子育て中のサブスク見直し入門|最初にやるべき整理法

産後の生活って、気づかないうちにサブスクが増えていませんか?
「どれが必要で、どれがムダなのか判断できない…」
「育休で収入が減ったのに、サブスクだけは増えてる気がする…」
そんな不安を抱えているママはとても多いです。

でも大丈夫。
家計見直しは“まずサブスクだけ”に絞ると、一気にラクになります。

なぜなら、サブスクは

だからです。

また、サブスクの見直しは
「5分の小タスク」で完了するため、育児で疲れている時期でも取り組めます。

この記事では

を、やさしく整理してお伝えします。

「完璧に管理しなくてOK」
「今できる分だけで十分」
そんな気持ちで読み進めてくださいね。



なぜ“まずサブスク”を見直すべきなのか?(子育て家庭特有の理由)

産後〜育休中は固定費が家計圧迫の主因になる

産後・育休中は

という「収入ダウン × 支出アップ」の時期です。

このタイミングでいちばん負担になりやすいのが、毎月自動で引き落とされる固定費=サブスクです。

食費や日用品のような「変動費」は、意識すれば少しずつ減らすことができますが、サブスクは

という性質があるため、気づいたときには家計をじわじわ圧迫していることが多いです。

“気づかない引き落とし”が増える心理構造

サブスクが増えやすいのには、ちゃんと理由があります。

そして一度登録してしまうと、

が重なって、そのまま放置されがちです。

「子育てに実際いくら必要なのか分からず、毎月いくら使っていいのか不安を感じながら暮らしていました。必要なことが特定できて、今は安心できました。」(30代女性)

このように、「なんとなく不安だけど、具体的にどこを見直せばいいか分からない」という状態になりやすいのが、子育て中ママのリアルです。

サブスクは「努力しないと減らない」仕組み

節約というと、「我慢して節約する」というイメージが強いかもしれませんが、サブスクは少し違います。

サブスクは

という意味で、“努力しないと減らない”費用です。

つまり、「がんばって節約する」というよりは、

ことで、今後の何ヶ月・何年分ものムダを一気にカットできる項目だと言えます。


子育て家庭だけが陥る「サブスクの落とし穴」

産後の生活変化で「使わなくなるのに続けてしまう」

独身時代や夫婦ふたりの時にはよく使っていたサブスクも、赤ちゃんが生まれると一気に使わなくなることがあります。

しかし、生活がガラッと変わった後も、「いつかまた使うかも」と思って解約できないのが落とし穴です。

無料体験 → 自動課金のまま放置

産前産後は、

など、「お得な無料体験」に出会うタイミングがとても多い時期です。

しかしその多くは、

という設計になっています。

寝不足や疲れで「解約日の管理」まで手が回らず、気づいたら何ヶ月も課金されていた…というケースは少なくありません。

「子育てに実際いくら必要なのか分からず、毎月いくら使っていいのか不安を感じながら暮らしていました。必要なことが特定できて、今は安心できました。」(30代女性)

このように、「具体的にどのサブスクなのか分からないけれど、なんとなくモヤモヤする」という感覚になりやすいのが特徴です。

夫婦で使っているつもりが“片方しか使ってない”問題

「家族で使っているから」と思って契約したサブスクが、実は

というケースもよくあります。

たとえば、

などは、「家族で楽しむつもりで入ったけれど、実際には片方しか恩恵を受けていない」ということも。

この状態が続くと、

といった罪悪感や不公平感につながっていきます。

動画・配送サブスクの“罪悪感”と活用のバランス

一方で、子育て家庭にとっては

「心と生活を助けてくれるライフライン」であることも事実です。

夜間授乳や寝かしつけでぐったりしているときに、

ことは、ママのメンタルケアとしてとても大切な要素です。

大事なのは、「全部やめる」ではなく「残すものと手放すものを分ける」という考え方です。


まずやるべき“5分でできるサブスク一覧化”

クレカ・口座の明細からの拾い出し方

いきなり完璧なリストを作ろうとすると、心が折れてしまいます。
最初は、クレジットカード・銀行引き落としの明細をざっと眺めるところからでOKです。

ポイントは次の3つだけです。

これだけでも、「自分がどんなサブスクに入っているか」がぼんやりと掴めてきます。

マネーフォワード MEで自動抽出する方法

もし家計簿アプリを使っている、またはこれから使う予定であれば、マネーフォワード MEのような自動連携型アプリがおすすめです。

カードや口座を紐づけておくだけで、

が簡単に見えるようになります。

「自分で見つける」のではなく、「アプリに見つけてもらう」感覚で使うと、ぐっとラクになります。

育児中でもできる「5分×小タスク化」

サブスクの一覧化は、一気にやろうとしないことがコツです。

というように、5分単位の小さなタスクに分解していきましょう。

「子育てに実際いくら必要なのか分からず、毎月いくら使っていいのか不安を感じながら暮らしていました。必要なことが特定できて、今は安心できました。」(30代女性)

一覧ができてくると、「とりあえずこれとこれは残したい」「これは解約候補かな」と、自然と優先順位が見えてきます。

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一覧テンプレ(コピーOK)

以下のようなシンプルな表を、ノート・メモアプリ・スプレッドシートなど使いやすい場所に作ってみましょう。

「とりあえず埋められるところから」書いていけば大丈夫です。
抜け漏れがあっても、あとからいくらでも追加できます。


ムダなサブスクを見抜く基準(優先順位のつけ方)

①「生活が変わっても必要?」で判断

まずは、「今後の生活が変わっても必要かどうか」という視点で見てみましょう。

逆に、

は、解約候補にしてもよいかもしれません。

②「使っているのは誰?」で判断

次に見るべきは、「誰が主に使っているか」です。

家計からまとめて支払っている場合、

ということもよくあります。

③「代替手段は無料である?」で判断

たとえば、

といったように、「月額を払わなくても何とかなる」サービスも多くあります。

すべてを無料にする必要はありませんが、
「これは無料でも代わりがきくかな?」と一度立ち止まって考えてみることが大切です。

④「思い出投資に回せるか?」の観点

最後に、Mother Nature’s Sonらしい視点として、
「このサブスクをやめたら、その分をどんな“思い出”に変えられるか?」という基準を持ってみましょう。

と考えると、「なんとなく続けているサブスク」よりも、「子どもの成長をカタチに残す体験」の方が、ずっと価値が高く感じられるはずです。


子育て家庭で“残すべきサブスク”とは?

Prime配送(育児の生命線レベル)

子育て家庭にとって、配送系サブスクは「生活インフラ」に近い存在です。

特に0〜1歳の時期は、
「精神的な安心感」も含めて価値が高いサブスクと言えます。

動画サブスク(夜間授乳・1人時間のメンタルケア)

動画配信サービスも、状況によっては十分「残す価値があるサブスク」です。

こうした「心のガス抜き」は、
ママが日々の育児を続けていくための大事な土台です。

フォトブック系は“思い出資産化”として重要

フォトブック系のサブスクや、月1冊無料で作れるようなサービスは、

という意味で、まさに「思い出の資産化」につながります。

家計全体を見直したうえで、こうした「思い出投資」に関わるサブスクは、
無理に削らず、優先的に残してもよい項目です。


逆に“手放すべきサブスク”の特徴

産前は使っていたけど産後は不要になりがちなサブスク

たとえば、

など、「今の生活スタイル」と合わなくなったサブスクは、
いったん解約しても問題ないケースが多いです。

夫婦で用途がかぶっている(音楽・Kindleなど)

意外と見落としがちなのが、夫婦それぞれが別々に契約しているパターンです。

家族共有プランがある場合は、
1つの契約にまとめるだけで大きな節約になることもあります。

月額は小さいのに年間負担が大きいサブスク

月額300〜500円程度のサブスクは、
「このくらいならまあいいか」と続けてしまいがちです。

しかし、

となり、「ハーフバースデー撮影会+フォトブック」くらいの予算になってしまいます。

「この500円が、別の何に変わるか?」という視点を持つだけで、
「手放してもいいかも」と思えるサブスクが見えてきます。


夫婦で揉めないためのサブスク見直しコミュニケーション

「責めない」ための伝え方テンプレ

サブスク見直しの話題を出すとき、
「なんでこんなに契約してるの?」
という切り出し方をしてしまうと、どうしても責められたように感じてしまいます。

おすすめは、

という「目的」から伝えることです。

たとえば、

「最近、サブスクの引き落としがちょっと気になってて…。
悪い意味じゃなくて、ハーフバースデーの撮影会とかにお金を回せたらいいなと思ってるんだ。
一緒にサブスク一覧を見てみない?」

というような言い方に変えてみましょう。

「私→あなた」ではなく「家族単位」で話す

会話の中で、

という表現になってしまうと、どうしても対立構造になってしまいます。

そこで、

という「家族単位」の視点で話すのがおすすめです。

夫婦共有の“一覧表ルール”を作る

サブスクを一覧化したら、その表自体を夫婦の「共通の土台」にしてしまいましょう。

こうすることで、「勝手に契約されていた」「知らないうちに増えていた」というモヤモヤを防ぐことができます。

「子育てに実際いくら必要なのか分からず、毎月いくら使っていいのか不安を感じながら暮らしていました。必要なことが特定できて、今は安心できました。」(30代女性)

感情でぶつかる前に、「一覧表」という共通の“事実”を見ながら話せるだけで、会話のトーンはずっと穏やかになります。


サブスク見直しで浮いたお金を家族の幸せのために使う

サブスク削減=節約ではなく“再配置”

サブスク見直しは、
「我慢するための節約」ではなく「お金の使い道を入れ替える作業」と考えてみましょう。

たとえば、

こうして見える化することで、
「削ったお金で何ができるか」というワクワクに変わっていきます。

月1,000〜3,000円でできる思い出投資

たとえば、浮いたお金でこんなことができます。

どれも、数年後・十数年後に見返したときに「残しておいてよかった」と心から思えるものです。

撮影会・フォトブックに回すと幸福度が最大化する理由

形のないサブスクは、「使っているとき」は便利でも、時間が経つと記憶に残りづらいこともあります。

一方で、

は、
「家族で何度も見返せる“未来の宝物”になります。

だからこそ、
「なんとなく続けているサブスク」から
「家族の思い出をカタチにする体験」へお金を移していくことが、
子育て期の家計にとってとても大切な視点なのだと思います。


まとめ|まずサブスクから整えると家計が一気に軽くなる

サブスク見直しは、

という意味で、家計見直しのスタート地点にぴったりのテーマです。

今日からできるステップをまとめると、

  1. クレカ・口座明細をざっと眺めて「サブスクらしき支出」にマークをつける
  2. 簡単な一覧表を作って、「誰が・どのくらい・何のために」使っているかを書いてみる
  3. 「生活が変わっても必要?」「思い出予算に回せるか?」の視点で優先順位をつける
  4. 残すサブスクと手放すサブスクを決め、浮いたお金を撮影会やフォトブックなどの“思い出”に振り向ける

完璧を目指さなくて大丈夫です。
「今日は1つだけ見直す」でも、立派な一歩です。

サブスクが整うと、
家計の数字だけでなく、
「お金の使い方に対する不安」も少しずつ軽くなっていきます。

その先に、
「我が子の成長を、もっと安心して楽しめる暮らし」が待っていますように。

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よくある質問(FAQ)

サブスクの見直しは、どのタイミングで始めるのがベスト?

産後〜育休中は「生活が大きく変わる」時期なので、最も効果が出やすいタイミングです。まずはクレカ明細を5分だけ見るところから始めましょう。

夫婦で契約しているサブスクの整理はどう進めればスムーズ?

「あなたのサブスクが多い」ではなく「家族として何を優先したいか」という視点で話すと揉めにくいです。共有の一覧表を作ると話し合いがラクになります。

子育て家庭で絶対に残した方がいいサブスクは?

Amazonプライムなどの配送系、動画サブスク、フォトブック系は“育児の精神的負担を減らす”効果が高いため、優先して残すことをおすすめします。

サブスクをやめても育児の楽しみは減りませんか?

不要なサブスクを手放し、浮いたお金を撮影会やフォトブックなど「思い出を残す体験」に回すことで、むしろ満足度は上がるケースが多いです。

一覧化が面倒で進みません…最低限やるべきことは?

まずは「明細を開いて、サブスクらしき支出に丸をつける」だけでOKです。完璧なリストをいきなり作る必要はありません。

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