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子育てのココロとカラダの疲れを癒す方法

子育てのココロとカラダの疲れを癒す方法

自律神経を整えていくことで、ココロとカラダの疲れを癒していく方法について、心療内科医の鈴木裕介先生に学んだことをまとめています。


今年は本当に暑いですね💦

幼いお子さんを育てていると、
家にいても、いつも何かしら対応しないといけない状態で、さらに疲れが溜まってしまう状態にあると思います。

子どもはあっという間に大きくなってしまうから、月齢・年齢ごとの楽しみをめいっぱい楽しみたい!
とはいえ、身体がついていかない💦

そんな、ココロもカラダも余裕のない状態から抜け出し、
ママご自身が元気いっぱいで気持ちも余裕を持って楽しんでいただけるように、
今回は「休み方」を心療内科医の鈴木裕介先生に学んだことをお伝えします。

・疲れを「自覚」するところから
ストレスが蓄積すると、最初に身体に症状が現れるそうです。
少しでも違和感を感じたら、自分は休みが必要だと認識していただき、しっかりと休息を取ってください。

・疲れの種類は2種類ある!?
疲れを、自律神経で紐解くと、ココロとカラダの状態は3種類に分けられるそうです。

①炎のモード(アッパー系)
まさに、アクセル全開状態!
交感神経優位となっている状態です。

②リラックスモード
安心安全を感じられる状態となる副交感神経ですが、
副交感神経はさらに、腹側迷走神経と背側迷走神経に分かれるようです。
リラックスモードは、腹側迷走神経が優位の状態で、
中庸でいちばん落ち着いた理想的な状態です。

ちなみに、背側迷走神経が優位だと次の氷のモードの状態です。

③氷のモード(ダウナー系)
ストレスや疲れがピークになっている状態での副交感神経が優位だと、背側迷走神経が優位になる状態。
こうなると自律神経のバランスが崩れて、フリーズ状態「氷のモード」になるそうです。

・炎のモードや氷のモードからリラックスモードへ移るには?


①炎のモード
アクティブでイライラしやすい状態です。

<炎のモードから抜けリラックスモードへ移行する方法>
できるだけ頭を使わずに、ぼーっとする
人との接触を極力減らし、積極的に引きこもる
深くゆっくりした呼吸をする
ラベンダーやクラリセージなどの鎮静系のアロマグッズを利用する
ハーブティーや漢方薬などを利用する
心を落ち着かせるような、静かな曲を聴く
暖かい湯船に浸かる
首や肩を温めてほぐし、リラックスする
部屋の照明を落とし、刺激を減らす

③氷のモード
気力が低下し、省エネモードになっています。

<氷のモードから抜けリラックスモードへ移行する方法>
早めの呼吸をする
レモングラスやペパーミントのにも覚醒系のアロマグッズを利用する
運動などで体を動かして心拍数を高める
サウナや水風呂で体に温度刺激を与える
エキサイティングなゲームをする
音楽を聴いたり、歌ったりする
抑揚をつけて、会話を楽しむ
意識をして食べ物をよく噛む
太陽の光を浴びる

・暮らしの中で
いっつも子どもと関わって、思い通りにならない中で、なんとか我慢しながら、対応。
家のことも私ばっかり・・・イライラ・・・
こんな状態が続いている時は、常に炎のモードでいる状態と考えられます。

できるだけ、子どもと関わることから離れられる時間をパートナーやばぁばなどの協力を得たり、一時預かりなどのサービスを使ったりしながら、取ってみてはいかがでしょうか?
いつも炎のモードだと、自分がココロもカラダも元気でいる状態がわからなくなってしまっている可能性があります。

他のママに聞いたお声でも、
「少しの時間でも、子育てを一人でなんとかしなきゃって状態から離れたら、自分がどれだけ疲れ切っていたのか気づきました😭」
とお聞きしたこともあります。

別のパターンで、
もし、ふと「何にもやる気が起きない・・・」
子どもの表情や、楽しいはずのことも嬉しい楽しいってことも感じなくなってしまった・・・
これは、ストレスや疲れがピークに達していて、氷のモードのフリーズ状態になっている可能性があります。

その場合は、
子育てなどストレスや疲れの原因となることを少しでもやる量を減らして、安心できる人との会話の時間を積極的に取ると良いそうです。
そうする中で、エンジンはかからないけれど、少しは動けるなど変わってきたら、
好きな音楽を聴きながら歌ったり、
レモングラスやペパーミントなどのアロマグッズを利用したりすることで、自然なリラックスモードへ移っていけるそうです。

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