生後5ヶ月の赤ちゃん 体重が増えない原因は?受診目安と対策を徹底解説
公開日:2025/3/12
最終更新日:2025/8/23

生後5ヶ月の赤ちゃん 体重が増えない原因は?受診目安と対策を徹底解説
生後5ヶ月の赤ちゃんの体重が思うように増えず、不安を感じていませんか?この記事では、体重増加が緩やかな原因とその対策、そして小児科に相談すべきサインを、専門的な情報と先輩ママの体験談を交えて解説します。必要な場面で正しく相談し、安心して育児を続けられるようにサポートします。
生後5ヶ月の体重増加の目安
平均体重と増加ペース
生後5ヶ月の平均体重はおおよそ、男の子:6.5〜8.5kg前後/女の子:6.0〜8.0kg前後が目安です。1日あたりの体重増加は20〜30g程度が一般的ですが、個人差があります。
成長曲線の見方とチェックポイント
- 「数値」より増え方(トレンド)を重視
- 成長曲線(母子健康手帳のグラフ)に沿っているかを確認
- 曲線から大きく外れる/減少が続く場合は受診を検討
詳しい成長曲線データは
厚生労働省「乳幼児身体発育調査」
をご参照ください。
体重が増えない主な原因
1. 哺乳量の不足
- 授乳間隔が空きすぎている/途中で寝てしまう
- 吸着が浅く十分に飲めていない
- ミルク量が月齢に対して少ない
2. 運動量の増加
寝返り・キックが活発になる時期。消費カロリー増で増え方が緩やかになることがあります。
3. 消化吸収や体質・体調の影響
- 消化吸収の個人差/体質差
- 発熱・胃腸症状などの体調不良
今日からできる対応策
授乳の回数・方法を見直す
- 授乳間隔を短めにして回数を確保(例:2.5〜3時間)
- 授乳姿勢を調整して深い吸着に(乳頭痛や空気飲みの軽減)
- 完ミ・混合なら哺乳瓶の乳首サイズを月齢に合わせて見直し
離乳食の導入と栄養バランス
生後5ヶ月〜6ヶ月は離乳食開始期。最初は10倍がゆなど消化しやすいものを少量から。進め方の公式ガイドは
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」をご確認ください。
受診を検討すべきサイン
- 体重が減少している、または増加停止が続く
- 元気がない/哺乳を強く嫌がる/おしっこが極端に少ない
- 嘔吐や下痢など胃腸症状が持続している
判断に迷うときは
日本小児科学会の一般向けQ&A
も参考になります。地域の乳幼児健診や保健センターでも相談できます。
先輩ママの体験談(授乳スタイル別)
完母:おしっこ回数と機嫌で安心材料を確認
「完母で5ヶ月のとき、増え方が緩やかで心配でした。保健師さんに『おしっこ回数と機嫌が良ければ大丈夫』と言われて安心。成長曲線に沿っているかを見るようにしました。」(30代ママ)
混合:授乳日記で“見える化”し必要時のみミルク追加
「母乳+ミルクで量に迷い、授乳日記をつけて把握。1日1〜2回だけミルクを追加したら増え方が安定しました。」(20代ママ)
完ミ:乳首サイズ変更で飲みやすさ改善
「規定量を飲んでいるのに増えが緩やか。乳首サイズを月齢に合わせて変更したら飲みやすくなり、体重も少しずつ増えました。」(30代ママ)
体質差:兄弟比較で不安→曲線に沿っていればOKと理解
「上の子はむちむち、下の子は細身で不安に。小児科で『曲線に沿っていれば問題ない』と説明され、体質差だと納得できました。」(20代ママ)
健診指摘:授乳姿勢の修正で吸着改善
「5〜6ヶ月健診で『増え方が緩やか』と言われ、助産師さんに姿勢をチェックしてもらいました。深い吸着になってからしっかり飲めるように。」(30代ママ)
まとめ:受診が必要なとき/家庭でできること
- すぐに受診:減少が続く・機嫌不良・授乳拒否・尿量低下・胃腸症状が持続
- 家庭での工夫:授乳回数の確保・姿勢の見直し・乳首サイズ確認・離乳食を少量から
- 相談先:地域の乳幼児健診、保健センター、助産師外来、小児科
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参考リンク
よくある質問(生後5ヶ月の体重が増えない)
Q. 生後5ヶ月で体重が増えないのはよくあること?
個人差は大きく、運動量が増える時期は増え方が緩やかに見えることがあります。まずは成長曲線に沿っているか、体重の「増え方(トレンド)」を確認しましょう。
Q. 受診を検討すべきサインは?
- 体重が減少している/増加停止が続く
- 元気がない、哺乳を拒否する、尿量が少ない
- 嘔吐・下痢などの胃腸症状が持続
迷う場合は小児科や健診で早めに相談しましょう。
Q. 授乳間隔・回数はどう見直せばいい?
目安として2.5〜3時間間隔で回数を確保し、途中で寝てしまう場合は環境を整えて授乳時間を確保します。吸着が浅いと十分に飲めないため、授乳姿勢を調整しましょう。
Q. 完ミ・混合で乳首サイズはいつ見直す?
月齢や飲むスピードに合わせてサイズ変更を検討します。飲みづらそう、時間がかかる、途中で疲れて残す場合はサイズアップで改善することがあります。
Q. 離乳食を始めると体重は増えやすくなる?
5〜6ヶ月は離乳食開始期です。まずは10倍がゆなど少量から始め、母乳・ミルクとのバランスを見ながらゆっくり進めます。急な量の増加は負担になるため、赤ちゃんの様子を見ながら段階的に。
Q. 成長曲線はどのように見ればいい?
単発の数値ではなく、複数回の計測で曲線に沿って増えているかを確認します。曲線から大きく外れる場合や不安が続く場合は受診を検討しましょう。
Q. 健診や相談先は?
乳幼児健診、地域の保健センター、助産師外来、小児科で相談できます。成長や授乳の悩みは早めに専門職へ共有すると安心です。
Q. 混合授乳でミルクはどれくらい足す?
授乳日記で母乳・ミルク量と回数を可視化し、日中・就寝前など必要なタイミングで少量から調整します。体重推移と機嫌・尿量も併せて確認しましょう。
Q. 体重が一時的に減った場合の家庭での対応は?
まずは授乳回数の確保、環境・姿勢の見直し、体調の観察(発熱・胃腸症状の有無)を行います。減少が続く、元気がないなどのサインがあれば医療機関へ。
Q. 生後6ヶ月の記念はどう残す?
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