[研究報告を解説]産後ケアの重要性とサービスの種類や夫ができること

「産後うつ」「産後ストレス」などの言葉を聞き不安に思ったり、なぜ?どうしたら良い?と思う方のために、ママの置かれる状況と産後ケアの重要性や夫としてできることを紹介しているブログです。

<参考文献>
産後早期に助産師の産後ケアを受けた女性の経験 市川香織

産後の女性は自分の体も心も限界なことに気づけないくらいの極限状態にある

産後2ヶ月以内に産後ケアを受けた方へインタビューするという調査を、市川氏が行なってくださいました。
そこに見えたのは、産後ママは極限状態にある中で、産後ケアを受けずにいるケースがあることに気付かされます。

産後ケアを受けたママの感想で聞いたものを一部抜粋してあげると、

というものでした。
つまり産後のママは、自分の身体のダメージを自覚している暇もなかったり、わかっていても休めない環境で過ごし、自分より子どものことなど周りを優先して過ごす方が多いようです。
そして、先が見えない育児や自分の将来のことなど含めて一人で抱え込み、気持ちが張り詰めている状態になってしまうのです。

昔から、産褥期である産後1ヶ月間くらいは「いつでも寝られるような環境で休みながら子育てし過ごす」という知恵がありますが、現代社会では、そういう過ごし方ができない家庭があまりにも多くなっていると思います。

そのため家庭内では、

をしていただきたいです。

産後ケアを受けることで得られる効果

産後2ヶ月でケアを受けた方のインタビューでも、極限状態にあることがわかるので、可能な限りいち早く、ママは産後の休み時間を取ったり、産後ケアの時間を取ることが望ましいと言えます。
夫として最低限のことを紹介します。
ただ、一般論なので最終的には妻の希望をしっかり聞き話し合って決めていただくのがベストです。

自分にあった産後ケアの選び方

厚生労働省のまとめたサービスと、民間サービスの両方の点で、産後ケアにつながるものをご紹介します。

公的機関が提供するケアの形だけで良いというわけでなく、
民間の提供する「親子で楽しめるイベント」も、産後ママが育児家事から解放され、ママ友とのお話を楽しんだり、出会いなどでつながりが増えたりする楽しみの場も、とっても重要な産後ケアの一つの形になります。

<参考文献>
産後ケア事業ガイドライン 平成29年度 厚生労働省

マザネは、産後ケアにつながる楽しい親子イベントを開催しています

親子で楽しめるイベントにはさまざまなラインナップがあります。
赤ちゃんの月齢・年齢に合わせて、ご興味あるものをぜひお選びいただき楽しんでくださいね!

産後に早くから参加できるものとしては、
生後2ヶ月の赤ちゃんと参加できるベビーマッサージや歯固めジュエリーワークショップ。
生後5ヶ月頃から離乳食のお話会などがあります。

あなたはいつから?どのイベントから?参加なさいますか?

マザネInstagram

記事を担当した人

お読みいただき、ありがとうございました。
何を隠そう、私自身が妻にたくさんの負担を背負わせてしまい産後クライシスと呼ばれる状態に陥りました。
この反省を活かし、1人でも多くのパパさん、ママさんが同じ苦しみを味わって欲しくないという思いで、本記事を書きました。

説明不足や、認識違いなどもあるかもしれませんが、
その前提にある、1人でも楽しく幸せな子育て期を過ごすパパさんママさんが増えることを願っているという気持ちを感じ取っていただければ幸いです。

また、品川区、京急本線「立会川駅」近くに私たちのお店がありますので、
お気軽にぜひ一度お立ち寄りください。

みなさまの幸せな暮らしを、心より願っております。

Mother Nature’s Son
さわだひろあき

子育ては、ママも”わたし時間”を目一杯楽しむのが新常識!

初めての子育ては、わからないことだらけ。
何かと不安になりがちだったり。

ですが、赤ちゃんはママが幸せになってほしいと心から願っていると私たちは思っています。

そして、育休中は、一時的にママご自身の”わたし時間”を自由に取れると〜っても貴重な時期だと思いませんか?
我が子にも、人生は楽しく幸せに過ごしていけるんだよ!というのを、大きくなるのがより一層楽しみになるように、ママ自身が”わたし時間”を楽しみんでいきませんか?
ママの幸せは、赤ちゃんの幸せであり、ママと赤ちゃんの幸せがパパの幸せでもあります!!
家族の幸せのスタート地点は、ママの幸せから!ですから!!