0歳から3歳のくしゃみは花粉症?見分け方とママのための対策ガイド
初めての育児中、赤ちゃんのくしゃみが増えると「もしかして花粉症?」と不安になることがありますよね。特に季節の変わり目は、風邪との見分けがつきにくく、どう対処すべきか悩むママも多いでしょう。本記事では、赤ちゃんのくしゃみの原因が花粉症かどうかの見極め方や、具体的な対策方法、さらに育児中のママの不安を軽減するためのアドバイスをご紹介します。研究報告と先輩ママの体験談を交えながら、わかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
研究報告から分かった赤ちゃんの花粉症の実態
乳幼児期で花粉症の発症ピーク年齢
国立病院機構三重病院時日咽頭科の増田氏の調査で生後8ヶ月から16歳の年齢を対象に行った研究報告によると、
スギ花粉に対する感作(アレルギー反応を示す状態)は2歳以降に増加し始め、3歳でピークを迎えることが分かっています。特にアレルギー疾患を持つ子どもは、2〜5歳の間に感作が急激に進む傾向があります。
2歳で発症は全体の16.39%
3歳で発症は全体位の19.67%
ちなみに、親が花粉症を疑って診断を受けるのは2歳以降に多くなるそうです。
参考:乳児期から思春期までの小児におけるスギ花粉感作の実態
赤ちゃんが花粉症になりやすい要因
- 誕生月の影響:1〜3月生まれの赤ちゃんはスギ花粉症になりやすい傾向がある。
- ダニアレルギーとの関連:スギ花粉にアレルギーを持つ赤ちゃんの多くが、ダニにも感作されていることが報告されている。
- 遺伝的要因の可能性:家族にアレルギー体質の人がいると、赤ちゃんも花粉症になりやすい可能性がある。
研究結果をふまえた対策
- 生後すぐの花粉曝露を減らす:生後3〜6カ月の花粉曝露が多いと、将来的な花粉症リスクが高まるため、赤ちゃんの時期はできるだけ花粉を避ける工夫を。
- ダニアレルギーの対策も重要:花粉症とダニアレルギーは関連があるため、こまめな掃除や寝具の管理も大切。

赤ちゃんのくしゃみは花粉症?風邪との違いを見極めるポイント
赤ちゃんがくしゃみをすると、「もしかして花粉症?」と心配になりますよね。風邪なのか、花粉症なのか、それとも別の原因があるのかを見極めるために、それぞれの特徴を整理してみましょう。
花粉症の主な症状
赤ちゃんが花粉症の場合、次のような症状が見られます。
- 連続したくしゃみ:1回ではなく、何度も続けてくしゃみをする。
- 透明な鼻水:さらさらとした水っぽい鼻水が出る。
- 目のかゆみ:赤ちゃんが目をこすったり、涙が出やすくなる。
- 季節性がある:特定の季節(春や秋など)に症状が悪化する。
風邪の主な症状
風邪の場合、花粉症とは異なる特徴があります。
- 鼻水が黄色っぽい:ウイルスや細菌による感染で、粘り気のある鼻水になることが多い。
- 発熱があることが多い:花粉症では発熱しないが、風邪では発熱を伴うことがある。
- 咳や喉の痛み:風邪の場合は、くしゃみ以外にも咳や喉の痛みがあることが多い。
症状の持続期間と季節性
花粉症の場合、同じ時期に毎年発症する傾向があります。一方で、風邪は1〜2週間程度で自然に治ることがほとんどです。
赤ちゃんのくしゃみが続く場合は、症状の経過を観察しながら、必要に応じて医師に相談すると安心です。

赤ちゃんの花粉症を予防・対策する方法
赤ちゃんの花粉症を少しでも和らげるために、家庭でできる対策を紹介します。
室内環境の整え方
- 窓を開ける時間を調整:花粉の多い時間帯(午前中)を避けて換気をする。
- 空気清浄機の活用:HEPAフィルター付きの空気清浄機を使うと、花粉を減らせる。
- 洗濯物の部屋干し:外干しすると衣類に花粉が付着しやすいので、室内干しを検討。
外出時の注意点
- 帽子やベビーカーのカバーを利用:赤ちゃんに直接花粉が付かないようにする。
- 帰宅時に衣類を払う:玄関で衣類の花粉を払ってから室内に入る。
- こまめに顔を拭く:赤ちゃんの顔を湿らせたガーゼやウェットティッシュで拭くと、花粉の付着を防げる。
医師への相談と治療法
赤ちゃんの花粉症が疑われる場合は、かかりつけ医や小児科で相談するのがベストです。赤ちゃんでも使える抗アレルギー薬を処方してもらえることもあります。
ママの体験談
「うちの子も春になるとくしゃみが増えて、何度も病院に行きました。でも、先生から『まだ確定はできないけど、花粉の影響はあるかもしれないね』と言われて、まずは家でできる対策を続けています。同じ悩みを持つママがいると知るだけで、少し安心しました!」(30代ママ)
「1歳の息子がくしゃみと鼻水がひどく、花粉症かも?と心配になりました。医師に相談すると、まずは室内環境を整えることをすすめられました。こまめに換気し、加湿器を使うようにしたら、息子の症状が少し落ち着いた気がします!」(20代ママ)
まとめ
赤ちゃんのくしゃみが花粉症かどうかは、風邪との違いを見極めることで判断しやすくなります。症状が続く場合は、室内環境を整えたり、外出時の工夫をしたりすることで軽減できるかもしれません。
ママ自身も、心配しすぎず、できる範囲で対策をしながら周囲に頼ることが大切です。赤ちゃんの健康を守るために、専門家のアドバイスや先輩ママの経験を参考にしながら、無理せず育児を楽しみましょう!
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