生後5ヶ月で横向きで寝るのは大丈夫？頭の形に影響する？
生後5ヶ月の赤ちゃんが横向きで寝る姿を見て、可愛いと思う一方で、安全性や頭の形など気になることも多いのではないでしょうか？この記事では、横向き寝のリスクやメリット、頭の形への影響、対策などを専門家が詳しく解説します。
生後5ヶ月で横向きに寝ること自体にリスクはある？
生後5ヶ月の赤ちゃんが横向きで寝ること自体は特に大きなリスクはありません。
ただし、寝返りを上手にできない状態で、意図せず横向きからうつ伏せになってしまい、窒息のリスクが高まる可能性があります。研究報告では、横向き寝が乳児突然死症候群（SIDS）のリスクを高めるとされます。
場所によっては、横向き寝からの寝返りで、ベッドから落ちてしまったなどのリスクもあるので、寝かせる場所も気になさった方が良いです。
生後5ヶ月で横向きに寝でのメリットもあるんです
横向き寝での良い点として、
- 吐き戻しを軽減
- 呼吸が楽
- 意図的に横向き寝で寝返りを練習する機会を作れる
授乳後など、吐き戻しが多い赤ちゃんには、横向き寝が楽な姿勢かもしれません。
鼻詰まりがある時など、横向きの方が呼吸がしやすい場合があります。
寝返りを横向き寝の状態から始めていくと言うのもあります。
ただし
これらのメリットは、必ずしも横向き寝でなければ得られないものではありません。
赤ちゃんの成長に合わせて、安全な寝方を優先しましょう。
基本的には、しっかり寝る時は仰向け寝をおすすめします。（参考：日本政府：こども家庭庁のページ）
横向きに寝る時にいつも同じ方向で寝てしまうので頭の形が心配です。大丈夫でしょうか？
生後5ヶ月頃はまだ頭蓋骨が柔らかいため、長時間同じ向きで寝ると頭の形が偏ることがあります。
これを防ぐために、以下の対策を検討しましょう。
- 寝る向きを変える
- 抱っこやおんぶを取り入れる
- 授乳の向きを調整
- 腹ばいの時間を増やす
頭の向きを左右交互に変えるよう意識しましょう。
日中の時間を抱っこやおんぶで過ごすことで、同じ向きに圧がかかるのを防げます。
母乳やミルクを与える際、左右交互の方向で抱っこすることでバランスをとることができます。
首や背中の筋肉を鍛えるため、日中は安全な環境でうつぶせ遊びを取り入れるとよいでしょう。
私の子供も、いつもママが右で寝ていたので、そのママを見るために子供がいつも同じ向きに顔を向けて寝ていたので、一時期頭の形が偏ってしまっていました。
気づいてから、バランスよく寝る方向を変えながら寝ていたら、綺麗な形に戻っていったという体験があります。
いつも同じ方向での横向き寝にしないための対策
赤ちゃんが常に同じ方向に横向きで寝ることを防ぐために、次の方法を試してみてください。
- 寝る向きを調整する
- 興味を引く方向を工夫する
- 体勢をサポートする
- 日中の動きを増やす
寝かせる場所を変えることで、赤ちゃんの向く方向を変えられます。
赤ちゃんがよく見るおもちゃや光源を逆側に配置すると、向きを変えることが促されます。
必要であれば、タオルを丸めて背中側に置くなどして、反対向きに寝かせる手助けをしましょう（ただし、寝返りの妨げにならないよう注意）。
日中の遊びや運動を意識的に取り入れることで、筋力の発達を促し、自然と体勢の偏りを防ぐことができます。
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お家で簡単に取り入れる場合は「わらべうた」を流しながら一緒に遊ぶ。
ですが、さまざまな経験をさせてあげたいときは、子育てサロンで行うのがおすすめです。
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まとめ
生後5ヶ月の赤ちゃんが横向きで寝ることは、基本的には大きな問題ではありませんが、寝返りによるリスクや頭の形への影響を考慮する必要があります。
赤ちゃんの寝姿勢を適切に管理し、安全な環境を整えることで、安心して成長を見守ることができます。
毎日の寝かしつけの中で、少しずつ工夫を取り入れてみましょう。
日常の子育てに、良い気分転換や、子どもへの良い刺激になったら！と思う方は、子育てサロンへお出かけがおすすめです。
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