生後8週目の2回目メンタルリープはいつが一番ひどい?ぐずり・夜泣きの期間と対処法

生後8週目の赤ちゃんが急にぐずったり夜泣きが増えたりすると、「どうして?」と不安に思うママやパパも多いでしょう。実はこれは成長過程で訪れる「2回目のメンタルリープ」が関係しています。この記事では、2回目のメンタルリープの特徴や「一番ひどい」と感じやすい理由、効果的な対処法をまとめました。先輩ママ・パパの体験談も交えて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

2回目のメンタルリープの時期と特徴

いつからいつまで続く?(7週〜10週頃の目安)

第2回目のメンタルリープは、生後7週目から10週目の間に訪れ、ピークは生後8週目前後に多いといわれています。およそ2〜3週間の変化の時期です。

なぜ「一番ひどい」と感じやすいのか?

この時期の赤ちゃんは「パターン」に気づけるようになり、予測力が芽生えます。その一方で、ママがいなくなると「戻ってこないのでは」と不安を強く感じやすくなり、ぐずりや夜泣きが増えます。これは「分離不安」の初期段階ともいえます。

赤ちゃんに見られる具体的な変化

こうした変化は、赤ちゃんの脳が成長している証拠です。

▶️詳しくは「メンタルリープとは?赤ちゃんの成長と上手な付き合い方」もご覧ください。

ぐずり・夜泣きが増える原因と対処法

夕方以降にぐずりがひどくなる理由

夕方は刺激や疲れが溜まりやすく、ぐずりや夜泣きが増える傾向があります。特に2回目のメンタルリープ中は感覚処理が追いつかず、泣きやすくなります。

これは「パープルクライング」と呼ばれる現象とも関連しており、世界的にも研究されています。詳細は
Mayo Clinic(赤ちゃんの泣きに関する解説)
も参考になります。

夜泣きが続くときに効果的な対処法

どのくらいの期間で落ち着いた?先輩ママ・パパの体験談

「生後8週目から夜泣きが急に激しくなり、本当に『一番ひどい』と感じたのは1週間くらいでした。3週目頃には少しずつ落ち着いて、まとまって眠れる日が増えてきました。『ずっと続くわけじゃない』と思えたことで気持ちも楽になりました。」(20代ママ)

「夜泣きがひどい時期は僕が夜中の抱っこ担当に。抱っこひもで家の中を歩きながら子守唄を流すと落ち着くことが多かったです。数日で泣き止む時間も短くなり、ママも少し休めるようになりました。」(30代パパ)

「夫の帰りが遅くワンオペ対応でした。夜中に移動しなくて済むよう、寝室におむつや飲み物を置いて準備したら、気持ちに余裕ができて落ち着いて対応できました。」(30代ママ)

▶️夜泣きが特につらいときは「メンタルリープで夜泣きがひどい?効果的な対策と寝かしつけ方法」も参考になります。

赤ちゃんの安心感を高める方法

「寝る前に抱っこして子守唄を歌うと安心して眠れるようになりました。」(20代ママ)
「寝る前に静かな音楽や絵本を取り入れるとリラックスでき、夜中の目覚めが減りました。」(20代ママ)

▶️関連記事:「辛すぎる生後2ヶ月の子育てを変えた体験

医師に相談すべきサイン

メンタルリープによる夜泣きは成長の一環ですが、次のような症状がある場合は小児科に相談してください。

(参考:厚生労働省|子どもの発達と子育て支援 /
日本小児科学会|子どもの健康と発達Q&A

まとめ|成長の証を楽しく残そう

生後8週目のメンタルリープはぐずりや夜泣きが「一番ひどい」と感じやすい時期ですが、必ず落ち着きます。ルーティン作りや安心感を与える工夫で乗り越えられます。ママ・パパ自身も無理をせず、家族や周囲の協力を得ながら過ごしましょう。

そして、落ち着いた後には「成長の節目」を思い出として残すのもおすすめです。ハーフバースデーや1歳のお誕生日は、赤ちゃんの成長をかわいく記録できる特別な機会。

赤ちゃんの成長を振り返るとき、ちょうど生後6か月のハーフバースデーは特別な節目。ハーフバースデーの撮影会で記念を残すご家族も増えています。

よくある質問(FAQ)

2回目のメンタルリープはいつからいつまで続きますか?

第2回目のメンタルリープは生後7週目から10週目頃に起こりやすく、ピークは生後8週目前後です。個人差はありますが、およそ2〜3週間で落ち着く赤ちゃんが多いです。

2回目のメンタルリープはなぜ「一番ひどい」と言われるのですか?

この時期は赤ちゃんが「パターン」に気づき、予測力が芽生える一方で不安を感じやすくなります。ママの姿が見えないと強い不安を覚え、ぐずりや夜泣きが増えるため『一番ひどい』と感じやすい時期といわれます。

ぐずりや夜泣きはどのくらいで落ち着きますか?

先輩ママ・パパの体験談では、最も大変と感じたのは約1週間程度。その後2〜3週目には少しずつ落ち着いてきたという声が多いです。ずっと続くわけではなく、成長とともに改善していきます。

ぐずりが夕方に多いのはなぜですか?

生後2〜3か月頃までは「パープルクライング」と呼ばれる理由のない泣きが夕方に集中しやすいことが知られています。これは世界的にも研究されている現象で、日中の刺激や疲労がたまること、昼夜の体内リズムがまだ未発達であることが影響していると考えられます。成長とともに次第に落ち着いていきます。

参考:
パープルクライングとは?
Mayo Clinicの解説(赤ちゃんの泣き)

医師に相談したほうがよいのはどんなときですか?

夜泣きやぐずりが長引くだけでなく、発熱・咳・下痢などの体調不良、体重増加の不良、哺乳量の極端な減少が見られるときは小児科に相談してください。
(参考:厚生労働省 /
日本小児科学会

ハーフバースデーの撮影会はどんな内容ですか?

ハーフバースデーの撮影会は、生後6か月の節目を記念に残せる人気イベントです。かわいい装飾や小物と一緒に撮影し、赤ちゃんの成長をお祝いできます。ご家族での思い出作りにもおすすめです。

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