生後2ヶ月の夜間授乳は必要?母乳が減るリスクとやめても大丈夫なサイン【先輩ママ体験談付き】

初めての育児で、生後2ヶ月の赤ちゃんが夜通し眠るようになり、「夜間授乳をしなくても大丈夫なの?」と不安に感じていませんか?この記事では、助産師の一般的な見解や先輩ママたちの体験談を交え、夜間授乳の必要性や注意点について詳しく解説します。

生後2ヶ月の赤ちゃんと夜間授乳の基本情報

生後2ヶ月の赤ちゃんの授乳リズムと夜間の睡眠パターン

生後2ヶ月の赤ちゃんは、1回の授乳量が増えてきて、徐々に授乳間隔が空くようになります。ただ、まだ個人差が大きく、夜中も頻繁に授乳が必要な赤ちゃんもいれば、まとめて4〜5時間眠れる赤ちゃんもいます。昼夜の区別がつき始める時期ですが、まだ夜間に授乳が必要なことも珍しくありません。

昼間の授乳をしっかり行うと夜の授乳回数が減ることもありますが、体重が順調に増えているかどうかや、母乳やミルクの飲みが十分かどうかを確認しながら進めることが大切です。

夜間授乳を行わないケースとその影響

「夜間授乳をやめても大丈夫?」と悩むママは多いですが、日中に十分な母乳やミルクを飲んでいて、体重増加も問題なく、赤ちゃんがまとまって眠れるようになっている場合は、医師や助産師から「夜間授乳を減らしても良い」と言われることもあります。

ただし、母乳育児の場合は夜間授乳がホルモン分泌(プロラクチン)を助け、母乳量の維持に関係するとされています(参考:日本小児科学会)。

夜間授乳をやめると母乳は減る?

母乳は夜間のホルモン分泌の影響を受けやすいため、急に夜間授乳をやめると母乳量が減ることがあります。ただし、日中にしっかり授乳できていれば母乳量が維持されるケースも多く、一概に「必ず減る」とは言えません。

母乳量に不安がある場合は、母乳とミルクの併用体験談などを参考にしながら、無理なく進めていくのがおすすめです。

夜間授乳に関する先輩ママの体験談とアドバイス

夜間授乳を減らした経験談と工夫

夜間授乳を減らす工夫として、赤ちゃんの泣き方を見極めたり、寝る前の授乳をしっかり行う方法があります。

「生後2ヶ月を過ぎた頃、赤ちゃんが泣かずにモゾモゾ動くだけのときは授乳せず少し様子を見たら、そのまま寝ることがありました。結果的に夜間授乳が1回減り、私もぐっすり眠れるようになりました!」(25歳ママ)

「寝る前の授乳をしっかり長めにしたら、夜中に起きる回数が減りました。今では朝まで眠ることもあり、体が楽になりました!」(28歳ママ)

夜間授乳を続けた場合の赤ちゃんの様子

一方で、夜間授乳を続けることで赤ちゃんが安心して眠れる、母乳の分泌が安定した、という声もあります。

「夜間授乳を続けたことで母乳の出がよくなり、赤ちゃんも満足そうに飲んでくれました。夜間授乳は私にとっても安心でした。」(27歳ママ)

「夜間授乳を減らしたら赤ちゃんが泣いてしまったので再開したところ、安心して眠れるようになりました。やはり赤ちゃんに合わせることが大事だと実感しました。」(24歳ママ)

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夜間授乳を減らすための工夫と注意点

日中の授乳リズムを整える

日中の授乳リズムを整えると夜間の授乳を減らしやすくなります。赤ちゃんがしっかり飲めるよう、授乳中にウトウトしてしまう場合は軽く声をかけるなど工夫しましょう。

詳しくは朝まで寝る?生後2ヶ月の睡眠事情も参考にしてください。

就寝前の授乳を工夫する

寝る前の授乳は夜間授乳を減らすカギです。授乳直後に寝かせるのではなく、少し抱っこして落ち着かせると眠りが安定することもあります。

夜間授乳を減らすときに起こりやすいトラブルと対処法

ママの乳房の張りや痛み

授乳間隔が急に空くと乳房が張ることがあります。軽く搾乳して圧を抜くと楽になります。無理に我慢せず少しずつ間隔を空けましょう。

赤ちゃんの体重や栄養不足のリスク

夜間授乳を減らしても、体重が増えていれば問題ありません。ただし、おしっこの回数が減るなどのサインがあれば、日中の授乳を増やしたり、小児科で相談してください。

関連:授乳間隔が短いときの工夫

まとめ

生後2ヶ月の夜間授乳は、必要な赤ちゃんもいれば、減らせる赤ちゃんもいます。母乳量や体重の増加、赤ちゃんの様子を確認しながら、無理のない範囲で進めましょう。不安があるときは小児科や助産師に相談すると安心です。

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よくある質問(FAQ)

生後2ヶ月で夜間授乳をやめても大丈夫?

日中にしっかり授乳できていて体重増加が順調であれば問題ない場合もあります。ただし母乳の場合は夜間授乳が分泌を助けるため、急な中止は避けて医師や助産師に相談しましょう。

夜間授乳をやめると母乳は減りますか?

プロラクチン分泌の関係で夜間授乳を減らすと母乳が減ることがあります。ただし、日中の授乳が十分であれば維持されるケースもあります。

夜間授乳を減らすときの注意点は?

急にやめるのではなく、少しずつ間隔を空けることが大切です。母乳の張りや赤ちゃんのおしっこ回数なども確認しながら進めましょう。