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研究結果に基づく『ベビーマッサージの魅力』を解説

ベビーマッサージの魅力をご紹介します!

記事をお読みいただきありがとうございます。

この記事は、
ベビーマッサージ(ベビマ)について興味がある方向けに、
ベビマの簡単な歴史や、効果性を、
「赤ちゃんの心身の発育」
「ママへの良い効果」
「パパへの良い効果」
「夫婦関係に与える影響」
という観点で、ご説明しています。

1、ベビーマッサージ(ベビマ)とは?

簡単な歴史としては、

米国マイアミ大学のティファニー・フィールド博士が「新生児に対する早期介入の方法」と報告したことがはじまりです。
米国ではマッサージセラピーやタッチセラピーと呼ばれ、日本のはじまりは、タッチケアと呼び、病院の新生児集中治療室(NICU)の入院児向けに利用され、早期退院ができたと報告がありました。
最近は、行政や一般の方が、ベビーマッサージ(ベビマ)という呼び名で提供し、利用者は増えつつあります。
これまでも、さまざまな研究者がベビーマッサージに関して、研究してきました。

2、ベビマの効果性

2−1、赤ちゃんへの効果

2つの側面があり、
1つ目は、『身体の発育』
2つ目は、『心の発育』
です。

『身体の発育』について

多数効果が検証されているが、ママ・パパにとって嬉しいものとして、5つの効果があると言われます。

①夜泣きの頻度が減る
②免疫機能の向上
③ストレス減少やストレス行動が減る
④認知的発達への効果
⑤赤ちゃんのママ・パパへのリアクションが良くなることが確認され、社会情緒の発達が促される

参考文献:
Underdown, A., Barlow, J., & Stewrt-Brown, S.. (2019). Tactile stimulation in physically healthy infants: results of a systematic review. Journal of Reproductive and Infant Psychology, 28(1), 11-29.
② Ang, J. Y., Lua, J. L., Mathur, A., Thomas, R., Asmar, B. I., Savasan, S., et al. (2012). Randomized placebo-controlled trial of massage therapy on the immune system of preterm infants. Pediatrics: 130., (6), e1549-e1558.
③ Hernandez-Reif, M., Diego, M., &Field, T. (2007). Preterm infants show reduced stress behaviors and activity after 5 days of massage therapy. Infant Behavior and Development, 30, 557-561.
Abdallah, B., Badr, L. K., & Hawwari, M. (2013). The efficacy of massage on short and long term outcomes in preterm infants. Infant Behavior and Development, 36(4), 662-669.
⑤タッチケアが産後1〜2ヶ月の母親の愛着・育児不安・母子相互作用に及ぼす影響.母性衛生,54(1),61−68. 渡辺香織 2013)

『心の発育』について

親子のつながり・絆を太くする影響があるとされ、近年では「愛着障害」という問題に対応できるとされます。

①赤ちゃんが、ベビマで関わったママやパパとの愛情が増す

2−2、ママへの効果

ベビマを通してだけでなく、参加する親子サロン自体の良い効果も挙げられます。

①ママが赤ちゃんへの愛情が増す
②ベビマにより赤ちゃんのリアクションが良くなるので、ママにとっては子育て不安が減り、楽しいと感じやすくなる
③講師や他の参加者と子育ての悩みや不安を話すことで安心できる
④ベビマで歌われている効果や、イベント中に他の赤ちゃんと我が子が関われる機会を設けられることが、ママにとっては子供のためにできる努力をしてあげられているという「育児自己効力感」「育児自己肯定感」を高められ、やりがいが出る
⑤ママがリフレッシュし、リラックスできる

参考文献:
岡田知子,平田真理子(2012).早期新生児期から行うベビーマッサージの有用性 : 胎児感情評定尺度を用いた愛着形成の検討一.日本看護学会論文集,母性看護,42, 36−38.
母子の心身両側面から評価するベビーマッサージの効果の検証 田中弥生, 渡邊浩子,能町しのぶ
①その他多数の論文
渡辺香織 (2013).タッチケアが産後1〜2ヶ月の母親の愛着・育児不安・母子相互作用に及ぼす影響.母性衛生,54(1), 61−68.
③、④ 子育て支援「ママパパアゴラ」の効果的な展開 ―ベビーマッサージの取り組み― 木澤光子,三輪聖子 家政学部生活科学科生活科学専攻 (2012年9月20日受稿)
加藤千恵子, 成田円, 伊藤道子他(2006),タッチケア教室の成果と課題一タッチケアが母親・父親に与えるリラッ クス効果についての検討一.地域と住民,2475−86.

2−3、パパへの効果

パパの効果に関しては、まだまだ調査が少ない状況です。
数少ない中ですが、パパと子の関係について調べてくださっています。
結果、

①パパがベビマを行うことで、赤ちゃんへの愛情が増す

参考文献
①早期新生児期に父親がベビーマッサージを行うことは、愛着形成の促進に有効であるか検証する。根本さや香, 新山陽子 2008

2−4、パパがママへのプレゼントとして活用してほしいとマザネは考えています

マザネとしては、これまでご紹介した、
子・母それぞれの効果と、ママと子・パパと子の関係性だけではないと捉えています。

例えば、パパが、ベビマなどイベント参加を、ママを気遣いリフレッシュの機会としてプレゼントした場合には、

①ママのことを気遣っていると伝える機会
②イベント参加前または、参加後に夫婦の会話の機会を作れる
③イベント参加の準備などでの妻を行うことで、パパの子育て参加を高めるきっかけを作れる
④夫婦の会話を通じて、ママが感じる夫婦関係の満足度が上げる機会にできる
ママの良い気分転換が得られるし、パパにとっては「参加して楽しかった?」とママに聞く機会を作れる。
女性は、自分のことを話す機会と、会話できる機会や時間が長い方が、夫婦関係が良いと感じやすいそうです。
⑤日頃、ママが感じていた育児不安や育児ストレスを聞いて、パパが手伝う機会を設けられる

このように活用することが考えられます。

もし、この記事をママさんがお読みでしたら、
パパにベビマに参加した方が良い理由のページを別途用意してありますので、
そのページをパパに、共有して、
「ベビマってのがあって、赤ちゃんのためになるみたいだから参加して良いかな?」
って伝えてみてください。

3、ベビマを利用するのはどんなママ?

ベビマ教室や、子育てサロンなどは、どんなママさんが利用しているのか?を調査したものもあります。

その結果は
「多くのママと赤ちゃんが集まる場で子育てを取り組みたい方」
「自分自身のリフレッシュを求めている方」
というケースが多かったようです。

(参考文献:若本純子(J. Wakamoto 2016) 誰がどのように子育て支援を利用してきたのか―我が国の子育て支援 における課題― 佐賀大学教育学部研究論文集 Vol.1 no.1 1‒9

このため、
ママのリフレッシュや、赤ちゃん同士の交流でより良い子育ての機会にこだわりながら、
日常の子育ての悩みや、育児不安・ストレスをリラックスしながら参加者同士や講師の方と話し合えるように工夫している親子サロンも存在します。

子どもはすぐに大きくなります。
貴重な乳幼児の期間をとことん充実できる工夫として、子育てサロンや親子イベントの活用を検討なさるのは、大変おすすめです。

4、動画視聴でやる方法と、子育てサロンイベントでやる方法の違い

最近では、Youtubeなどの動画コンテンツで、行政やベビマ講師が
「ベビーマッサージのやり方」
を投稿しているケースも増えてきました。

ご自宅で、まずはどんなものか?を見てみるために、とっても参考になりますよね。

そこで、
「動画で見てできそうなのに、わざわざベビマ教室に行く必要あるの?」
と素朴な疑問が湧きます。

動画視聴のメリットと、教室参加のメリットそれぞれをご紹介します。

<動画視聴のメリット>

・ご自宅でわずかな隙間時間でも視聴できる
・見よう見まねで、赤ちゃんとのふれあいを気軽に楽しめる
・無料で試せる

<教室参加のメリット>

・講師が直接、教えてくれるので事故リスクが少ない
・ママご自身の気分転換ができる(自宅だと気分転換はしにくいかも)
・講師や参加者との会話の機会を持てる
・赤ちゃん同士の交流の機会が持てる
・ベビマだけでなく育児不安や悩みなどの相談ができる

それぞれのメリットを考えて、ご活用ください。

さらに、最近では児童館でのベビマも多いですが、
子育てサロンで利用できるベビマ教室では、

「講師が、より専門的で現代の育児に合った内容やシェアをしている」
「はじめましてのドキドキ感を拭って、安心して過ごせるような配慮にこだわっている」
「講師や運営者が、参加のママさんが話しやすい雰囲気をこだわって作っている」
「講師や運営者が、参加者同士が気軽に交流できるように、関わりのきっかけを作ったり、参加後もママ友として付き合いやすいような工夫もしている」
「子育てサロンでは、ベビマ教室だけでなく、別のジャンルのお教室や、家族ぐるみで一緒に外に遊びに行ったり、楽しめるイベントを企画しているので、子育て中の週末の予定を楽しく過ごしやすい工夫をしているところもある」

など、ベビマ教室単体でなく、それ以外も見てみると、
児童館では手の届かないところまで、子育て期を楽しく過ごすためのサポートを提供しているところもあります。
それらをまるっと楽しむためにも、話を伺うだけでも良いと思うので、一度は子育てサロンに足を運んでみるのはいかがでしょうか?
子育てサロン運営者の多くが、自分自身の子育て体験があり、経験を踏まえ、素敵な暮らしをしていってほしいという気持ちで活動している方ばかりですので、非常に心強い味方になってくれるはずです。

5、参加にあたって

ベビマイベントに参加する上で、少しだけ、知っておいてほしい心構えがあります。
パパ向けとママ向けへそれぞれご説明していきます。

この切り口を扱う理由は、
「産後の夫婦関係は、大きく変わりやすい」
ためであり、
さらに、私たちは、
『子育て期からの全ての問題は、夫婦円満で解決できる!』
と思っているからです。

ご興味ある方は、ぜひ、パパさんと一緒に以下の記事を読んでください。

それでは、
ベビマ教室に参加するための『パパ』『ママ』の
それぞれで知っておいた方が良いことをまとめてみました。

5−1、パパへ

まずは、ママの状態と気持ちについて、少し知っていただけたら嬉しいです。

ママは、出産の時点で、身体に大きいダメージを負い健康な体に戻るには、数日は無理で、長い時間が必要です。さらに、ホルモンの急激な変化で心のストレスも非常に負担の大きい状態です。
それにもかかわらず、日々の家事や育児をこなす必要のある方は、それによる負荷があり、時に育児がうまくいかない場合は、育児へ自信を失ったりと、育児ストレスが非常に大きいです。

その辛い状況を、夫にすぐ相談できるケースはまだ負担が軽いですが、そうでないと一人で抱え込んで、身も心も大変疲れ切っている状態で、我が子への責任感でやり抜こうと、さらに自分に鞭をうってでも動こうとしている状態の方もいます。
そうすると、大好きなはずの我が子に対しても、愛情を感じられないほど、心が疲れているケースもあるようです。

これを知った上で、ベビマの参加をする上では、
「赤ちゃんのためになるからベビマいいね」
というようなベビマの赤ちゃんへの効果を強く期待するような投げかけは時として、ママを苦しめる可能性があります。

どちらかというと、
「いつも、子どものこと、家事のことなど本当にありがとう。ベビマは赤ちゃんのためにもなるというけど、僕はママ自身のリフレッシュの時間になれるのが一番嬉しいから。
まずは、自分が楽しむことを一番に、過ごしてきてもらえたら嬉しいな」
など、ママのことを一番に想う声かけをしてもらえたら良いと思います。

ベビマから帰ってきた日も
「ベビマ教室楽しかった?」
とかの投げかけにして、
ママからもし、
「赤ちゃんが全然反応なくて・・・」
というリアクションを取ったとしても、
「確かにそれは、残念だったね・・・。けど、何回か通うと赤ちゃん自身も慣れて反応していくかもよ。ママ自身が参加して楽しかったなら、続けてみるのはどうかな?」
と、まずはママが気兼ねなく、自分のリフレッシュのひと時を過ごして良いんだって感じてもらえることを優先した関わりをしてもらえたら良いと思います。

ママは多くの責任を、自ら感じ取って対応しようとして、いっぱいいっぱいになっていくケースもありますので、それを少しでも、緩くしてあげられるように。

5−2、ママへ

ベビマ教室に来られる方の中では、
「旦那に相談しにくいから、言わずにベビマ教室申し込んじゃいました!」
という方もいるほど、様々です。
もし、パパと相談できるなら話しても良いとは思いますが、
相談できない場合でも、参加を決められたら良いと思います。

メリットは多くあり、
ママ自身がご自身の気分転換のためも十分ですし、
それ以外にも、お子さんのためになるし、ママ友ができたら今後の地域の保育園情報や、子育てに関して助け合ったり、一緒に遊びに行けたりなど、挙げたらキリがないくらいのメリットがありますので。

そして、
ベビマ参加の際も、「赤ちゃん自身の反応があるから効果がある」というような視点で捉えてしまうと、楽しい時間を楽しみにくくなってしまうこともあると思います。
赤ちゃんも、人間ですから、初めてのことに緊張してしまうお子さんもいるでしょう。
そして、何回か回数を重ねて通うことで、だんだんと赤ちゃんのリアクションが良くなったといわれますので継続が大事と言えます。

6、まとめ

これまで、ベビマについて、様々な側面をご紹介してきました。
ベビマの効果は、

・子どもの心身の発育
・「ママと子」「パパと子」の関係をよくする
・ママ自身の育児不安・ストレスを減らし、良い気分転換の機会になる

さらに、ベビマ教室だけでなく、親子サロンへの参加は、

・パパとママの会話のきっかけになり、夫婦の会話を増やせ、夫婦で一緒に子育てなど家庭のことを一緒に取り組む良いきっかけを作れる
と言えます。

魅力いっぱいのベビマ・親子サロンをぜひ一度ご体験ください。

この記事を担当した人は

Mother Nature’s Son
さわだひろあき

2児のパパ。
妻と一緒に、素敵ママ講師の皆さんと一緒に、子育てサロンを運営しています。

パパ側の視点で、ママさん・パパさん、子どもさん。
そして、夫婦円満な家庭が増えるよう、ベストを尽くしていきます!

子育ては、ママも”わたし時間”を目一杯楽しむのが新常識!

初めての子育ては、わからないことだらけ。
何かと不安になりがちだったり。

ですが、赤ちゃんはママが幸せになってほしいと心から願っていると私たちは思っています。

そして、育休中は、一時的にママご自身の”わたし時間”を自由に取れると〜っても貴重な時期だと思いませんか?
我が子にも、人生は楽しく幸せに過ごしていけるんだよ!というのを、大きくなるのがより一層楽しみになるように、ママ自身が”わたし時間”を楽しみんでいきませんか?
ママの幸せは、赤ちゃんの幸せであり、ママと赤ちゃんの幸せがパパの幸せでもあります!!
家族の幸せのスタート地点は、ママの幸せから!ですから!!

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