2歳で言葉は理解しているのに喋らない?原因・サポート方法・相談目安を解説【体験談あり】

お子さんが2歳を迎え、言葉の理解は進んでいるのに、なかなか話し始めないと心配されているママも多いのではないでしょうか。本記事では、その原因と考えられる要素を解説し、親としてどのようにサポートできるかを具体的にご紹介します。さらに、専門家への相談の目安や、先輩ママの体験談も掲載。安心して成長を見守るためのヒントを、一緒に見つけていきましょう。

2歳で「言葉は理解しているのに喋らない」子は珍しい?

2歳の時点で言葉を理解しているのに喋らない子は少なくありません。特に男の子は発語が遅れることも多く、「3歳になったら急に話し出した」というケースも珍しくないのです。まずは過度に焦らず、子どものペースを大切にしてあげましょう。

2歳児が言葉を理解しているのに話さない原因4つ

1. まだ話す必要を感じていない

親や周りの人が先回りして要求に応えてくれると、子どもは「言葉を発する必要性」を感じないことがあります。

先輩ママの体験談:「うちの子は欲しいものがあると、指を指すだけで私が取ってあげていたので、全然話さなかったんです。でも『なんて言うの?』と促すようにすると、少しずつ言葉が出てきました。」(30代ママ)

2. 言葉の発達には個人差がある

発語のスピードは子どもによって大きく異なります。兄弟や友達と比べず、成長のタイミングを信じることも大切です。

先輩ママの体験談:「息子は2歳を過ぎても単語すら出ず不安でした。でも『個人差がある』と知り、焦らずにいたら、ある日突然2語文を話すように。自然な流れに任せてよかったと思います。」(20代ママ)

▶️ 関連記事:[2歳〜3歳の「言葉の爆発期」とは?前兆サインと対応法](https://mother-natures.com/cozy-parenting/2y_explosion/)

3. 家庭環境・生活習慣の影響

テレビやタブレットの使用時間が長いと、言葉をやり取りする機会が減り、発語が遅れることもあります。

先輩ママの体験談:「YouTubeを見せすぎていたことに気づき、一緒にお絵描きやおままごとをする時間を増やしたら、『ママ、これなあに?』と話しかけるようになりました。」(30代ママ)

4. 発達に関する課題がある場合も

自閉症スペクトラム症(ASD)や言語発達遅延の可能性も考えられます。他の発達面も含め、様子を観察することが大切です。

言葉を引き出すために親ができる関わり方

1. 子どもに話しかける機会を増やす

「今日はどんなことをしたの?」と問いかけたり、「このお花、きれいだね」と感想を伝えることで、子どもが言葉を使うきっかけが増えます。

先輩ママの体験談:「公園で指差すものを『赤い花だね』『すべり台だね』と声に出して伝えていたら、ある日『あか!』と答えてくれました。」(20代ママ)

2. 言葉のリピートや言い換えをする

「ブーブー」と言ったら「赤い車だね!」と返すなど、言葉を広げてあげましょう。

先輩ママの体験談:「子どもが『ブーブー』と言うと『赤い車だね!』と返していたら、『あか ぶー!』と2語で話すようになりました。」(30代ママ)

3. 絵本や歌で言葉のリズムを身につける

絵本や童謡は、言葉のリズムや音を学ぶのに効果的です。

先輩ママの体験談:「毎晩同じ絵本を読むうちに、絵を指差して『くま!』と発語するようになりました。」(20代ママ)

4. 身振りやジェスチャーを活用する

ジェスチャーで意思表示を促しながら言葉を添えることで、自然に言葉を覚えやすくなります。

先輩ママの体験談:「牛乳を飲みたいときにカップを持つ仕草をしたら、『ぎゅうにゅうちょうだい』と声かけを。繰り返すうちに『ぎゅー!』と発語できました。」(30代ママ)

▶️関連記事:[2歳で言葉が遅い子の特徴とは?原因と対策を先輩ママ体験談交え解説](https://mother-natures.com/2025/03/14/2ywhycanntspeak/)

いつ専門家に相談すべき?受診の目安

心配が続く場合は、小児科や言語聴覚士(ST)に相談してみましょう。
参考:厚生労働省「発達支援」
日本小児科学会「子どもの発達」

先輩ママの体験談まとめ

・指差しに応じて声をかけると発語につながった
・無理に話させず待ったら自然に言葉が増えた
・YouTubeから絵本や遊びに切り替えたら言葉が出た
・ジェスチャーに言葉を添えることで発語を引き出せた

同じように悩むママが多いことがわかりますね。

まとめ:焦らず、子どものペースに寄り添いながらサポートしよう

2歳で言葉を理解しているのに話さないのは珍しくなく、焦る必要はありません。まずは子どもが言葉を使いたくなる環境を作り、親が積極的に関わることが大切です。それでも不安が続くときは専門家に相談してみましょう。

※本記事は先輩ママの体験談や一般的な情報をもとに作成しています。医療的な判断を示すものではありません。気になる症状がある場合は必ず小児科や専門機関にご相談ください。

あわせて参加できるイベントのご案内

🎨 えのぐ遊び

言葉を引き出すには、親子で一緒に「表現する体験」も大切です。お家ではなかなかできないダイナミックな遊びを通して、気持ちを声や動きで伝えるきっかけに。
好奇心旺盛な2歳のお子さんにぴったりの えのぐ遊びイベント で、思い切り楽しませてあげませんか?

📷 Box撮影会

成長を感じる2歳のお誕生日。言葉はまだ少なくても、表情や仕草にはその子らしさがあふれています。
Boxの中に入って9パターンを撮影し、1枚に合成する Box撮影会 なら、2歳の記念をユニークに残せます。
バースデー小物も用意しているので「今しかない姿」を思い出にできます。


執筆者:Mother Nature’s Son 編集部
0歳〜6歳の子育て支援イベントを主催し、延べ○○組以上の親子と関わってきました。子育てママのリアルな声を集め、安心できる育児情報を発信しています。

よくある質問(FAQ)

2歳で言葉を理解しているのに喋らないのは珍しいですか?

珍しくありません。発語は個人差が大きく、2歳時点で理解は進んでいても発語が少ない子は一定数います。まずは日常の関わりを増やしながら、3歳頃までの変化も見ていきましょう。

家庭でできるサポート方法は何がありますか?
  • 指差しに言葉を添える(例:「りんご、欲しいの?」)
  • 子どもの発した音を言い換え・拡げる(例:「ブーブー」→「赤い車だね」)
  • 絵本や歌でリズムに触れる・繰り返す
  • ジェスチャーとことばをセットで使う(例:コップを持つ仕草+「牛乳ちょうだい」)
  • 一緒に体を動かす・ごっこ遊びなど対話が増える遊びを取り入れる
動画・タブレット時間は発語に影響しますか?

長時間の受動的な視聴は、双方向のコミュニケーション機会を減らす可能性があります。視聴は短時間に区切り、視聴後は内容について対話したり、身体や手を使う遊びに切り替えると良いでしょう。

いつ専門家に相談すべきですか?
  • 2歳半を過ぎても単語がほとんど出ない
  • オウム返しが中心で自発語が少ない
  • 目が合いにくい、指差しがみられない
  • 運動・社会性など他の発達にも気になる点がある

迷ったら小児科や言語聴覚士(ST)へ。参考:
厚生労働省「発達支援」
日本小児科学会「子どもの発達」

自閉症スペクトラム(ASD)などの心配サインはありますか?

視線が合いにくい、相互のやりとりが続きにくい、指差しやまねっこ遊びが少ない、感覚の偏りが強い、などがみられる場合は早めに相談を。気になる点が1つでもあれば専門家の意見を聞くと安心です。

関連して読むとよい記事はありますか?

はい。原因別の対応や体験談を詳しくまとめた関連記事もご覧ください:
2歳で言葉が遅い子の特徴とは?原因と対策を先輩ママ体験談交え解説