2歳で言葉は理解しているのに喋らない…その理由と親ができること
お子さんが2歳を迎え、言葉の理解は進んでいるのに、なかなか話し始めないと心配されているママも多いのではないでしょうか。本記事では、その原因と考えられる要素を解説し、親としてどのようにサポートできるかを具体的にご紹介します。さらに、専門家への相談の目安や、ママ自身の健康管理と育児ストレスの解消法についても触れています。お子さんの成長をサポートするためのヒントを、一緒に見つけていきましょう。
言葉を理解しているのに話さない理由
2歳になっても言葉を理解しているのに話さない場合、以下のような理由が考えられます。
1. まだ話す必要を感じていない
子どもによっては、親や周りの人が自分の気持ちを察してくれるため、言葉を発する必要性を感じていないことがあります。
先輩ママの体験談 「うちの子は欲しいものがあると、ただ指を指すだけで私が取ってあげるので、全然話さなかったんです。でもある日、子どもがジュースを指差したときに、『なんて言うの?』と聞いてみるようにしました。最初は困った顔をしていましたが、『ジュース?』と私が促すと、『じゅー!』と言うように。少しずつですが、自分の意思を言葉にする機会が増えました。」(30代ママ)
2. 言葉の発達には個人差がある
言葉の発達は子どもによって異なり、特に男の子は女の子よりも遅れることが多いとされています。「3歳になったら急に話し出した」というケースも珍しくありません。
先輩ママの体験談 「息子は2歳を過ぎても単語すらほとんど話さなくて、心配でした。でも、他の子を見ていて『言葉の発達には個人差がある』と知り、焦らないようにしました。すると、ある日突然、『ママ、おいしい!』と言うように。無理に話させようとしなかったのがよかったのかもしれません。」(20代ママ)
3. 環境要因の影響
家庭環境や育児スタイルが影響することもあります。テレビやタブレットの使用時間が長いと、言葉を発する機会が減る可能性があります。
先輩ママの体験談 「夕方の忙しい時間にYouTubeを見せることが多かったのですが、ふと気づくと、子どもが全然言葉を発していないことに気づきました。それからは、お絵描きやおままごとを一緒にする時間を増やしたら、だんだんと『ママ、これなあに?』と話しかけることが増えてきました。」(30代ママ)
4. 発達に関する課題がある可能性
自閉症スペクトラム症(ASD)や言語発達遅延などの可能性も考えられます。その他の発達面での遅れがないか、日常の様子を注意深く観察することが大切です。

言葉を引き出すために親ができること
1. 子どもに話しかける機会を増やす
「今日はどんなことをしたの?」と問いかけたり、「このお花、きれいだね」と感想を伝えたりすることで、子どもが言葉を使う機会が増えます。
先輩ママの体験談 「公園に行ったときに、子どもが何かを指差すたびに、『これは赤い花だね』『これはすべり台だね』と声に出していました。最初は聞いているだけでしたが、ある日、『あか!』と言ってくれたんです!日常の会話を大切にすることが、本当に大事だなと思いました。」(20代ママ)
2. 言葉のリピートや言い換えをする
子どもが指を指したら「りんごが欲しいの?」と語りかけたり、「ワンワン!」と言ったら「そうだね、ワンワンは犬だね」と言い換えるのも効果的です。
先輩ママの体験談 「子どもが『ブーブー』と言うと、『そうだね、赤い車だね!』と返すようにしていました。すると、しばらくしてから、『あか ぶー!』と2語で話すように!少しずつでも言葉が増えるのがうれしかったです。」(30代ママ)
3. 絵本や歌を活用する
絵本を読むことで言葉のリズムや表現を学びやすくなります。また、簡単な童謡を一緒に歌うことで、発語を促すこともできます。
先輩ママの体験談 「毎晩寝る前に同じ絵本を読んでいたら、子どもが絵を指差して『くま!』と言うようになりました。何度も繰り返すことで、自然に言葉が増えていくのを実感しました。」(20代ママ)
4. 身振りやジェスチャーを活用する
言葉が出にくい子どもには、身振り手振りで意思表示をするように促しながら、言葉を付け足すようにしていくと、自然に言葉を覚えやすくなります。
先輩ママの体験談 「子どもが牛乳を飲みたいときに、手でカップを持つ仕草をしていたので、『ぎゅうにゅうちょうだい』と言うように促しました。何度か繰り返しているうちに、『ぎゅー!』と声に出せるようになり、とてもうれしかったです。」(30代ママ)

▶️2歳で言葉の発達が遅いと感じた時について詳しくは「2歳で言葉が遅い子の特徴とは?原因と対策を先輩ママ体験談交え解説」をご覧ください。
いつ専門家に相談すべき?
以下のような場合には、小児科や言語聴覚士(ST)に相談するとよいでしょう。
- 2歳半を過ぎても単語がほとんど出ない
- 親の言葉をオウム返しするだけで、自分で発語しない
- アイコンタクトが少ない、指差しをしない
- 言葉以外の発達(運動・社会性など)にも遅れが見られる
まとめ
2歳で言葉を理解しているのに話さないのは珍しいことではなく、焦る必要はありません。まずは、子どもが話したくなる環境を作り、親が積極的にコミュニケーションを取ることが大切です。それでも心配が続く場合は、専門家の意見を聞いてみるのも一つの方法です。子どものペースに寄り添いながら、成長を温かく見守っていきましょう。
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おお
