生後2ヶ月から始める向き癖・絶壁ケア|今日からできる改善方法まとめ
公開日:2025/11/30
生後2ヶ月からの頭の形ケア|向き癖・絶壁が気になるママのための実践ガイド
生後2ヶ月頃になると、ふと赤ちゃんの頭を上から見たときに、
「なんだか片側だけ平らかも…」「このまま絶壁になったらどうしよう」と、胸がざわっとしませんか?
ネットで「向き癖 2ヶ月」「絶壁 治し方」と調べれば調べるほど、
「もっと早く気をつければ良かったのかな」と、自分を責めてしまうママも多いはずです。
結論から言うと、生後2ヶ月はまだ“間に合う時期”であり、毎日少しずつの工夫でも、頭の形にとってプラスになることがたくさんあります。
しかも、その多くは「特別な道具」や「完璧なケア」ではなく、いつもの抱っこ・授乳・寝かしつけの中で“ついでにできること”です。
この記事では、
- 片側が平らになる主な原因
- 1日の流れに組み込める実践ケア
- 忙しい日でもOKな“最低限これだけ”ライン
- 枕やタミータイムとの上手な付き合い方
- 受診の目安と、ママの心を軽くする考え方
を、専門用語をできるだけ減らしながら、やさしく整理してお伝えします。
「毎日きっちり頑張れる自信はない…」というママでも大丈夫。
この記事は、“完璧な丸い頭”を目指すためのマニュアルではなく、
“今の自分でも無理なくできる、小さな一歩”を一緒に見つけるためのガイドです。
赤ちゃんを抱っこしながら、片手でスクロールするだけで読めるので、
どうか力を抜いて、気になるところから読み進めてみてくださいね。
「なんとなく平らかも…」と思ったときに知っておきたいこと
生後2ヶ月は“気づきやすい”けれど“まだ間に合う”時期
生後2ヶ月頃になると、赤ちゃんの顔つきや頭の形が少しずつはっきりしてきます。
新生児の頃よりも起きている時間が増え、写真を撮る機会も増えて、
「あれ?なんだか片側が平ら?」と気づきやすくなる時期です。
同時にこの時期は、
- 頭の骨がまだやわらかく、変化しやすい
- 寝返り前で仰向け時間が長い
- 向き癖が出てきやすい
という特徴があります。
つまり、「気になりやすいタイミング」=「ケアを始めるにはちょうど良いタイミング」でもあるのです。
どこからがケアを始めた方が良いライン?
次のような場合は、生活の中で少しずつケアを意識してみると安心です。
- 真上から見たとき、片側の後頭部がはっきり平らに見える
- いつ見ても同じ向きで寝ていることが多い
- 家族からも「ちょっと平らかも?」と言われたことがある
逆に、
- よく見ると左右差がある…気がする程度
- 日によって向きや寝方が違う
という場合は、まずは「軽く意識する」くらいからで十分です。
大切なのは、
「何か大変なことをしなきゃ」と身構えるのではなく、「日常のついでに、ちょっと工夫してみようかな」くらいの気持ちで始めること。
まずは「完璧を目指さなくていい」と決める
頭の形が気になり始めると、つい「左右ぴったりの完璧な丸い頭」をイメージしてしまいがちです。
でも現実には、どの赤ちゃんにも少しずつ個性や左右差があります。
そしてママの生活は、
- 寝不足
- ワンオペ育児
- 授乳・おむつ替え・家事
でいっぱい。
その中で「毎回の授乳の向き」「寝かせる向き」「タミータイム」…と、あれもこれも完璧にしようとすると、あっという間に心が追いつかなくなってしまいます。
この記事では、最初から「完璧を目指さないこと」を前提にします。
7割できれば花丸、できない日があってもマイナスにはならない。
そんなスタンスで、一緒にケアの方法を見ていきましょう。
片側だけ平らになる主な原因と“今から変えやすいポイント”
向き癖がつきやすい理由(声・光・家のレイアウト)
赤ちゃんは、生まれたばかりの頃から、
- ママやパパの声がする方向
- 光が入る窓の方向
- テレビや音のする方向
など、「にぎやかで安心する方向」に顔を向けることが多くなります。
さらに、ベビーベッドやお布団の位置によって、
- いつも右側に家族がいる
- いつも左側に窓がある
といった「自然と見やすい方向」が決まりやすくなります。
その結果、
- 同じ方向ばかり向いて寝る(向き癖)
- 同じ側の後頭部にばかり圧がかかる
→ 片側だけ平らになりやすい、という流れが生まれます。
つまり、向き癖は「ママが何かを失敗した」わけではなく、
赤ちゃんの好み+家の環境の組み合わせで自然に起こるものなのです。
抱っこ・授乳の向きが頭の形に与える影響
ママやパパの利き腕、授乳のしやすさも、頭の形に影響しやすいポイントです。
例えば、
- いつも右腕で抱っこして寝かしつけをしている
- 授乳のとき、なんとなく同じ側ばかりであげてしまう
といった状況が続くと、赤ちゃんの頭は
- いつも同じ肩に乗る
- いつも同じ方向に顔を向ける
ことが多くなり、結果として片側だけ圧がかかりやすい状態になります。
意識しておきたいのは、
「抱っこの仕方が悪い」のではなく、「少し偏りやすいだけ」という視点です。
だからこそ、「時々逆側でも抱っこする」くらいの小さな工夫で、十分プラスの変化が期待できます。
ベビーベッドの置き場所・向きで変わる「自然と向く方向」
ベビーベッドやお布団の向きも、向き癖にかなり影響します。
例えば、
- ベッドの右側に窓・家族スペース・テレビがある → 赤ちゃんは右を向きやすい
- 左側にママのベッドがある → 授乳後も左を向きがち
といった具合です。
もし片側への向き癖が強いと感じたら、
- ベビーベッドの頭側の向きを反対にしてみる
- 声をかける位置を変えてみる
- モビールやおもちゃを、いつもと反対側に吊るしてみる
といった「環境側を少し変える」ことで、赤ちゃんが自然に反対側も向きたくなるきっかけを作れます。
1日の流れで考える「無理なく続く頭の形ケア」
【朝】着替えタイムにできる向き癖リセット
朝の着替えは、1日の中でもママが意識を向けやすい時間帯です。
このタイミングに、少しだけ「頭の向きリセット」を組み込んでみましょう。
例えば、
- いつも右側から着替えさせているなら、日によって左側からに変えてみる
- 着替え中に、向きづらい側からも声をかけてみる
- 着替え後に、寝かせる向きをあえて普段と逆にしてみる
このときのポイントは、
- 嫌がったらすぐに戻してOK
- 「毎日完璧に」ではなく「できる日はやる」くらいで十分
ということ。
「朝の着替え=向き癖リセットの合図」くらいに、軽く頭に置いておくと続けやすくなります。
【日中】授乳・ミルク・抱っこで“さりげなく”左右バランスをとる
日中の授乳やミルクタイムは、向き癖ケアにとても相性が良いタイミングです。
具体的には、
- いつも右腕で抱っこして飲ませているなら、1日のうち1〜2回だけ左腕で抱っこしてみる
- 母乳の場合、左右をバランスよくあげるように意識してみる
- ミルクでも、赤ちゃんの顔が自然と反対側を向く位置で抱く日を作る
ここでも、「毎回必ず交互に」などと決めなくてOKです。
「今日は1回だけ逆側で抱っこできた。よし、合格」くらいの感覚で十分です。
【夜】寝かしつけ前にできる、やさしい頭の向き調整
夜の寝かしつけは、赤ちゃんがウトウトしてきて、頭の向きを変えやすい時間帯です。
寝かしつけ前後に、次のようなことを意識してみましょう。
- 寝ついたあと、そっと反対側に顔を向けてあげる
- ベッドの頭の向きを、数日ごとに入れ替えてみる
- ママが声をかける位置を、日によって変えてみる
ただし、無理に首をひねったり、赤ちゃんが明らかに嫌がる向きは避けましょう。
「できる範囲で」「赤ちゃんが気持ちよさそうなら採用」くらいのゆるさがちょうどいいバランスです。
生後2ヶ月から始めるタミータイム(うつ伏せ遊び)のコツ
タミータイムで期待できること・できないこと
タミータイム(うつ伏せ遊び)は、
- 首や背中の筋肉を使うトレーニング
- 仰向け時間を減らし、後頭部への圧を分散させる
という点で、頭の形ケアとも相性の良い遊びです。
ただし、「タミータイムをすれば絶対にきれいな丸い頭になる」という魔法ではないことも、あわせて覚えておきましょう。
期待できるのは、あくまで
- 仰向けばかりにならない時間を少し増やす
- 上半身の発達をゆるやかに助ける
といった“サポート的な効果”です。
嫌がりにくいタミータイムの始め方と時間の目安
生後2ヶ月でタミータイムを始めるときは、
- いきなり長時間やらない
- 赤ちゃんの機嫌が良いタイミングに行う
ことがポイントです。
目安としては、
- 数十秒〜1分程度からスタート
- 1日に数回「ちょっとだけやってみる」イメージでOK
ママやパパも一緒に床にうつ伏せになって、
顔を近づけて話しかけたり、歌を歌ったりすると、赤ちゃんも安心しやすくなります。
「うつ伏せが苦手な子」のための段階的ステップ
中には、うつ伏せになるとすぐ泣いてしまう子もいます。
無理に長く続ける必要はありません。
そんな時は、次のような「段階的ステップ」がおすすめです。
- ママの胸の上にうつ伏せで乗せてみる(ママが少し仰向け〜半分くらい起きた姿勢)
- バスタオルを丸めて胸の下に置き、少しだけ顔が上げやすいようにする
- 短時間でやめる(「泣く前に終わる」くらいを意識)
「うつ伏せ嫌いだからダメな子」ではなく、「ちょっと苦手だからペースを合わせてあげよう」くらいの気持ちで大丈夫です。
忙しい日でもOK|“これだけやれば十分”な最低限ケア
「今日は向きを変えるだけ」の合格ライン
どんなにやる気があっても、
毎日すべてのケアを完璧にこなすのは現実的ではありません。
そこで、「最低限これだけできていればOK」という合格ラインを、あらかじめ決めておくと心がラクになります。
例えば、
- 寝かせるときに、いつもの向きとは逆向きに1回トライしてみる
- 授乳のとき「今日は1回だけ逆側で抱っこしてみよう」と決める
このどちらか一つでもできたら、
「今日は十分にがんばった」と自分に丸をつけてあげてください。
ワンオペの日に無理なく続けるための考え方
ワンオペの日は、頭の形ケア以前に、
ママ自身が倒れないこと・赤ちゃんが安全に過ごすことが最優先です。
そんな日は、
- 頭の形ケアを「できたらラッキー」くらいに下げる
- 自分を責めるトリガーにしない
ことがとても大切です。
「今日は何もできなかった」ではなく、「たくさん抱っこしてあげられた」。
その事実だけで、赤ちゃんにとっては十分な愛情ケアになっています。
ケアができなかった日があっても大丈夫な理由
頭の形は、
- 数日〜数週間という「積み重ね」で変化していくもの
- 1日、2日何もできない日があっても、大きく変わるわけではない
という性質があります。
だからこそ、「5日間のうち3〜4日なんとなく意識できた」くらいで、十分に意味があります。
ケアができなかった日があっても、
「昨日はできなかったから、今日は向きだけ少し意識してみようかな」と、また小さな一歩を踏み出せれば、それでOKです。
枕・タオル・クッションの正しい付き合い方
低月齢で枕を使うときに必ず知っておきたい安全ポイント
新生児〜生後2ヶ月頃は、基本的に「枕は必須ではない」とされることが多いです。
それは、
- まだ首や背骨のカーブが未発達で、大人のような枕の必要がない
- 柔らかすぎる寝具は窒息のリスクにつながる可能性がある
といった理由からです。
どうしても枕やクッションを使いたい場合は、
- 顔が沈み込まない厚み・硬さであること
- 鼻や口をふさがない形状であること
- うつ伏せになったまま放置しないこと
- 大人の目が届く範囲で使うこと
といった安全ポイントを必ず守ることが大前提です。
タオルで調整する方法と、かえって危険になりやすいケース
頭の位置を少し調整するために、バスタオルやガーゼを使う方法もあります。
例えば、
- 肩〜頭の下に薄く畳んだタオルを敷いて、向きたい側に少し傾ける
- 頭ではなく背中〜腰にタオルを入れて、自然に向きが変わるようにする
一方で、
- 柔らかいクッションを頭の周りにぐるっと囲う
- タオルを高く積み上げて、頭を深く沈める
といった方法は、窒息や転落のリスクが高まるので避けた方が安心です。
「高さを出す」よりも
「向きたい方向に、ほんの少し傾ける」くらいの感覚で調整すると、安全性とのバランスをとりやすくなります。
頭の形サポート枕の「できること」と「限界」
頭の形サポート枕は、
- 後頭部にかかる圧を分散する
- 毎回同じ位置に頭が戻りやすくする
といったサポート的な役割を期待できるアイテムです。
ただし、
- 既に強い左右差がある場合、それだけで劇的に改善するわけではない
- 向き癖や環境要因を何も変えなければ、効果は限定的
という“限界”もあります。
そのため、
「枕だけに頼る」のではなく、「日常のケア+補助として枕」と考えるのがおすすめです。
編集部おすすめの「エスメラルダのベビー枕」が向いているご家庭・向いていないご家庭
エスメラルダのベビー枕は、赤ちゃん専用の枕を品質を徹底的にこだわって開発するために、
開発陣に加え、「寝具の聖地/ 近江職人」が尽力してくれました。
その結果、完成した枕は
- 赤ちゃんの頭にフィットするくぼみがある
- 通気性や洗いやすさに配慮されている
- 新生児〜低月齢でも使いやすいサイズ感
- 適度な硬さで、必要な時期をヘタレず使える
といった特徴を持つ枕は、
「毎回タオルを整えるのが大変」「夜間も含めてある程度一定の位置に頭を置いてあげたい」と感じているママの願いを叶えてくれます。
また、丸い形の頭だけでなく、心地よい寝心地のため、
「寝付きでぐずってしまう」「夜に何度も起きる」
という悩みの解消につながる可能性もあります
赤ちゃんの「まんまる頭」のことで不安があれば、
ぜひ一度お試しください。
商品購入や、より詳しい説明は下のリンクからできます。
「これって受診レベル?」迷ったときのチェックリスト
様子見でよいケースの目安
次のような場合は、すぐに専門外来に行く必要はなく、
自宅でのケア+健診時に相談するくらいでも問題ないケースが多いです。
- 左右差はあるものの「言われれば分かる」程度
- 後頭部の平らさも、髪の毛が伸びれば隠れそうなくらい
- 月齢が進むにつれて、少しずつ形が変化していると感じる
もちろん、不安なときはいつ相談してもOKですが、
「すべてが重症というわけではない」ことを知っておくだけでも、心が少しラクになります。
小児科で一度相談した方が安心なサイン
次のような場合は、一度小児科で相談してみると安心です。
- 真上から見たときに、片側のぺたんとした部分がはっきり目立つ
- 耳の位置が左右でずれて見える(前後にずれているなど)
- 額・頬・顎のラインなど、顔立ちに左右差が出てきている
- 3〜4ヶ月になっても、形の変化をほとんど感じない
小児科では、頭の形だけでなく、
首の動きや筋肉の状態、発達の様子も含めてチェックしてもらえます。
相談時に伝えるとスムーズなポイント(写真・気になる経過の整理)
いざ相談するとき、うまく言葉にできるか不安な場合は、
事前に次のような準備をしておくとスムーズです。
- 頭のてっぺんから撮った写真(できれば複数枚)
- 顔の正面、左右横からの写真
- 「いつ頃から気になり始めたか」をざっくりメモしておく
質問例としては、
- この頭の形は、どの程度のレベルでしょうか?
- 今後、健康面・発達面で問題になる可能性はありますか?
- 自宅でできるケアがあれば教えてください
- どのくらいの期間、様子を見ればよいですか?
といったことを聞いておくと、
「自分の中で何が不安なのか」「どこまでは様子見で良いのか」が整理され、少し気持ちが落ち着きやすくなります。
ママの罪悪感を軽くするための“心のケア”
向き癖や絶壁は「ママのせい」ではない理由
向き癖や頭の形の左右差が気になり始めると、
- もっと早く気づいていれば…
- 抱っこの仕方が悪かったのかな…
と、自分を責めてしまうママはとても多いです。
ですが、実際には、
- お腹の中での姿勢
- 出産時の状況
- 赤ちゃん自身の筋肉の付き方や好み
といったママにはどうしようもない要素が、頭の形に大きく影響しています。
今こうして、この記事を読みながら
「少しでもできることはないかな」と考えている時点で、充分すぎるほど赤ちゃん思いのママです。
SNSの赤ちゃんと比べて落ち込みそうになったら
Instagramや育児ブログでは、「きれいな丸い後頭部」の写真がたくさん目に入ってきます。
それらは、
- 光の当たり方
- 撮る角度
- 一番きれいに見える一瞬
を切り取った“ベストショット”であることも少なくありません。
比べてしまいそうになったときは、
- スマホを閉じて、目の前のわが子の顔を見てみる
- 今日あった「ちょっと嬉しかったこと」を1つ思い出す
という小さな行動で、意識を「画面の中」から「今ここ」に戻すのがおすすめです。
“できる範囲で大丈夫”を自分に許す
頭の形ケアは、
- 1日で結果が出るものではない
- 長い目で少しずつ続けるもの
だからこそ、ママの心と体がすり減ってしまうやり方は、長期的にはプラスになりません。
「今日は何もできなかった日」も、「抱っこをたくさんした日」として丸。
「向きを変えてあげられた日」は、「ちょっとだけ上乗せできた日」として二重丸。
そんなふうに、自分に優しい採点基準を持っていて良いのだと、どうか許してあげてください。
今の姿を大切に残すという選択肢|成長の記録としての写真
数ヶ月後に見返したときに気づく「当時のがんばり」
今は「頭の形」が真っ先に目についてしまうかもしれません。
しかし、数ヶ月・数年後に当時の写真を見返したとき、
- この頃、頭の形ですごく悩んでいたな
- あの頃も、毎日抱っこしてがんばっていたな
と、自分自身のがんばりや、赤ちゃんの成長ぶりに目が向くことが多いです。
頭の形だけでなく「表情」「しぐさ」を残してあげる意味
頭の形ケアに意識が向きすぎると、
「写真を撮る気持ちになれない」「正面から撮るのが怖い」と感じるママもいます。
でも、赤ちゃんにとって一番の宝物は、
- 少し眠そうな表情
- 飲み終わって満足そうに笑う顔
- 指をギュッと握る手
といった、“今だけの表情やしぐさ”です。
頭の形が気になるときこそ、
「それでも、うちの子かわいいな」と思える瞬間を写真に残しておくことは、ママ自身の心の支えにもなります。
月齢に合わせた撮影会やフォトイベントの活用アイデア
少し余裕が出てきたら、
月齢ごとの撮影会やフォトイベントに参加してみるのもひとつの方法です。
- ハーフバースデーの頃には「頭の形よりも、こんなに表情が豊かになったんだ」と感じやすい
- プロのカメラマンに撮ってもらうことで、「わが子のかわいさ」を改めて実感できる
頭の形を「隠すため」ではなく、
「当時のそのままを残すため」の写真として捉えると、気持ちも少し軽くなるかもしれません。
まとめ|生後2ヶ月からの頭の形ケアは“がんばりすぎない”がちょうどいい
今日からできる3つの小さな一歩
最後に、この記事でお伝えした内容を、
今日からできる3つの小さな一歩として整理します。
- 寝かせるときに、いつもと反対向きに「1回だけ」トライしてみる
- 授乳・ミルクのとき、いつもと違う腕で抱っこしてみるタイミングを1回作る
- 余裕があれば、数十秒〜1分だけタミータイムを試してみる
この中のどれか1つでもできれば、それはもう立派なケアです。
不安になったら見直したい「受診の目安」と「心のよりどころ」
もし不安が強くなってきたら、
- 耳の位置や顔立ちの左右差が大きくないか
- 3〜4ヶ月になっても全く変化がないか
といった点をチェックし、必要に応じて小児科で相談してみてください。
一人で抱え込まず、専門家の意見を聞くこと自体が、ママの心のケアにもつながります。
そして何より、
頭の形は、赤ちゃんの健康やかわいさの“全部”を決めるものではありません。
今できる範囲で、少しだけ向きを意識してみる。
できなかった日があっても、自分を責めない。
その優しさこそが、いちばんのケアです。
今日もここまで読んでくださったあなたは、十分すぎるほど、がんばっているママです。
どうか、自分のこともやさしく褒めてあげてくださいね。
よくある質問(FAQ)
生後2ヶ月の頭の形が少しいびつですが、自然に治りますか?
生後2ヶ月はまだ頭の骨が柔らかく、生活習慣でゆっくり変化していきます。多くの場合はケアで改善しやすい時期です。
向き癖はどうして起こるのですか?
赤ちゃんが「声や光がする方向」を好んだり、授乳・抱っこの偏り、ベッドの配置が原因になることがあります。
枕を使えば頭の形は治りますか?
枕は“補助的なサポート”として有効ですが、それだけで劇的に改善するわけではありません。日常の向き癖ケアとの併用が大切です。
どのタイミングで小児科に相談すべきですか?
耳の位置のズレや顔の左右差が大きい場合、3〜4ヶ月になっても変化が見られない場合は相談をおすすめします。
タミータイムが苦手で泣いてしまうのですがどうしたら?
ママの胸の上のうつ伏せから始めたり、数十秒だけの短時間で終えるなど、段階的なステップを踏むと続けやすくなります。

