生後5ヶ月のミルク量の目安は?飲まない・飲み過ぎ・ちょこちょこ飲み対策と夜間授乳の考え方

生後5ヶ月の赤ちゃんを育てる中で、「ミルクの適量がわからない」「飲んでくれない」「飲み過ぎて心配」と悩むママは少なくありません。本記事では、赤ちゃんに適したミルクの量や飲まない・飲みすぎ・ちょこちょこ飲みの対策、夜間授乳の考え方、さらに受診の目安や先輩ママの体験談も紹介します。安心して育児を進められるヒントになれば幸いです。

生後5ヶ月の赤ちゃんに適したミルクの量と回数

1回の授乳量と1日の授乳回数の目安

生後5ヶ月の赤ちゃんのミルク量の目安は、1回160〜200mlを1日5〜6回が一般的です。ただし赤ちゃんの体重や成長スピードによって個人差があるため、あくまで目安と考えましょう。

個人差を考慮したミルク量の調整方法

  • 1回の量が少なくても体重が順調に増えていれば問題なし。
  • 授乳後にすぐお腹を空かせるなら量を少し増やす。
  • 飲み残しが続く場合は1回量を減らし、回数を増やす。

▶️完全ミルクのスケジュールはこちら → 生後5ヶ月の完全ミルクスケジュール
▶️混合授乳のスケジュールはこちら → 混合栄養のスケジュール

生後5ヶ月の夜間授乳は必要?

夜間授乳が続く理由と自然に減っていくサイン

5ヶ月頃はまだ夜間授乳が必要な赤ちゃんも多くいます。授乳回数が自然に減っていく子もいれば、夜中に2〜3回起きる子もいます。夜間授乳が減ってきたら「成長のサイン」と捉えてOKです。

夜間授乳を減らすための工夫

  • 寝る前にしっかり授乳する。
  • おしゃぶりや抱っこで落ち着ける環境を整える。
  • 生活リズムを整えて寝かしつけを工夫する。

体験談:「生後5ヶ月になっても夜中に2〜3回起きるのがつらくて…。小児科で『夜間授乳はまだ普通ですよ』と言われて安心しました。」(30代ママ)

ミルクを飲まない・ちょこちょこ飲みの原因と対策

飲まない場合の主な原因と対処法

  • お腹が空いていない → 授乳間隔を少し長くする。
  • 乳首のサイズが合わない → サイズ変更を試す。
  • 環境の影響 → 静かで落ち着いた場所で授乳。

体験談:「うちの子も急に飲まなくなった時期がありました。乳首のサイズを変えたり遊ばせてお腹を空かせたら、また飲むようになりました!」(30代ママ)

ちょこちょこ飲み(少量を頻回に欲しがる)の対応策

  • 授乳間隔を少し空けてまとめて飲めるように促す。
  • 外遊びやお散歩で気分を変えてから授乳する。
  • 体重が順調に増えていれば問題なしと考える。

体験談:「5ヶ月頃ちょこちょこ飲みばかりで疲れましたが、体重は増えていたので先生に『問題なし』と言われ安心。赤ちゃんのペースを尊重することも大切だと実感しました。」(20代ママ)

▶️関連:生後5ヶ月の赤ちゃんがミルクを飲まない原因と対処法

ミルクの飲み過ぎによる影響と適切な対応策

飲みすぎると吐き戻しや便秘の原因になります。

  • 3〜4時間ごとを目安に間隔を空ける。
  • 授乳後にしっかりゲップをさせる。
  • 満腹サインを見逃さず、無理に飲ませない。

体験談:「飲みすぎて吐くことが多かったので、授乳間隔を長めにしておしゃぶりで気を紛らわせたら落ち着きました。」(30代ママ)

離乳食開始時期のミルクとのバランス

離乳食初期の進め方とミルクの位置づけ

5〜6ヶ月から離乳食を始める赤ちゃんもいますが、栄養のメインはまだミルクです。離乳食は1日1回、小さじ1から無理なく進めましょう。
参考:こども家庭庁|授乳や離乳について

離乳食とミルクのスケジュール例

  • 離乳食前に少しミルク → 空腹すぎると不機嫌になるため。
  • ミルクの回数は減らさない。
  • 赤ちゃんのペースを優先して無理なく進める。

体験談:「離乳食を始めたらミルクが減って心配でしたが、『栄養のメインはミルク』と知って安心。楽しく食事できるよう意識しました。」(20代ママ)

受診を検討すべきサイン

  • 体重が増えない・減ってしまう。
  • 嘔吐や下痢が続く、水分が取れない。
  • 元気がなくぐったりしている。

心配なときは早めに小児科へ相談しましょう。
参考:こどもの救急:赤ちゃんが泣き止まないとき(受診目安チェックリスト付き)

体験談:「急に飲まなくなり受診したら風邪でした。先生に『心配なときはすぐ来ていい』と言われ安心しました。」(30代ママ)

まとめ

生後5ヶ月のミルク育児では「適切な量」「飲まない・飲みすぎ・ちょこちょこ飲みへの対応」「離乳食とのバランス調整」が大切です。不安が続く場合は小児科に相談しましょう。

6ヶ月を迎える頃は“ハーフバースデー”のお祝いも人気です。赤ちゃんの成長を記念に残せるハーフバースデー撮影会もおすすめです。

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ママの健康とメンタルケア

リフレッシュ方法とセルフケア

  • 5分でも好きな音楽やノンカフェインコーヒーでリラックス。
  • 家族に協力を頼む。
  • 深呼吸やストレッチを取り入れる。

周囲のサポートを得るコツ

  • 「助けを求めてもいい」と意識する。
  • 具体的にお願いする(例:「少しの間抱っこしてて」)。
  • パートナーと子育てについて話す時間を持つ。

よくある質問(FAQ)

生後5ヶ月のミルク量の目安は?

一般的には1回160〜200mlを1日5〜6回が目安です。赤ちゃんの個性に合わせて、飲み残しが続くなら1回量を少し減らして回数を増やす、すぐ空腹になるなら量を少し増やすなど調整しましょう。

夜間授乳は必要?減らすコツはありますか?

5ヶ月では夜間授乳が続く子も多い時期。無理にゼロにせず、寝る前のしっかり授乳・生活リズムの安定・おしゃぶりや抱っこでの落ち着け環境づくりなどで、自然に回数が減るのを待ちましょう。

ちょこちょこ飲み(少量を頻回に飲む)への対応は?

授乳間隔をやや空ける、外気浴や散歩で気分転換してから授乳するなどの工夫が有効です。体重が順調に増えているなら大きな問題ではないことも多いので、記録をつけて様子を見ましょう。

飲み過ぎが心配です。どんな影響と対策がありますか?

吐き戻しや便秘の原因になることがあります。3〜4時間を目安に授乳間隔をとる、授乳後にしっかりゲップ、満腹サインが出たら無理に飲ませない—を意識しましょう。

離乳食を始めたらミルクはどうすればいい?

5〜6ヶ月で離乳食を始めても栄養の中心はまだミルク。1日1回・小さじ1から無理なく進め、離乳食前に少量のミルクで機嫌を整えるのも◎。詳しくは
こども家庭庁|授乳や離乳について
を参照してください。

小児科の受診目安は?

体重が増えない・減る/嘔吐や下痢が続く/水分が取れない/ぐったりしている等は早めに受診を。参考:
こどもの救急:赤ちゃんが泣き止まないとき(受診目安チェックリスト付き)

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