生後1ヶ月の完全ミルク量と体重増加の目安|回数・授乳間隔・体験談付き
公開日:2025/2/21
最終更新日:2025/8/23

生後1ヶ月の完全ミルク量と体重増加の目安|回数・授乳間隔・体験談付き
初めての育児で、生後1ヶ月の赤ちゃんにどれくらいのミルクを与えれば良いのか、体重は順調に増えているのか、不安に感じていませんか?この記事では、完全ミルク(完ミ)の1回量・回数・授乳間隔の目安や、理想的な体重増加のペース、飲まない/飲みすぎ時の対処をわかりやすく解説。さらに先輩ママの体験談や、ママの心と体を守るコツ、地域サポートの活用までまとめました。
生後1ヶ月の赤ちゃんに適したミルク量の目安
- 1回量の目安:約120ml
- 1日の回数:6回前後(合計約720ml)
- 授乳間隔:約3〜4時間
※赤ちゃんの個人差・その日のコンディションにより前後します。目安にとらわれ過ぎず、機嫌や眠り、排泄、体重推移も合わせて観察しましょう。
1回の授乳量と1日の総授乳量(完全ミルクの場合)
生後1ヶ月頃は、1回あたり約120mlを目安に、1日6回程度。合計で約720mlになります。吐き戻しや満腹サイン(哺乳瓶を押しのける、口を閉じる、眠ってしまう等)が見られる場合は、量やペースの微調整を。
授乳間隔の目安と調整方法
間隔は3〜4時間が目安。ぐずりや空腹サイン(口を探す、指を吸う等)が強いときは早めてもOK。逆に寝ていても、長時間の間隔空きすぎには注意し、むりのない範囲で起こして与えることも検討します。
理想的な体重増加ペースと確認方法
1日の体重増加の目安(25〜30g)
生後1ヶ月の理想的な増加ペースは1日あたり約25〜30g。1週間で約175g、1ヶ月で約750〜900g増えていればおおむね順調と考えられます。
体重が増えない・増えすぎのときの原因と対処
- 増えない:量が少ない、間隔が空きすぎ、哺乳がうまくいっていない、体調不良など。
→ 回数を一時的に増やす/間隔を短くする/哺乳瓶の乳首サイズ見直し/小児科や助産師に相談。 - 増えすぎ:吐き戻しが増える、腹部の張り、便の変化などがあれば過多の可能性。
→ 1回量を少し減らして回数で調整、ゲップケアや姿勢ケアを合わせて実施。
完全ミルク育児中によくある悩みと解決策
ミルクを飲まないときの工夫
- 哺乳瓶の乳首サイズ・形状を見直す
- ミルク温度を微調整(ぬるめ/やや温かめ)
- 環境調整(明るさ/音/抱き方/スキンシップ)
授乳後に泣くときの原因と対応
- 空腹以外の要因(おむつ/眠気/抱っこ欲求/暑さ寒さ)をチェック
- ゲップ・あやし・体位変換で落ち着くか確認
体重増加が遅い場合のチェックポイント
- 1回量と回数のバランスを見直す(量を少し増やす/回数を増やす)
- 飲みムラが強いときは、時間帯ごとのフィードログを記録
- 気になるときは早めに小児科へ
先輩ママの体験談まとめ
体重増加が順調だったケース
「1日7回前後、1回100〜120ml。週ごとの体重を記録して、ペースが守れていると安心。『今のままでOK』と小児科で言ってもらえて肩の力が抜けました。」
ミルク量や回数を調整したケース
「飲みが浅い日は回数を増やしてカバー。吐き戻しが増えた日は1回量を10〜20mlだけ減らして間隔を短めに。細かい調整で落ち着きました。」
ママの心と体を守るための工夫
短時間でできるリフレッシュ方法
赤ちゃんの睡眠中に温かい飲み物、深呼吸、軽いストレッチ。完璧を目指さない「できたらラッキー」でOK。
パートナーに協力してもらうコツ
「夜の授乳後の寝かしつけをお願い」「おむつ替え担当を固定」など、具体的にタスクを依頼すると動いてもらいやすくなります。
地域の子育てサロンや支援サービスの活用法
同じ月齢の親子と悩みを共有できる場は心強い味方。0歳向けイベントや、1歳向けイベントもチェック。
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まとめ
- 生後1ヶ月の完ミ目安:1回約120ml × 1日6回(合計720ml)
- 体重増加の目安:1日25〜30g/月750〜900g
- 飲まない・飲みすぎは量/回数/間隔を微調整、気になる時は小児科へ
- ママ自身のケアと地域サポート活用で、無理なく続ける
執筆・編集:Mother Nature’s Son 編集部(0〜1歳専門)
出典・参考:小児科医・助産師へのヒアリング/自治体育児ガイド 等