赤ちゃんがママやパパの姿を求めることが多くなり、一度目を覚ますと再び寝つくのが難しくなることもあります。
- 後追いが激しくなる:見えなくなったものも存在しているという「対象の永続性」を理解し始めるためです。そのため、「ママがいなくなったら、戻ってこないかもしれない」と感じることが増え、泣いて後追いする状態なのです。
- 食事への関心が高まる:離乳食が進んでいる赤ちゃんは、食べ物の味や食感により敏感になります。この時期になると、自分でスプーンを持ちたがる、食べ物のにおいを嗅いで判断しようとするなどの行動が見られることもあります。好奇心旺盛な子は、食べ物を手で触って確かめたり、口に入れたりすることで新しい経験を積んでいきます。
- 永遠とティッシュを取り出すなど:指先の発達が進み、細かいものをつまんだり、ボタンを押したりといった動作ができるようになってきます(手と目の協調運動)。これによって、ティッシュ箱からティッシュを永遠と取り出すなんて行動に繋がってしまうことも・・・。
赤ちゃんの成長の証ですが、ママにとっては大変な時期でもあります。

メンタルリープ中の赤ちゃんへの具体的な対処法
ぐずりや夜泣きへの効果的な対応策
この時期のぐずりや夜泣きに対応するために、以下の方法が効果的です。
- 寝る前のルーティンを固定する:お風呂、絵本の読み聞かせ、授乳などを決まった順番で行うと安心感につながります。
- ホワイトノイズや静かな音楽を活用する:環境音を一定にすることで、夜中の目覚めを減らすことができます。
- スキンシップを増やす:抱っこやマッサージを通じて安心感を与えることで、情緒の安定につながります。
「夕方になると赤ちゃんがぐずりがちで、なかなか寝つけないことがありました。そこで、寝る前に静かな音楽やホワイトノイズを流したり、絵本を読んで落ち着く時間を作るようにしました。すると、赤ちゃんもリラックスしてスムーズに眠れるようになり、夜中の目覚めが減りました!」(20代ママ)
メンタルリープ中のひどい夜泣きの対応は「メンタルリープで夜泣きがひどい?効果的な対策と寝かしつけ方法」

安心感を与える遊びやスキンシップの方法
赤ちゃんが不安を感じているときは、積極的に安心感を与えることが大切です。
- 「いないいないばあ」遊び:視界から消えても戻ってくることを繰り返し経験させることで、ママがいなくても大丈夫という安心感を育てます。
- 布遊びや手遊び歌:五感を刺激しながら楽しく遊ぶことで、赤ちゃんの気持ちが安定しやすくなります。
- おんぶや抱っこで密着時間を増やす:赤ちゃんはママの体温や鼓動を感じることで安心します。
先輩ママの体験談:私たちの乗り越え方
リアルなエピソードとその対処法
「うちの子はメンタルリープ中、とにかく後追いが激しくて大変でした。トイレに行くたびに大泣きされて、何もできずストレスが溜まっていました。でも、家の中でベビーチェアに座らせて、私の姿が見えるようにすると少し落ち着きました。また、お気に入りのおもちゃを持たせると安心するみたいで、少しずつ一人遊びもできるようになりました。」(30代ママ)
「夜泣きがひどくなり、毎晩2時間おきに起こされていました。どうしたらいいのか悩みましたが、寝る前にベビーマッサージをしてみたら、リラックスできるのか夜中の目覚めが少なくなりました。寝る前のルーティンに取り入れることで、赤ちゃんも安心して眠れるようになりました。」(20代ママ)
共感できる悩みと解決のヒント
「赤ちゃんが突然不機嫌になったり、今まで平気だったことを怖がったりして戸惑いました。でも、これは成長の証なんだと考えるようにしたら、少し気持ちが楽になりました。『今は大変だけど、この時期を乗り越えたらもっと成長するんだ』と思うと、前向きになれました。」(20代ママ)
パートナーや周囲のサポートを得るコツ
「最初は一人で頑張らなきゃと思っていましたが、疲れが溜まるとイライラしてしまいました。思い切って夫に『ちょっと一人時間が欲しい』と伝えたら、快く受け入れてくれて、お風呂の時間だけでも任せるようになりました。すると、私の気持ちも楽になり、夫も育児に積極的になってくれました!」(30代ママ)
まとめ
生後5,6ヶ月のメンタルリープは、赤ちゃんの成長の大きなステップですが、ママにとっては大変な時期でもあります。ぐずりや夜泣きに悩まされることもありますが、適切な対処法を取り入れることで、少しずつ乗り越えられます。また、赤ちゃんだけでなく、ママ自身の心のケアも大切です。周囲のサポートを上手に活用しながら、この時期を乗り越えていきましょう。
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