生後8ヶ月の赤ちゃんタイムスケジュール完全ガイド|離乳食・授乳回数・睡眠リズムまで解説
公開日:2025/3/19
最終更新日:2025/8/23

生後8ヶ月になると、離乳食の回数が増えたり、授乳やミルクの量が変化したりと、赤ちゃんの生活リズムが大きく変わる時期です。「1日の過ごし方はどう整えたらいい?」「授乳や離乳食の量は足りているの?」と悩むママ・パパも多いでしょう。この記事では、生後8ヶ月の赤ちゃんのタイムスケジュール例を中心に、離乳食・授乳回数・夜間授乳・睡眠リズムまでをわかりやすく解説します。先輩ママの体験談も交えながら、無理なく取り入れられる工夫をご紹介します。
生後8ヶ月の赤ちゃんのタイムスケジュール例
1日の流れ(離乳食・授乳・睡眠・遊び)
- 7:00 起床・授乳
- 8:00 朝ごはん(離乳食)
- 9:00 お出かけ・遊び
- 10:30 お昼寝(30分〜1時間)
- 12:00 昼ごはん(離乳食)+授乳
- 13:00 室内遊び・ふれあい
- 15:00 お昼寝(30分〜1時間)
- 17:30 夕ごはん(離乳食)+授乳
- 18:30 お風呂
- 19:30 授乳・就寝
午前・午後・夜の過ごし方ポイント
午前は活動量が増える時間帯なので、散歩や体を動かす遊びがおすすめ。午後は絵本や指先遊びなど落ち着いた遊びに切り替えると、夜の入眠がスムーズになります。
生活リズムを整えるための工夫
- 授乳・食事の大まかな時間帯を一定にする
- 昼間はしっかり活動して夜の睡眠につなげる
- お昼寝が長すぎないように調整する
生後8ヶ月の離乳食の進め方と食事量の目安
モグモグ期に食べられる食材と調理法
柔らかく煮た野菜や果物、7倍がゆ、豆腐、白身魚などが適しています。調味料は基本不要で、舌でつぶせる柔らかさが目安です。
1回あたりの主食・野菜・たんぱく質の量
- 主食(おかゆなど):50〜80g
- 野菜・果物:20〜30g
- たんぱく質(豆腐・魚・肉など):10〜15g
▶️ 離乳食の詳しい進め方は
生後8ヶ月の離乳食の量・回数・間隔のベストな進め方
をご覧ください。
食べないときの工夫と先輩ママの体験談
「最初は食べる量が少なくて心配でしたが、スプーンの形を変えたり、野菜を甘めにすると食べてくれるようになりました!」(20代ママ)
▶️ 急に食べなくなった時の対応は
生後8ヶ月で急に離乳食を食べなくなった時の対策
を参考に。
参考:
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定)」/
WHO「Complementary feeding」
生後8ヶ月の授乳・ミルクの量と回数
離乳食と授乳・ミルクのバランス
離乳食が1日2〜3回に増えることで、ミルクや母乳の量は少しずつ減ります。平均のミルク量は1日600〜800ml、回数は4〜5回が目安です。おしっこの回数、機嫌、体重の増え方も合わせて調整しましょう。
授乳回数の調整方法と満腹サイン
- 離乳食の前後に授乳を取り入れる(後だけでもOK)
- 夜間が多い場合は、昼間の食事量を増やして調整
- 口を閉じる・手で押しのけるなどの満腹サインで終了
ミルク量が減ったときの原因と対策
▶️ 詳細は
生後8ヶ月のミルク量が減った原因と対処法
をチェック。
▶️ 体重増加とのバランスは
生後8ヶ月に最適なミルクや授乳の量と回数
もあわせてどうぞ。
参考:
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定)」/
WHO「Guideline for complementary feeding of infants and young children (2023)」
夜間授乳はいつまで?減らす方法と注意点
夜間授乳が必要なケース
夜間にお腹がすいて泣く赤ちゃんも多く、1〜2回は続くことがあります。昼間の摂取量や活動量にも左右されます。
少しずつ減らすための工夫
昼間にしっかり離乳食を食べられるようサポートすると、夜間の授乳回数が自然と減るケースも。寝かしつけのルーティンを整えるのも有効です。
実際に夜間授乳を減らしたママの声
「夜間授乳が多くて大変でしたが、昼間の食事を増やしたら自然に夜の回数が減りました!」(20代ママ)
▶️ 具体的な減らし方は
生後8ヶ月の夜間授乳はいつまで?減らす方法と注意点
をご覧ください。
参考:
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定)」/
WHO「Complementary feeding」(6–8ヶ月は1日2〜3回の補完食)
パパの協力を得やすくする工夫
具体的にお願いするコツ
「夜のお風呂〜寝る準備〜寝かしつけを担当してくれると助かる」など、役割を具体的に伝えると協力を得やすくなります。
育児を一人で抱え込まないために
「週1回でもパパにお風呂をお願いすると、気持ちに余裕ができました!」(20代ママ)
地域の子育て支援サービスと交流の場
子育てサロンの活用法
月齢ごとの遊びやイベントで、赤ちゃんに新しい刺激を。
👉 例えばベビーアート撮影会など、思い出づくりにも人気です。
子育て支援センターで得られるサポート
無料や安価で参加でき、地域のママ同士の交流や育児相談にもつながります。
まとめ|生後8ヶ月の生活リズムを整えて育児を楽しもう
生後8ヶ月は生活リズムを安定させる大切な時期。離乳食・授乳回数・夜間授乳の工夫を取り入れつつ、赤ちゃんの個性に合わせたスケジュールを意識すると、家族みんながラクになります。困ったときは、体験談や地域の支援を活用しながら、無理せず楽しんでいきましょう。
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スケジュールを詳しく知りたい方
こんなお悩みがある方へ
生活リズムの質を高める補足情報
暑い時期の水分補給の注意
外出や室内でも暑熱環境では、汗や体温上昇により水分が不足しがちです。こまめな水分提供と室温管理を心がけ、体調の変化に注意しましょう。
参考:
環境省「熱中症環境保健マニュアル」/
同フル版PDF
よくある質問(生後8ヶ月の生活リズム・離乳食・授乳)
生後8ヶ月の1日のタイムスケジュール例は?
一例:7:00 起床・授乳 → 8:00 離乳食 → 午前の外遊び → 10:30 お昼寝 → 12:00 離乳食+授乳 → 15:00 お昼寝 → 17:30 離乳食+授乳 → 18:30 入浴 → 19:30 授乳・就寝。大枠の時間帯を一定にすると整いやすいです。
生後8ヶ月の離乳食の量・回数の目安は?
モグモグ期(7〜8ヶ月)は1日2〜3回が目安。1回量は主食50〜80g、野菜・果物20〜30g、たんぱく質10〜15g。詳しい進め方は
離乳食の量・回数・間隔のベストな進め方 をどうぞ。
授乳・ミルクの量と回数の目安は?
離乳食が進むにつれミルクや母乳は少しずつ減ります。ミルクは1日600〜800ml、回数は4〜5回が一つの目安。体重の増え方や機嫌、排尿回数を見ながら微調整しましょう。
基本の考え方は ミルクや授乳の量と回数の目安 に詳しくまとめています。
夜間授乳はいつまで?減らすコツは?
個人差はありますが1〜2回残ることも。昼間の摂取量を増やす、寝かしつけのルーティンを整えるなどで少しずつ回数を減らすとスムーズです。
ステップは 夜間授乳はいつまで?減らす方法と注意点 をご覧ください。
ミルク量が急に減ったときの対処法は?
離乳食の進み、遊び飲み、体調や環境変化などが要因のことも。授乳間隔や乳首サイズ、姿勢・室温を見直し、数日〜1週間ほど様子を見て調整します。
具体策は ミルク量が減った原因と対処法 を参照ください。
離乳食を急に食べなくなったときは?
味・固さ・温度・スプーンの形・食べる環境を変えてみましょう。量を一時的に減らし“食べ切れる成功体験”を積むのも有効です。
実例は 離乳食を食べなくなった時の対策 にまとめています。
水分補給は何をどれくらい?
母乳・ミルクを基本に、状況に応じて麦茶や白湯を少量ずつ。暑い時期はこまめな提供と室温管理を。基本の考え方は
水分補給のポイント に詳しい解説があります。
おやつはいつから・どのタイミング?
“おやつ=栄養補助の軽食”として、午後の活動前後などに少量を。離乳食やミルクの摂取に影響が出ない時間帯・量で与えます。
目安とレシピは おやつのタイミングとおすすめレシピ を参考にしてください。
お昼寝はどれくらいが目安?
30分〜1時間程度を午前・午後1回ずつが一例。夕方の長寝は夜の入眠に響くことがあるため、起床時間とのバランスで調整しましょう。