コニー・ベビービョルン・napnapの付け方で間違えやすいポイントまとめ
公開日:2026/2/5
最終更新日:2026/2/5
コニー・ベビービョルン・napnapの付け方で間違えやすいポイントまとめ
コニー、ベビービョルン、napnap。
公式どおりに付けているはずなのに、「肩や首がつらい」「腰が痛い」「赤ちゃんが泣く・苦しそうに見える」…そんな違和感を感じていませんか?
実は、これらの抱っこ紐は構造が違うため、間違えやすいポイントもブランドごとに異なります。しかも多くの場合、それは「付け方が間違っている」わけではなく、今の体型・月齢・生活動作に合っていない(ズレている)だけ。
この記事では、コニー・ベビービョルン・napnapそれぞれで起きやすいズレと、最優先で見直したいポイントをまとめました。
「自分の使っている抱っこ紐のところだけ」、気になる部分から読んでみてください。
エルゴの場合を知りたい方は、「エルゴで肩こり・腰痛になる理由と、正しい付け方の見直しポイント」をお読みください。
公式どおりなのに「つらい・泣く」が起きる理由
「公式を見ながら付けたのに、なぜかつらい」。
この悩みはとても多いです。そして、結論から言うと、あなたが下手なのではありません。
抱っこ紐の取扱説明や公式動画は、安全に使える“標準形”を示すものです。
一方、実際の生活には、
- 体型差(肩幅・胸郭・骨盤の形)
- 赤ちゃんの月齢差(重心・反応・姿勢)
- 生活動作(前かがみ・家事・乗せ下ろし・外出先)
- パパへの交代(体格差・締め直しのクセ)
があり、標準形のままでは“ズレ”が起きやすいのが現実です。
抱っこ紐ごとの構造の違いが影響するポイント
同じ「抱っこ紐」でも、構造が違うとズレ方が変わります。
- コニー:布の伸び・密着・サイズ選びが体感を左右しやすい
- ベビービョルン:抱っこ位置が下がりやすいと負担が増えやすい
- napnap:調整箇所が多く、締めすぎ・緩めすぎが起きやすい
だからこそ、「全部同じ付け方でOK」という話ではなく、ブランド別に“つまずきやすい落とし穴”を知ることが近道です。
「正しい付け方」と「今の親子に合う付け方」は違う
大切なのは、説明の正しい・誤りという観点ではなく“今の親子に合っているか”の方です。
例えば、
- 赤ちゃんが成長して重くなった → 抱っこ位置が少し下がるだけで腰がつらくなる
- 家事や前かがみが増えた → 密着が崩れて肩に負担が集まる
というように、同じ抱っこ紐でも「条件」が変わると正しく付ける方法が変わります。
公式どおりでもつらいのは、ここがポイントになることが多いです。
間違いではなく“ズレ”が起きやすい背景
「動画を見ても分からない」の正体は、自分の体型と赤ちゃんの組み合わせに当てはめられないことです。
特に起きやすいのは、次の3つのズレ。
- 抱っこ位置が下がる(重さが体から離れ、肩・腰がつらい)
- 密着が弱い(赤ちゃんが不安定で泣きやすい、親も疲れる)
- 支点が作れていない(腰で支えられず肩で吊る)
この後は、ブランド別に「どこがズレやすいか」「最優先で直すポイント」を具体的に見ていきます。
コニー(Konny)で間違えやすいポイント
コニーは、装着がシンプルな反面、“フィット感(サイズと密着)”が体感のほとんどを決めます。
「なんとなく付けられている」状態でも使えてしまうので、ズレが積み上がりやすいのが特徴です。
サイズ・フィット感が合っていないまま使っている
コニーで多いのが、サイズが合っていない(または今の体型変化に追いついていない)ケースです。
- 伸びてきて、以前より下がりやすい
- 産後の体型変化で、以前とフィットする位置が変わった
- パパが使うと肩・胸の張りで当たり方が変わる
チェック:歩くと抱っこ位置がどんどん下がっていきませんか?赤ちゃんが体から離れていませんか?
密着不足で赤ちゃんが不安定になるケース
密着が弱いと、赤ちゃんは揺れやすく不安定になり、不快で泣きやすくなります。
親はそれを支えようとして、腕・肩・背中が頑張って疲れます。
密着不足のサインは、
- 赤ちゃんの背中に隙間がある
- 抱っこ中に赤ちゃんが横にずれる
- 親が無意識に手で支えている
密着は“締める”というより、体に近づけた状態をキープできるかがポイントです。
肩・首がつらくなりやすい調整の落とし穴
コニーは肩全体で支える構造なので、当たりが首側に寄ると、首・肩の張りが一気に強くなります。
よくある落とし穴は、
- 肩布が首に寄っている
- 左右の広げ方に差があり、片側だけ痛い
コツ:肩布は「首の付け根」ではなく、肩の外側まで広げて面で支える意識にすると楽になりやすいです。
コニーでまず最優先に見直すポイントまとめ
コニーは、まずこれだけでOKです。
- 抱っこ位置が下がっていないか
- 密着(隙間)が弱くないか
- 肩布が首に寄っていないか
「全部直す」より、まず1つ当てはまるものから試してみてください。
ベビービョルンで間違えやすいポイント
ベビービョルンは、モデルによって構造が違いますが、共通して起きやすいのは抱っこ位置が下がる → 肩・腰がつらいの流れです。
「装着はできるのに、なぜか疲れる」という人は、まず“位置”を疑ってみてください。
抱っこ位置が低くなりやすい構造の注意点
抱っこ位置が低いと、赤ちゃんの重さが体から離れていきます。
その結果、
- 腰が反る(腰痛)
- 肩で吊る(肩こり)
- 前のめりになる(背中がつらい)
というように、全身がつらくなりやすくなります。
チェック:抱っこした赤ちゃんの頭が、親の胸よりかなり下にありませんか?
腰で支えきれず肩に負担が集中する理由
「肩が痛い」人は、支点が腰で作れていない可能性があります。
ベビービョルンは、腰や背中のフィット感が崩れると、肩に負担が集中しやすくなります。
コツ:肩を締めて安定させるより、まず抱っこ位置と密着を整える方が、肩の負担が減りやすいです。
赤ちゃんの姿勢が崩れやすい典型パターン
赤ちゃんが不快そうなときは、親の負担だけでなく、赤ちゃん側の姿勢の崩れが影響していることがあります。
- 赤ちゃんの体が反り気味
- 背中が浮いている
- 左右どちらかにねじれている
赤ちゃんが安定すると、親の負担も減りやすいので、セットで見直すのがおすすめです。
ベビービョルンで最初に直したい調整ポイント
ベビービョルンは、まずこれを優先してください。
- 抱っこ位置(高め)
- 密着(近め)
- 左右のねじれ・ズレ
肩ストラップの調整は、その後の微調整で十分なことが多いです。
napnapで間違えやすいポイント
napnapは、多機能で調整箇所が多い分、締めすぎ・緩めすぎが起きやすいのが特徴です。
「何をどう直したらいいか分からない」となりやすいので、優先順位を決めていきましょう。
多機能ゆえに起きやすい「締めすぎ・緩めすぎ」
napnapでよくあるのが、安定させようとして全部を一気に締めすぎることです。
すると親は安定しても、赤ちゃんが窮屈で泣く、というトレードオフが起きやすくなります。
逆に、緩めすぎると、抱っこ位置が下がって重く感じ、親がつらくなります。
コツ:調整は「全部」ではなく、まず支点(腰)→位置(高め)→密着(近め)→肩は微調整の順番で。
腰ベルト位置がズレることで起きる腰痛
腰痛が出る人は、腰ベルト位置が低くなっていることがあります。
腰ベルトが落ちると、腰が反りやすくなり、腰に負担が集まります。
チェック:使っているうちに腰ベルトが下がっていきませんか?外出や家事のあと、腰がつらくなりませんか?
赤ちゃんが重く感じる原因と対処
「急に重い」と感じるときは、たいてい抱っこ位置が下がっています。
抱っこ位置が下がると、重さが体から離れ、肩・腰どちらにも負担がかかります。
対処:
- 腰ベルトを整える
- 赤ちゃんを体に近づける
- 抱っこ位置を高めに戻す
この3つで体感が変わることがあります。
napnapで優先して見直すポイント
napnapは、まず次の順で確認してください。
- 腰ベルト(支点)
- 抱っこ位置(高め)
- 密着(近め)
- 肩は最後に微調整
調整箇所が多いほど、順番を決めると迷いが減ります。
【ブランド共通】日常動作で崩れやすい場面
公式どおりに付けられていても、生活の中で必ずズレます。
問題はズレることではなく、ズレたまま使い続けることです。
前かがみ・家事で起きるズレ
前かがみで物を拾う、洗濯、料理。
この動作で起きやすいのは、
- 抱っこ位置が下がる
- 密着がほどける
- 左右がねじれる
「なんか重い」と感じたら、ズレのサインです。
乗せ下ろし後に見落としがちなポイント
乗せ下ろしは、ズレやすい最大ポイント。
全部を直そうとせず、まず2つだけ確認しましょう。
- 抱っこ位置が下がっていないか
- 密着が弱くなっていないか
これだけでも、つらさの積み上がりが減ります。
外出先・パパ交代後の簡単リセット手順
外出先や交代後は、これだけでOKです。
- 支点(腰)を整える
- 位置(高め)に戻す
- 密着(近め)を作る
- 肩は微調整
家族で共有すべきは「設定」より順番。ここが再現性を上げます。
それでも改善しないときに考えたいこと
ここまで試しても改善しない場合、「私ができてない」と思わなくて大丈夫です。
多くは努力不足ではなく、条件が複雑になってきているだけです。
体型差・月齢差で最適解が変わる理由
産後の体型は変化します。赤ちゃんの重さも変わります。
つまり、以前の“正解”が今の“正解”ではないことが普通に起こります。
「合わない」と決める前にできること
合わないのか、ズレているだけなのか。
この切り分けができると、次の行動がラクになります。
- 今の抱っこ紐で改善できるか
- 買い替えするなら、何を重視すべきか
- パパも含めて、家庭で回せるか
買い替え前に整える価値
買い替えはコストがかかります。
その前に「一度整える」ことで、今の抱っこ紐が活きることもありますし、買い替え時の失敗も減らせます。
ブランドに関係なくラクに使い続けるための次の一手
最後に、検索が終わる“出口”を用意します。
セルフ調整で限界を感じたら、個別で見てもらうのが早い段階に来ているだけです。
個別フィッティングで分かること
- あなたの体型に合う支点(腰)と位置(高め)の作り方
- 赤ちゃんが不快になりやすい姿勢のチェック
- 日常動作で崩れやすい“クセ”と戻し方
- パパでも再現できる調整の順番
パパも再現できる手順
家庭でパパと一緒に使う場合に気にするポイントは:
- 支点(腰)
- 位置(高め)
- 密着(近め)
- 肩は微調整
パパはパパの体に合わせて微調整。
順番が同じだと「どこがズレたか」も共有しやすくなります。
品川・大森・大井町で相談できる場所
もし、
- 肩や腰の痛みが強い
- 赤ちゃんが泣く・苦しそうが続く
- 外出や寝かしつけが回らない
という場合は、買い替え前に一度“今の抱っこ紐を整える”のがおすすめです。
Mother Nature’s Sonでは、理学療法士の視点を取り入れた抱っこ紐フィッティング講座を行っています。
「今の親子に合う形」を一緒に見つけて、家でも再現できる形でお伝えしています。
“できてない私”ではなく、“調整ポイントが違っただけ”。
まずは一度、ラクになる形に整えてみてください。
[関連記事]
▶︎ 抱っこ紐がつらい・痛いのはなぜ?肩こり・腰痛が楽になる“正しい付け方と調整”完全ガイド
よくある質問(FAQ)
コニー・ベビービョルン・napnapは、公式どおりに付けていれば必ずラクになりますか?
公式は「安全に使える標準形」が中心なので、体型差・赤ちゃんの月齢差・日常動作(前かがみ、家事、乗せ下ろし)によるズレまで反映しきれないことがあります。つらさが残る場合は「間違い」ではなく、今の親子に合う位置・密着・支点が作れていない可能性があります。
最初に見直すべき“優先順位”はありますか?
迷ったら共通で「支点(腰)→位置(高め)→密着(近め)→肩は微調整」の順がおすすめです。全部を一度に直そうとすると分からなくなるので、まず1か所だけ直して体感が変わるかを確認しましょう。
赤ちゃんが泣く・苦しそうなとき、締めれば解決しますか?
締めすぎると赤ちゃんが窮屈になり、逆に泣くこともあります。大切なのは「ただ締める」ではなく、抱っこ位置(高め)と密着(近め)、左右のねじれがないかを整えることです。赤ちゃんの快適が整うと、親の負担も軽くなることが多いです。
コニーで多い失敗は何ですか?
多いのは「フィット感(サイズ・伸び)で抱っこ位置が下がる」「密着不足で不安定になる」「肩布が首側に寄って肩・首がつらい」です。まずは抱っこ位置の下がり、背中の隙間、肩布の当たりをチェックしてみてください。
ベビービョルンで肩こり・腰痛になりやすい原因は?
抱っこ位置が低くなると、赤ちゃんの重さが体から離れ、肩で吊ったり腰が反ったりしやすくなります。肩ストラップを締める前に、まず「抱っこ位置(高め)」「密着(近め)」「左右のねじれ」を整えるのがおすすめです。
napnapは調整箇所が多くて迷います。どうしたらいいですか?
napnapは多機能な分、締めすぎ・緩めすぎが起きやすいので、順番を固定すると迷いが減ります。「腰ベルト(支点)→抱っこ位置(高め)→密着(近め)→肩は最後に微調整」を家族の共通手順にすると再現性が上がります。
外出先やパパに交代したあと、すぐ崩れます。簡単に戻す方法は?
崩れたときは“戻し方”を固定するのがコツです。「支点(腰)→位置(高め)→密着(近め)→肩は微調整」の順で整えると短時間でリセットしやすくなります。設定を揃えるより、順番を揃える方が家族で共有しやすいです。
セルフチェックしても改善しない場合、買い替えた方がいいですか?
すぐに買い替えと決めなくて大丈夫です。合わないのか、ズレているだけなのかを切り分けるために、まず“一度整える”のが合理的です。整えた結果、今の抱っこ紐で改善できる場合もありますし、買い替えする場合も「合う条件」が明確になります。
抱っこ紐フィッティング講座では、ブランドが違っても見てもらえますか?
はい。ブランド固有の操作も確認しつつ、「あなたの体型×赤ちゃんの月齢×生活動作」に合わせて支点・位置・密着の作り方を整理します。家で再現できる“家庭内の標準手順”まで落とすのが目的です。

