生後2ヶ月の頭の形が気になるママへ|自然に治る?向き癖?受診の目安まで徹底ガイド
公開日:2025/11/30
最終更新日:2025/11/30
生後2ヶ月の頭の形が気になるママへ|自然に治る?向き癖?受診の目安まで徹底ガイド
赤ちゃんの頭の形、気になっていませんか?
「右だけ平らな気がする…」「生後2ヶ月は治る?治らない?」
そんな不安を抱えて、毎日赤ちゃんの頭をそっと触ってしまう——。実は、この時期のママの“あるある”です。
結論から言うと、生後2ヶ月の頭の形はまだ変化しやすく、多くは生活の中の小さな工夫で改善が期待できます。
さらに、改善しやすいケースと相談したほうが良いケースには、いくつか“分かりやすいサイン”があります。
この記事では、
- 自然に治るケースの特徴
- 治りにくいケースの見分け方
- 今日からできる簡単ケア
- 枕や受診の判断
- ママの不安を軽くする考え方
を、やさしい言葉でまとめました。
専門用語はなるべく避けて、生活の具体例を交えながら
「結局、うちの子はどうすればいい?」
が分かるように解説しています。
読むのに難しい知識は必要ありません。
赤ちゃんを抱っこしながら、片手でスクロールするだけで大丈夫です。
まずは安心して、この続きに進んでくださいね。
生後2ヶ月の赤ちゃんの頭の形は「変化しやすい時期」
なぜいびつに見えやすい?骨の柔らかさと成長の仕組み
赤ちゃんの頭の骨は、大人のように一枚板ではなく、いくつかの骨がパズルのようにくっついている状態です。
そのつなぎ目は「泉門(せんもん/フォントネル)」や「縫合(ほうごう)」と呼ばれ、あえてすき間を残した状態になっています。
それは、
- 出産のときに産道を通れるように、頭の形を変えやすくするため
- 生まれてからも脳がぐんぐん成長できるようにするため
という、とても大事な役割のためです。
その一方で、骨同士が完全に固まっていないぶん、
- 同じ向きで寝ている時間が長い
- いつも同じ側に顔を向けている
といった状況が続くと、特定の部分だけ平らになったり、左右差が出て見えやすいという特徴もあります。
“多少の左右差はよくある”と言われる理由
生後2ヶ月ごろの赤ちゃんを、上からじっくり見てみると、
- 少し後頭部が平ら
- 左右で微妙に形が違う
といった状態は、決して珍しいことではありません。
・お腹の中での姿勢
・出産時の向きや時間
・好みの向き(向き癖)
など、さまざまな要因が重なって、頭の形は個性豊かになります。
つまり、「完璧な球体のような丸い頭」でないといけない、というわけではないのです。
多くのお医者さんが「多少の左右差なら経過観察で大丈夫」と言うのは、このためです。
この時期の特徴(向き癖・首の弱さ・仰向け時間の長さ)
生後2ヶ月の赤ちゃんは、
- まだ首が完全にはすわっていない
- 1日のほとんどを仰向けで過ごす
- 「向きやすい方」がはっきりしてくる(向き癖)
といった特徴があります。
そのため、どうしても
- 同じ側だけで頭を支えることが多い
- ママが声をかける方向・窓やテレビの方向などに顔を向けがち
になり、片側が平らになったり、後頭部全体が平らになったりしやすい時期でもあります。
「いびつに見える=異常」ではなく、
“変化しやすい時期だからこそ、そう見えやすい”という前提をまず押さえておきましょう。
正常の範囲と“気にしたほうがいいサイン”の違い
正常の範囲に多い例(軽度の左右差・後頭部の平坦)
次のような状態は、よく見られる範囲の例です。
- 上から見たとき、少しだけ後頭部が平らに見える
- 左右差はあるけれど、言われなければ気づかない程度
- 顔の左右差はほとんどない(耳・目・頬の位置が大きくズレていない)
- 健診や診察で「様子を見て大丈夫」と言われている
このような場合、成長とともに気にならなくなることも多く、自宅でできる範囲のケアをしながら見守ることが一般的です。
相談したほうがいい例(食い込み・強い左右差・額の変形)
一方で、次のような場合は、一度小児科などに相談してみることをおすすめします。
- 真上から見たとき、頭が「ひし形」に近い形をしている
- 耳の位置が左右で明らかにずれている(前後にズレて見える)
- おでこ・頬・顎のラインなど、顔立ちにも左右差がはっきり出ている
- 頭の一部が“ゴツッ”と盛り上がっている、あるいは逆に凹みが強い
- 健診で「頭の形について、少し注意して見ていきましょう」と言われた
必ずしも「大変な病気」が隠れているという意味ではありませんが、
自己判断だけで悩み続けるより、一度専門家の目で見てもらうほうが安心です。
写真でチェックできる“かんたんセルフ判定リスト”
スマホで、次のような写真を撮ってみましょう。
- 頭のてっぺんから真上に近い角度で撮る(可能な範囲でOK)
- 顔正面(おでこ〜顎まで)真正面から
- 左右それぞれの横顔
これらを見比べながら、次のポイントをチェックします。
- 左右で後頭部の高さや丸みが極端に違わないか
- 耳の高さ・前後の位置に大きな差がないか
- 顔の輪郭が大きくゆがんで見えないか
「なんとなく心配」を「どこがどのくらい気になるのか?」とはっきりさせることで、
様子見でよいのか、相談してみるべきなのかが判断しやすくなります。
片側が平らになる主な原因は?【向き癖・姿勢・授乳】
生後2ヶ月で多い「向き癖」
生後2ヶ月の赤ちゃんは、
- ママの声や家族の気配のする方向
- 光の差し込む窓の方向
- テレビや音のする方向
といった「興味のある方向」に顔を向けることが増えてきます。
その結果、
- 気づくと、いつも同じ方向を向いている
- 抱っこしても同じ側の肩にばかり頭を乗せる
といった向き癖が出てきやすくなります。
この向き癖自体は悪いものではありませんが、
同じ側だけで頭を支える時間が長くなると、その部分が平らになりやすくなるという影響があります。
抱っこ・授乳の向きによる影響
ママ自身の利き腕や授乳のクセも、頭の形に影響しやすいポイントです。
- いつも右腕で抱っこしている
- 授乳のとき、同じ側の胸・同じ向きで飲ませることが多い
という場合、赤ちゃんの頭が同じ側に傾きやすくなり、その方向への圧が増えやすくなります。
必ずしも「ダメ」ということではありませんが、
「最近ちょっと片側が平らかも?」と気になってきたら、
「1日のうち何回かは逆側でも抱っこしてみる」といった小さな工夫が効果的です。
寝かせ方・環境で起こる“無意識の偏り”
ベビーベッドやお布団を置いている位置・部屋のレイアウトも、頭の形に影響することがあります。
例えば、
- ベッドの左側に窓やテレビ、家族がいるスペースがある
- いつも左側から話しかけている
といった場合、赤ちゃんは自然とそちら側を見ることが増え、
結果的に左側の後頭部に圧がかかる時間が長くなる、ということが起こりやすくなります。
向き癖そのものをゼロにする必要はありませんが、
「赤ちゃんが自然に反対側も向きたくなる環境」をつくるのがポイントです。
生後2ヶ月の頭の形は自然に治る?治らない?月齢別の変化目安
自然経過で改善しやすいケース
次のようなケースでは、成長とともに目立たなくなっていくことも多いです。
- 左右差はあるが、軽度で顔立ちへの影響が少ない
- 寝返りが始まる前後から、平らな部分が少しずつ丸くなってきている
- 月齢が進むごとに「前ほど気にならなくなっている」と感じる
生後2ヶ月時点で多少平らに見えても、
3〜6ヶ月の間に向きや姿勢が変化することで、自然に丸みが出てくるケースは少なくありません。
改善しにくいケースの特徴
一方で、次のような場合は、自然経過だけではあまり変化しない可能性があります。
- 後頭部の片側がはっきりと平らで、耳の位置もずれている
- 3〜4ヶ月になっても形の変化がほとんど見られない
- おでこや頬のふくらみなど、顔の左右差も目立つ
こうした場合は、生活の工夫+医師への相談を組み合わせながら、
今後の方針を決めていく方が安心です。
いつまでが“生活ケアの効果が出やすい時期”?
一般的には、
- 0〜3ヶ月:向き癖や姿勢のクセがつきやすい時期
- 3〜4ヶ月:まだ骨が柔らかく、形の変化が起こりやすい時期
- 5〜6ヶ月:寝返りが始まり、姿勢のバリエーションが増えてくる時期
といわれています。
生後2ヶ月は、まさに「これから気をつけ始めることで、後の変化に差が出やすい」時期です。
焦って大きなことをする必要はありませんが、
「できる範囲で、少しだけ向きを意識する」ことが、後から振り返ったときに安心につながります。
今日からできる頭の形ケア【1日5分からOK】
生後2ヶ月向け:安全な体位変換のやり方
まず取り入れやすいのが、「寝かせる向きを時々変えてあげること」です。
- いつも右を向いて寝ている → 眠り始めたらそっと左向きにしてみる
- ベビーベッドの頭側の向きを変え、ママのいる方向を逆にしてみる
ポイントは、
- 無理にグイッと回さない(赤ちゃんが嫌がる向きは無理をしない)
- あくまで「そっと」「できる範囲で」
- 嫌がる日は無理せず「今日はやめておこう」でもOK
完璧に左右半々にしようとする必要はありません。
「いつも同じ方向ばかり」にならないよう、ほんの少し意識してあげるだけで十分です。
嫌がりにくいタミータイムの工夫
タミータイム(うつ伏せ遊び)は、首や背中の筋肉を使うことで、
仰向け時間を減らし、頭への圧を分散する助けになります。
とはいえ、生後2ヶ月ではまだうつ伏せが苦手な子も多く、
嫌がる場合は無理をしないことが大前提です。
工夫としては、
- ママやパパも床に寝そべり、赤ちゃんと同じ目線まで顔を近づける
- お気に入りのおもちゃやガラガラを目の前に置く
- 数十秒〜1分くらいの短時間からスタートする
「1日◯分必ず!」と決めなくてもかまいません。
赤ちゃんの機嫌がいいときに、ちょっと試してみるくらいの気持ちでOKです。
授乳・ミルクの向きを少し変えるだけの簡単ケア
授乳やミルクの時間は、ママと赤ちゃんがゆったり向き合える大切な時間。
この時間を少しだけ工夫するだけでも、頭の形ケアに役立ちます。
- いつも右腕で抱っこしているなら、たまに左腕でも抱っこしてみる
- 母乳の場合、左右をバランスよく飲ませるよう意識してみる
- ミルクの場合も、逆側の腕で抱っこしてみる日を作る
毎回きっちり交互にする必要はありません。
「今日はこっち側でも飲んでみようか」くらいのゆるさで十分です。
“忙しい日はこれだけ”最低限の1つ
どうしても余裕がない日もあります。
そんな日は、「これだけできればOK」という合格ラインを決めてしまいましょう。
例えば、
- 寝かせる前に、1回だけ頭の向きを反対にしてみる
- 授乳の片方だけ、いつもと違う腕で抱っこしてみる
このどちらかひとつでもできていれば、
「今日はちゃんとケアできた」と自分に丸をつけて大丈夫です。
枕は使っていい?やめたほうがいい?安全性×効果の整理
新生児〜2ヶ月は枕が推奨されにくい理由
医療情報や育児書では、新生児〜月齢の低い赤ちゃんには、基本的に枕は必須ではないとされています。
理由としては、
- 柔らかすぎる寝具は、窒息のリスクを高める可能性がある
- 背骨や首のカーブが未発達で、大人のような枕の必要がない
といった点が挙げられます。
そのため、「枕=頭の形に良いに違いない」ではなく、「安全性を十分に考えたうえで検討するもの」という位置づけで考えるのが現実的です。
使いたい場合の「絶対に守るべき安全ポイント」
それでも、
- 少しでも後頭部の圧を分散させたい
- タオルで調整するのが難しいので、専用の形に頼りたい
というママもいると思います。
もし枕を使う場合は、次のポイントを必ず意識しましょう。
- 顔が深く沈み込まない硬さ・厚みであること
- 赤ちゃんの鼻や口を塞がない形状であること
- うつぶせになった状態で放置しないこと
- 大人の目が届く範囲で使用すること
少しでも「苦しそう」「危ないかも」と感じたら、
すぐに使用をやめる勇気も大切です。
頭の形ケア枕の“できること/できないこと”
頭の形ケア用のベビー枕は、
- 後頭部にかかる圧を、できるだけ均等に分散させる
- 頭の位置が毎回同じところに戻りやすくする
といった「サポート役」として使うと良いアイテムです。
ただし、
- 枕だけで左右差が劇的に改善するわけではない
- 向き癖の原因(環境・抱っこ・授乳のクセ)を何も変えないままだと、効果は限定的
という限界もあります。
そのため、
「枕さえ使えばOK」ではなく、「生活の工夫+補助として枕」という考え方が大事です。
自然に丸い頭に!編集部おすすめのベビー枕
ベビー枕の中でも、エスメラルダの開発したベビー枕が断然おすすめです!
この枕は
- 赤ちゃんの頭にフィットするくぼみ付きのデザイン
- 中の素材やカバーの通気性・洗いやすさに配慮
- 新生児〜低月齢期から使いやすいサイズ感
- 適度な硬さで必要な時期をヘタレず使える
など、日々の取り扱いを含めてママの負担を減らす工夫がされています。
特に、
- タオルで毎回高さを調整するのが大変
- 夜間も含めて、自然に頭の位置を整えやすい環境にしたい
というご家庭には、
「毎回ゼロから調整しなくてもよい」という意味で、ママの気持ちをラクにしてくれるアイテムになり得ます。
一方で、すでに頭の左右差がかなり強い場合や、顔立ちにも影響が出ているように感じる場合は、
枕だけに頼らず、一度小児科や頭の形外来に相談したうえで併用を検討するほうが安心です。
実は、開発のエスメラルダは、ルーツは女性のための心地よい眠りを追求してきた経歴があります。
実は、女性の眠りと男性の眠りは違うため、女性専用の枕の設計が必要になったそうなのです。
そして、そのノウハウを活かし赤ちゃん専用の枕が誕生しました。
「ベビー枕」には、この赤ちゃん専用枕は、「向き癖を自然に直す」だけでなく、
・心地よい眠り(通気性の良さと衛生面を徹底追求)
・ママの声を徹底的に盛り込んだ設計
で作られた優れもの。
赤ちゃんの「まんまる頭」のことで不安があれば、
ぜひ一度お試しください。
商品購入や、より詳しい説明は下のリンクからできます。
小児科 or 頭の形外来に相談すべきタイミング
様子見でOKなサイン
次のような場合は、急いで受診する必要は低く、
自宅でのケアをしながら、健診時に相談する程度でも問題ないケースが多いです。
- 左右差はあるが、顔立ちへの影響が目立たない
- 後頭部の平らさも「言われれば分かる」程度
- 月齢が進むにつれて少しずつ変化していると感じる
もちろん、不安なときはいつでも相談して良いですが、
「様子見でも大丈夫なケースも多い」ということを知っておくと、少し心がラクになります。
小児科に相談すべきサイン
次のような場合は、一度小児科で相談してみることをおすすめします。
- 左右差や絶壁がはっきり分かるレベル
- 家族からも「頭の形、ちょっと気になるね」と言われる
- 健診で頭の形についてコメントを受けたが、不安が残っている
- 首の動きが偏っている気がする(いつも同じ側ばかり向いている)
小児科では、頭の形だけでなく、
首の筋肉の状態や発達の様子なども含めてチェックしてもらえます。
頭の形外来を検討する基準
さらに専門的に評価したい場合、「頭の形外来」や「小児脳神経外科」などの専門外来を紹介されることがあります。
検討の目安としては、
- 小児科で「専門外来で相談してみても良い」と言われた
- 左右差や顔の歪みが強く、将来の見た目が心配
- ヘルメット治療を選択肢として具体的に検討したい
などが挙げられます。
「いきなりヘルメット治療を決めなければいけない」ということではなく、
「話を聞いてから決める場所」として捉えると、気持ち的にも少しラクになります。
相談先で何を聞けばいい?(質問リスト)
いざ受診すると、緊張してうまく聞けない…ということも多いですよね。
事前に、次のような質問をメモしておくと安心です。
- この頭の形は、どの程度のレベルでしょうか?(軽度/中等度/重度など)
- このままでも健康面で問題はないでしょうか?
- 生活の中でできるケアがあれば教えてください
- いつまで様子を見て、どのタイミングで再相談したら良いですか?
- ヘルメット治療が必要になる可能性はありますか?
「うまく言えないかも」と心配なら、
撮っておいたスマホ写真を見せながら、「ここが気になっていて…」と見せるだけでも十分です。
不安になりやすいママへ|罪悪感を持たなくて大丈夫です
向き癖や左右差は“ママのせいではない”
向き癖や頭の形の左右差が気になり始めると、
- もっと早く気をつけてあげればよかった
- 私の抱っこの仕方が悪かったのかな
と、自分を責めてしまうママは少なくありません。
でも実際には、
- お腹の中の姿勢
- 出産時の状況
- 赤ちゃん自身の好みや筋肉の発達
など、ママにはどうしようもない要素もたくさん関わっています。
だからこそ、今この記事を読んで、
「何かできることはないかな」と考えている時点で、すでに十分すぎるほど優しいママです。
完璧な丸でなくても将来ほとんど困らない話
「頭の形」と聞くと、とても大きな問題のように感じてしまいますが、
多くの場合、
- 髪が伸びる
- 顔つきが成長で変わる
- 周りの人もそこまで気にしない
といった変化もあり、将来の日常生活で困るケースはそれほど多くありません。
もちろん、今「気になる」「不安」と感じることは、とても自然な感情です。
そのうえで、
「完璧な丸い頭」でなくても、我が子のかわいさや価値は1ミリも変わらないことを、どうか忘れないでいてください。
気になる写真は“今しかない成長記録”として残しておこう
今は気になる頭の形も、数ヶ月後・数年後に見返すと、
- 「この頃こんなことで悩んでたなぁ」
- 「あの時期も、よく頑張っていたな、自分」
と、少し違った見え方をすることがあります。
だからこそ、
- 正面からのニコニコ顔
- 上から見た小さな頭
- 寝返り前のムチムチした手足
など、今だけの姿を写真に残しておくことも、とても大切な「ケア」です。
もし少し心と時間に余裕が出てきたら、
月齢に合わせた撮影会や、成長を感じられるフォトイベントに参加してみるのもおすすめです。
「気にしていた頭の形」よりも、「こんなにたくさん笑うようになったんだ」という成長に、きっと目が向くようになります。
まとめ|生後2ヶ月の頭の形は“ケアしやすい黄金期”
最後に、この記事のポイントを振り返ります。
- 生後2ヶ月の頭の形が気になるのは、とても自然なこと
- この時期は「変化しやすい」ぶん、「整えやすい」時期でもある
- 軽度の左右差・絶壁は、成長とともに目立たなくなることも多い
- 片側が強く平ら、顔立ちにも影響がある場合は、小児科などで相談を
- 今日からできるケアは、「向きを少し意識する」「抱っこの腕を時々変える」など小さなことからでOK
- 枕はあくまで補助。安全性に注意しつつ、生活の工夫とセットで考える
- 向き癖や頭の形は、決してママのせいではない
いちばん大切なのは、
「完璧なケアをすること」ではなく、「ママが安心して、赤ちゃんとの毎日を過ごせること」です。
この記事を読み終えたあと、
「少し肩の力が抜けたかも」「これなら私にもできそう」
と感じてもらえたなら、とてもうれしく思います。
どうか、無理のないペースで。
今日できることを、ひとつだけやってみる。
その積み重ねが、きっと未来の安心につながっていきます。
よくある質問(FAQ)
生後2ヶ月の頭の形がいびつでも自然に治りますか?
軽度の左右差や後頭部の平らさであれば、3〜6ヶ月の成長により自然に気にならなくなるケースも多いです。ただし、左右差が強い場合や顔立ちに影響が出ている場合は相談がおすすめです。
向き癖はどれくらい気にした方が良いですか?
生後2ヶ月では向き癖はよくあることです。日中の抱っこや寝かせる向きを少し変えるなど、できる範囲で工夫すれば十分です。
枕は使ったほうが頭の形が良くなりますか?
枕は「サポート」の役割であり、枕だけで劇的に改善するものではありません。安全性を優先しつつ、日常ケアと組み合わせるのが現実的です。
どのタイミングで病院に行くと良いですか?
耳の位置がずれている、顔の左右差が大きい、3〜4ヶ月で改善が全く見られない場合は、一度小児科で相談すると安心です。
タミータイムはどれくらいやれば良いですか?
生後2ヶ月では、機嫌が良い時に数十秒〜1分程度からで十分です。無理に長時間行う必要はありません。

